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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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280話 怪我人はルーク団長?!

パパの怒号と、パパとおばあちゃんのやり取りで、右往左往しちゃうボク。


「ダウニー、良く聞きなさい。確かにこんな騒ぎを起こしたカイトちゃんはみんなに迷惑も心配もかけてしまったわ」


「けどね、それはカイトちゃんにしか出来ないことを私たちが期待したからでしょ?期待に応えたいと考えたから、そのためにはどうするか?それはその期待に答えること、成功させることよ。」


「そして何より怪我をした兵士を助けたい、治してあげたいというカイトちゃんの優しさからこんなことが起きてしまったのよ」


「そこは理解してあげなさい。」


「はい、母上」


「おじい様、おばあ様、パパにも心配かけてごめんなさい。ボク、兵士さんを助けてあげたいの。だから、ちゃんと助けてあげられるのか心配になって、失敗はしたくなかったから、だから、ペットボトルでちゃんと怪我が治るのか前もって確かめたかったの」


「あはは、ダウニー。お前がカイトを心配するのはわかる。ただな、叱るだけじゃいかんよ。《《なぜこんなことをしたのか》》それには必ず理由がある。理由はちゃんと聞いてあげて、その上でなぜ今怒られているのか、なぜダメなのか、何がダメなのか、それと他に方法があったんじゃないか、そこを説明したり、話をしたりしないといけないな」


「父上」


おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。


「あのね、ダウニー。あなた達を育てながら、私達も親として成長させてもらったの。あなたも自分のこどもを育てながら、親として成長しなさい。」


「はい、母上」


おじいちゃん、おばあちゃんに諭されてるパパはちょっと嬉しそうな顔をしていた。


「さあ、朝ごはん食べたの?早くしなさい。」


「そうだ、もうすぐあの例の兵士が城に到着するだろう。準備をして城に来なさい」


おじいちゃんとおばあちゃんは、またお城へ帰って行った。

ボクはパパにペットボトルの聖水を使った時の状況を説明した。


ほんの少しの傷にペットボトルの水をかけたら凄く刺激が強くて、かなり痛いこと。

けど、効果は凄くてすぐ治ること。


それと、マールから聞いたドラゴンに襲われたセバスとグロー先生の事も伝えた。


「そうか。分かった。ペットボトルは怪我や傷を完璧に治せるが、激痛が伴うのだな。傷や怪我が治るが場合によっては気絶したまま数時間~数日は起きられないのか、分かった」


「あとね、本当は試してみたいことが、実はまだあるの」


「それはなんだ?」


「多分これ、飲める水だよ。炭酸水って言って刺激があるけど慣れたら癖になるくらい。そのまま飲むのもありだし、なにか混ぜたりするとかなり美味しいと思うの」


「なんだ?カイトはそれも試したかったのか?」


「うん、それと怪我や傷にふりかけて治るのは分かったんだけど、飲んだ時も治るのか試してみたいなって」


「うーん、飲めるのか?」


「大丈夫だと思う」


「今度なにかの形で調べてみよう」

「ただし、一人で実験はしたらダメだ。いいな。」


「うん」


パパと指切りげんまんだ。

嘘ついたら針千本のーます、指切った!


その後、朝食を済ませ、パパとペットボトルを持って王城へ。

謁見の間に既にその兵士はいるらしい。


謁見の間には陛下のおじいちゃんとおばあちゃん、宰相のおじいちゃんとおばあちゃん、パパ、そしてその場を守る限られた兵士達。


そして今回運ばれてきた怪我をした兵士と、その兵士を運んできた兵士数名がいるだけだ。


「カイト、声は出さない、いいな」


そう説明され、謁見の間のドアが開き、ボクはパパに連れられて中に入る。


!!! どうして?どうしてルーク団長が怪我してるの?怪我してる人がルーク団長ってパパは知ってたの?

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