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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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271/284

271話 イカルダの女神様と再会

平民たちの魔力鑑定が終わり、いよいよ貴族の子供たちの鑑定だ。


だんだん、ドキドキしてきた!


「こんにちは。カイト様」


ん?だれ?

茶色の髪に黒い目をした男の子かな?

あれ?女の子かな?

とりあえず挨拶大事。


「こんにちは。」


なんか見覚えがある。どこかであった?


「ボクは・・・・・・えっと、カイナンです。カイナン·ワーズ·サンデーです。覚えてませんかっ」


 やば、天使やん。

この子、男の子か~残念。

 

ん?あれ?今ここにいるのは貴族だよね?

貴族の子供に知り合い?どこでかな?

あっ、あー、思い出した。


「えーっと、もしかしてボクの屋敷に母上のお茶会の時に来てくれてたよね?」


「はい」


にこーって笑うと可愛い、めちゃくちゃ可愛い。でも髪短いしね、やっぱり男の子だ。


「お誕生日おめでとうございます。」


「ありがとう。君も今月誕生日なんだね、おめでとう」


「ありがとうございます。」


「魔法、何が使えるか楽しみですね」


「そうね、楽しみ。」


ママお茶会をした時はかなり幼かったけど、同じ年だったんだね。あの時は恥ずかしがってお母さんの後ろに隠れてたし、幼児言葉だったのに、成長したね~。


考えたらボクにお友達がいない。

あの時お友達になれたらって思ったんだよね。


「ね、良かったらボクとお友達になろうよ」


名前はカイナン·ワーズ·サンデー、サンデー伯爵の次男だった?


うん、腰紐が赤だから伯爵家だね。


「はい、喜んでっ!よろしくおねがいします」


いや、可愛い。


「では、次、カイナン·ワーズ·サンデー」


「あ、はい」


行ってらっしゃいってお手振りで送り出す。


カイナン君は魔法あるのかな?


ボクは見守ってる。カイナンくんは、うん、喜んでるね。なんかの魔法が使えるみたい。ボクの視線に気がついて小さく手を振ってくれた。ボクも手を振り返す。


貴族の子達も次々に祝福を受けて行く。


さあ、次はボクの番!


「カイト·ブラウン·マーシュ」


「はい!」


いよいよだ!


ボクはみんなと同じように水晶玉の前に立つ。

ボクの目の前には神官長がいる。


「カイト様、用意はよろしいですか?」


「はい、よろしくお願いします」


「賜りました。では、こちらに手を置いてください。」


神官長に促されて、ボクは手を水晶玉に乗せる。


ピカーッ!


なになに、なんて光、眩しいーっ。

あれ?みんな、止まった?え?


キョロキョロ見渡すボク。


「カイト、ここよ、ここ、ほら上向いて」


え?だれ?急にこわいんだけど。


恐る恐る見上げると、ボクが知っているイカルダの女神様が、ボクに手を振ってる。


なんか懐かしさ、いっぱい。

うん、相変わらずのちっぱいだね。


「カイト、今からあなたを私のところに呼ぶわ」


ちょっとー、決定なんだね。


あっという間に、連れてこられた。


「カイト、今の世界を楽しんでるわね。」


「ボクの事知っているの?」


「ええ、見てるわ、ほらあれで」


女神様が指さす先には子ども用のビニールプールサイズくらいの水瓶がある。


え?これで見てるの?なぜ?


「だってあなたを見てると楽しいもの。なかなか色々してるわね。」


そう?ただ、生活を快適にしたいだけなんだけど?


「間違いなく快適よ。いいわね。それに、美味しそうなもの食べてるわ、私には何も無いけど」



「豚汁も、ぽーぽーも、黒砂糖も、ガリガリクゥステーキも、ポテイトゥーのフライも。……食べたこと、無いわ。」


へー、そうなんだ。

ボクは口笛を吹いて誤魔化す。

言いたいこと、何となく予想できちゃう。


「ねぇ、カイト。カイくん、カイトちゃん?ね、無視しないで。ねぇ、カイトってばっ」


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