あとがき
あとがき
まずはこの作品を最後まで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。
そしてあとがきを最初に読む派でこれから読もうかなと思ってくださっている方々、ありがとうございます。
「神器の巫女 憧憬落暉とひとり姫」いかがでしたでしょうか?
おもしろかったにしろつまらなかったにしろ、読んでいただけることがなによりも嬉しい限りでございます。
筆者は所謂アニオタでございまして、思春期の頃には漫画家になりたいなんて思いつつも漫画や絵の練習勉強をするわけでもなく、当然上手くならないので諦め、小説家ならば絵を書かなくていいし、日本語の文章なら余裕でしょ?なんて、碌に日頃から読書もしないのに文章を上手く書けるわけもなく、本当に世の作家さん達のように血の滲むような努力をすることもせず舐めた人生を送り、ただただ設定を妄想し続けるだけの日々を送っておりました。
そんな折、とあるラノベアニメを見ていて思ったのです。
「なんでこんなつまらない物がアニメ化されるんだろう?」って、当然作品名は出せませんが、(ちなみに「とある」ではないですよ、だいたいヒロインの名前にしちゃってるしねっ!!)そんなことを思っていたら沸々と創作意欲が湧いてきて、今まで温めてきた設定を新たに練り直し、俺ならあれよりもおもしろい物語が書けるぞ!なんて思いながら一年が過ぎようと言うのに、設定だけ考え続けて日々が過ぎて行きました。
クズすぎる、俺クズすぎるっ!人の作品をディスっておいて、自分は物語一つ書き上げるどころか書き始めもしないくせに、だいたい「おもしろい」って思って読んでくれる読者が何十万人、何百万人もいるからあれはアニメ化されたんだよ!
そんだけの人を魅了する物語、設定、文章を作り上げたからアニメ化されたんだよっ!!
ああ、恥ずかしいったらありゃしない、人の作品につまらないとケチをつけるのならば自分でもなにか作品を生み出し、それを誰かに読んでもらいそして貶されようと思い立ち、そしてようやくこの作品を書き上げることができました。
そしたら案の定、貶されるどころか見向きもされない凡作がこの様に誕生したわけであります。
それでも、毎日更新を続けると少しずつPVも増えてブックマークをしてくれる方や、ユニークの数字が増えると本当に嬉しくて、一人でもこの作品を読み続けてくれる人がいれば書き続けることができるな、なんて偉そうに思ってしまいました。
最初は四苦八苦しながら文章を書き始めて、登場人物達のキャラが掴めてくるとだんだんと書くのがおもしろくなり、弥命が泣きながら健登と言い争う場面や、土屋葵と和解する場面など、恥ずかしながらちょっと潤っとしながら書いている自分がいたりして、今まで一つの作品をちゃんと終わらせたことのなかった自分が今回こうして書き上げることができたのは、あの「つまらないラノベアニメ」に出会えたからだと思います。
失礼を承知で言わせてもらうっ!
ありがとう「あのつまらない糞ラノベアニメ」
こんなこと書いてると、お前の作品の方が糞つまんねえよって叩かれるかもしれないけれど、それは重々承知しております。
いつの日かその何百万人をも虜にしている超ヒット作品を超えるような作品を自分が生み出すことができたのなら、その時にもう一度作品名をだしてお礼を言いたいと思います(笑)
そして今のうちに謝っておきます。
はいっ!本当にごめんなさいっ!!
少しだけ作品のことにも触れたいと思います。
筆者はそのジャンルのパイオニア「聖闘士星矢」なんかに代表されるような、その昔所謂クロスものと呼ばれた変身装着バトルものが大好きでございまして、そういう作品を作りたいなぁ、と常々思っておりました。
最近のアニメでもそういうものは多いのですが、主人公もヒロインも女の子だとおっ?(某歌って戦うアニメ的な言い方)って作品が多すぎる、もっと男子の主人公がこうねヒロイン達を助けてね、そんで惚れられちゃってね、しかも主人公はバカな熱血男子じゃないといけないなんてね、そんな古い少年漫画にでてくる王道主人公がいいってんで生まれたのが「守羽健登」と言うキャラでした。
彼には四人のモデルがおりまして、それは筆者が憧れ人生の目標にもしている主人公達であったりします。
仮面ライダークウガの「五代雄介」
うしおととらの「蒼月潮」
武装錬金の「武藤カズキ」
フルメタルパニックの「相良宗介」
これらの神作品の主人公達に少しでも健登が近づけたら嬉しいなと思いながら、これからも健登を色んな痛い目にあわせて、それでも立ち上がり女の子達を助けていくような男にしていけたらいいなと思っております。
それでは、こんな駄文に長々とお付き合い頂きありがとうございました。
これからも「神器の巫女」をよろしくお願いいたします。
敬具
平成二十八年 八月三日
あぼのん




