89話 スライム大発見をパパに褒められる
早速だけど、スライムの事でパパに呼ばれた。
「カイト、素晴らしい発見をしたな。はー、あのトイレの臭いも、汲み取りもどうにかならないかと実は長年頭を悩ませていてな。それがまさかはスライムで処理をしてしまえるとは。しかも、簡単にイカルンミソ汁で増殖をさせることが出来るなどと、誰が考えたか、思いついたか。まぁ、まずはお前のミソの発見に、イカルンミソ汁の出来がないと、分からなかったこと。これはまさにカイトでなきゃ出来なかった偉業だろう。これからスライムを増やしていこう。費用は取らずに全ての家庭にスライムを増やして行くぞ」
えー?パパ、太っ腹だね、すごいね
思わず尊敬の眼差ししちゃったよ。
パパ、鼻の穴開いちゃってるし。
「生活環境が整うのはいいことだ。」
「うん、パパ、ありがとう。マーシュ領を良くしていこーね、これからもボクがんばるからねっ」
「あぁ、よろしく頼む。カイチェア、詐欺対策、ミソ汁に、ガリガリクゥ。イカルンミソ汁にはスライム増殖の発見。スライムによる汚物処理か。ただ、これらを誰が考えたかとなり、それが全てがカイトから出た事だと世間が知ったら、カイトを誘拐したり、悪さをしようとカイトが利用される危険性があるのは分かるか?」
わかるよ、でも、ボクは快適に過ごしたいんだ。だからこれからも色々としていくと思う。パパ心配し過ぎて禿げないでね。
「そうなのー?でもパパとみんながボクを守ってくれるんでしょ~?」
「ああ、そうだな。」
うん、パパの大きな手で、頭撫でられるの好き。
「セバス、ルーク団長を呼んでくれ」
「はい、承知しました」
「ルーク、聞いていると思うがイカルンミソ汁でスライムが増えることが分かった。そしてスライムはトイレの《《ブツ》》を処理してくれることも発見したんだ。これからスライムを森から生きたまま連れて持ち帰ってくれ。イカルンミソ汁をあげて大量に増量して、それを我が領土に早急に広めることにした。よいな」
「はい、承知しました」
「それはそうと、ルークは最近ガニ股で歩いてると聞いたぞ、どうした?股ずれか?」
ぶほっ。股ずれでガニ股?
だめだー、死ぬー、ウケるー。
「あはははは、笑いすぎでお腹痛いよ」
「なんだ?私は心配しているだぞっ」
「違いますよ、ダウニー様。ひどいです。」
「いや、私はてっきりあっちの趣味もあるのかって」
「違います、違いますって、私はそんな趣味はありませんよー」
「隠さなくてもいい、人には事情ってもんがあるからな、私に隠さなくてもいいんだぞっ」
あはは、パパの勘違いウケる。
「違いますって。私はカイトおぼっちゃまから教えてもらったロープ飛びをしているだけですって」
「なんだ、そうか?その、ロープ飛びってなんだ?」
「それはこれです」
ルーク団長、なにロープ持ち歩いてるのさ。パパにも試してみるように薦めてるし。
「ダウニー様。これはハマりますよ、楽しいですよ、試してみますか?」
「いや、ガニ股はちょっと、な」
「とーても、とーっても、楽しいですよ。私こうして飛べるようになりましたよ、見ててください」
シュルショルッ
おー、ルーク団長、二重跳びしてる、すごーい。けど相変わらずガニ股だし。
「あはは、可笑しい。ルーク団長、二重跳びできてるね、すごいねー」
あれ?パパも試すの?ルーク団長よりパパの方が身長高いよね?しかも、このロープ、ボクが渡した時の物、そのまんま。




