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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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279/290

279話 279 聖水の人体実験で大騒ぎ

「なにやってんだ、お前はっ」


はぃぃぃぃ、ボクただいま絶賛怒られ中。


はい、先程血だらけのボクと、タオルと部屋を見たパパが凄い勢いでボクの体中をくまなく見て、一安心。


そして、なぜ血だらけなのか?


と聞かれ、ペットボトルで本当に傷を治せるのか気になって、兵士さんに聖水をかける前に、どうしても気になって自分で実験をしたと暴露をしたら、今のパパのセリフ。


部屋には長剣持った家令セバスチャンや、ホウキと金属製のチリトリを持ったメイド長とメイドたち、包丁とフライパンを持ったサラマン料理長に料理人たち、盾と剣を持った騎士団数名、つまり今いる屋敷の皆様方がパパの後ろにいるわけで。


みんな、お騒がせしてごめんなさい。


「ごめんなさい」


「はぁ~、まったく人騒がせなっ」


「みな、すまないな、カイトは無事だ。」


「お坊ちゃん、人が悪いですね」

いやいや、セバスチャン、わざとじゃないのよ。


「はぁ、驚きました、無事でよかったです。さあ、みんな朝の掃除に戻るわよ」

はい、すみません、メイド長、他メイドの皆様、髪に葉っぱをつけた方もいましたね、慌てさせてごめんなさい。


「ダウニー様、念の為、屋敷の見回りを強化して、見回ってきます」

あのー、騎士団のお兄さん達、ね、ね、泥棒とかじゃないの。ボクがね、お騒がせしてねっ。あ、居なくなっちゃった。


「おい、お前たち、朝ごはんの準備がまだ途中だ。調理場に戻るぞ」

サラマン料理長、パパに怒られているボクに向かって、気にするなって感じでウインクして、料理人たちと一緒に厨房へと戻って行った。


と、同時にいきなりボクの部屋に、黒い渦が生まれて、陛下のおじいちゃんとおばあちゃんもやって来ちゃったよ、あちゃー。

だれ?通報したの?


「カイト、無事か?」

「カイトちゃん?大丈夫かしら?怪我してるの?大丈夫よ、おばあ様がついてるわ」


ボクが血まみれの姿だから2人とも慌てふためいてる。


「父上、母上、カイトは大丈夫です。狙われてもなければ、傷1つございません」


「「え?」」


パパからボクのしたことを聞いたおじいちゃんは笑いだした。


「そうかそうか。カイトは傷が治るか先に確認したかっただけだったのだな。なかなかなお騒がせな子どもだな。」


「本当に、私は焦りましたよ」


「ごめんなさい」

人騒がせには、本当にごめんなさいだよ。


「あなたに何もなくて安心したわ。でもカイトちゃん、無茶はダメよ」


はーい「ごめんなさい」


「なんだ、ダウニー。お前も昔同じことあったじゃないか?《《剣で髪の毛切ろうとして額に傷つけて、流血騒ぎしたじゃないか。》》」


って、そっち?

パパなにやってんのさ。


「あれは、不可抗力ですよ。そもそもあの時のあれは前髪を切ろうとしたわけで、自分を傷つけた訳ではありません。今回カイトは自分で自分を《《意図的に》》傷つけたんです。今回無事だから良かったものの。聖水か確かめたかっただと?ふざけるな」


パパの怒号。

こわい、こわーい、ごめんなさい

ぐす、ぐず、うあーん


「ダウニー、カイトちゃんはワザと自分で傷をつけたけど、それは怪我した兵士を助けたい気持ちからじゃないの。なぜ、カイトちゃんのその気持ちについて考えてあげないのですか?そこはなんとも思わないのですか?母はお前を、他人の気持ちを分かろうとしない、そんな子に育てた覚えはありませんよっ」


おばあちゃん、強い、パパ、タジタジ。


「しかし」


「しかしもへったくれもありませんっ」


パパ、なんかごめんね。


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