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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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270/284

270話 魔力鑑定が始まる

ボク達もみんな一緒に、突き出す。

頭の中で、今の状況をイメージするとボク達子どもはもちろん大人の神官長より背は低い。という事は、つまり、5歳児軍団が全員で、あのポーズしてるよね?

ダメだ、考えたらウケるよ、だってさ。


神官長に浣腸っ!だよ、あっ。


指先からなんか出た気がして目を開けると、ボクの指先から出た小さな光の棒が神官長のおしり?にヒット。


うわ、やっちゃった。


「おうっ」って言って、神官長、ビクッてしておしりの穴のところ押さえてる。


あはは、だめだ。本当に浣腸しちゃった。

良かったー、みんな目をつぶってるからボクの手からなんか出たなんて気づかれてない、良かったぁー。


「はい、感謝の祈りは終わりです。ではこれから移動してイカルダの女神様から1人づつ祝福を受けますよ」



あれ?さっきのはなんだったんだ?わしのお尻になんか刺さったな。不意打ちだからビクッってなったわ。痛くて思わず、はぅぅってなったわ。


その後から奇跡じゃよ。

わしの長年のお尻の穴の痛みが消えた。

この最近、あまりの痛みで歩くのもゆっくりじゃった。1日24時間お尻の穴が痛すぎて、もう仕事も出来んと、この式典で引退を宣言する予定だった!


しかし、なんだ?痛くない、痛くないぞ。

イカルダの女神様はわしのお尻の痛みを取り除いてくれた。

まだわしを必要としてくれてるのだ。

ありがとうございます。これからもわしはイカルダの女神様についていきます。


カイトが無意識に発動したあの光の棒で神官長の長年の痔を治癒したのは誰にも気づかれない小さな偉業だった。


ボク達の移動に合わせて神官長も移動する。


あれ?神官長、さっきめちゃくちゃゆっくり歩いていたけど、今はスタスタ歩けてる、なんか生き生きしてない?

ま、ボクには関係ないね。


「はい、では、皆さん、これからは個別に儀式を行います。親御さんも見守ってますから、それぞれ列に並んでください。順番が来たら、この水晶に触れるのですよ。そこであなたに魔力があるのかが分かります。鑑定しますね。では始めますね」


円の中にボク達がいて、円の周りには神官達が等間隔で並んで、その神官の前には台座があって、座布団?みたいな赤いクッションかな?それの上に水晶玉が鎮座している。


神官たちが一斉に何かを唱え終わると、全部の水晶玉から光が天に向かって飛び出した。なんかすごく綺麗で、みんなその飛び出した光の行方を目で追う。

光はかなり上空で集まって、ひとつの光になって、まっすぐ天に伸びて見えなくなり消えていった。


おー、なんかテーマパークの演出みたい。きれーい。どこからともなく歓声と拍手が広がる。

うん、これもファンタジーだー。


「では、自分の番が来るまでお待ちくださいね。はい、初めの方から前に出て、水晶玉を触ってください。」


前の子たちが次々に水晶玉に手をかざす。

かざされてピカって一瞬光り、魔法のお告げを受けていく。

落胆して泣き出す子、びっくりして固まる子、嬉しさにジャンプしてる子、ガッツポーズしている子、ぼーっとしている子、様々だ。


魔力鑑定が終わると、神官達の後ろに控えている親の元にシスター達によって誘導されていく。帰りは左周りで退出だ。


親たちも共に笑い、喜び、驚き、中には泣いていたり、落胆したり、叱られたりしている子達がいる。


子どもに対して、落胆する姿を見せたり、叱ったりするのは、ダメじゃんって思うけど人が多すぎだし、余計な口出しはしない方がいいとマールから聞いていたので、ボクはただ見守るしかできない。


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