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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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34話 ママのお茶会 子どもイスのお披露目

「さぁさ、皆様。おかけになって。子供たちはお母様のお隣に座って頂けるかしら?」


「はい、アマナ様」


あれ?あれは、あれだな。

みんな、座りたいけど、子供用の箱がないから戸惑ってるなー。


あ、でも、やっぱり爵位の上のママにはみんななんもいえないよね?やっぱりそうなるよね?


それに、ボクとアリは、ママの両側に、例の子供用イスに座ってるしな。


不思議なものを見るように、そしてボクとアリの椅子にも釘付けじゃん。


「んぷッ、あらごめんなさい。やっぱりこうなるわね」


どーなったのか、解説しよう。

夫人、ひよこ、夫人、小鳥、夫人、トサカ頭だけカイナンくん、夫人、またひよこ。


みーんな、子供たち、頭半分だけちょこんと見事に出てるしぃー、きっと目線はテーブルの下だよね?

待って、ウケるんだけどー。ぶふぉ!!


もしかして、もしかしてだけれどもー、この前、ボクを笑ったみんなは、ボクのこの状態、これを見たのか!これを見せられたんだな。


ほら、そこ!メイドの君たち。

我慢しきれてないでしょ?

笑ったら、め、でしょー。


いてっ、ママ、テーブルの下でボクの太もも、つねらないでー!


「アマナ夫人、こうなるとは?」


あれは?あれか、さっき伯爵令嬢のママかな?違うなー、誰だろ?


「いえ、失礼。イーダ子爵夫人。」


なに?イーダ?あっかんべー、イーダっ?

いじわるそうじゃん、そのまんまじゃん。


「皆様、ご存知の通り、このようなお茶会では、まず子供たちを呼ぶなんてないわ。けど、今回は私が前例を作るつもりでね、皆様とお子様たちをご紹介したわ」


ママ、ボクとアリの頭、なでなで、気持ちいー。二ヘラッ。


「「「「「「「「「「「「はぅ♡」」」」」」」」」」」」


へ?みんな顔が赤いよ、ニヤニヤして、変だよ、だいじょーぶ?


「皆様、このイスをご覧になって」

「私の子供たちが座っているこの椅子は、マーシュ家で作ってみたのだけども、いかがかしら?」


ママが、マールに合図をおくる。


マールから、この子ども用イスの利点を次々に紹介されるご婦人達。


みんな、目がキラキラしてしてるよ。


「そう、この子ども用イスを使えば、親と同じ目線でテーブルにつけるわ。それと子ども用テーブルが付いているから、子どもはよくテーブルを汚すけど、このテーブルが汚れるだけだし、それにね、肘置きのあるし、テーブルをセットすれば、転落防止にもなるわ。ほら、座椅子には柔らかいクッション、角は丸くされているわ、そして外にも持ち出せますし、ねっ、まとまってますでしょ?」


コテッて、ママ、あざといよ。

なに、ご婦人達にもあざとく、コテッなんて顔しちゃうのさ。

え?あれ?あれれー、パパだけじゃなく、ご婦人たちにも、効くのかよ。


ママ、恐るべしっ!


「いかがですか?試してみたいですか?」


「「「「「「「はい、是非」」」」」」」


みなさーん、お声揃っちゃってさ~


「では、セバス、マール、皆様のお子様にもこの子ども用テーブルイスに変えて差し上げて」


「「はい」」

 

セバスやマールがメイドたちに指示を出す。


メイドたちは、テキパキと子供たちに子ども用テーブルイスに変えていく。

抱き上げられて、子ども用テーブルイスに座ると、みんななんだか嬉しそう。


「いい、ですわね~。子どもたちと食事を一緒にとることなんて滅多にないですわ。これがあると、一緒にお食事を頂けますわね、だから、マーシュ家は、皆様仲良しなんでしょうか?羨ましいですわ」


「貴族なんて、食事は1人でとることが多いわ、ましてはこの子達みたいにまだ5歳にもなってない子は、自室でしか食事を取らないでしょ~。たまに家族で食事を一緒にとる時はあの箱を使ってましたものね~」


「そうですわよ、アメラ夫人、安全も、家族団欒ができるこのイス、素晴らしいですわ。このイスの名前はなんとおっしゃいますの?」


「マモルンデスチェアーね」


え?なに、いつの間に名前なんて考えたの?しかも、なーに?マモルンデスチェアーって。

マモルンデスチェアーって、(子供を)守るんです、みたいになってんじゃん。しかも、写〇ンですみたいじゃん。


「略して」


また、ママ焦らさないで、略して?


……


「カイチェアよっ」


ママ、なに握こぶし突き上げてるのさ。


と、ボクの名前ー?つけないで?

しかもっ、全然意味違うし!

マモルンデス略してカイチェアって、全然略されてないからねっ。


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