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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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240/269

240話 謎の正体は白い動物

「ずーっとキミを待って居たからね」


「なんでボクを待っていたんだ、会ったこともないのに」


「あー、キミって言うより、キミような珍しい魂を待っていた人を待っていたって事だね」


「ボクの魂を狙ってる?ボクを殺すのか?」


「まさかっ。」


「じゃ、なんだよ」


「キミを助けるんだよ」


「なんだよ、ボクを助けるって、意味わかんない」


「まあ、ボクがボクを助けるために、キミを助けるのさ」


「は?余計に意味わかんない。お前バカなの?」


「バカっていうな、アイツみたいに、ボクをバカにするなっ」


あ、やばい、怒らせちゃった。

あいつ?あいつって誰のこと?


「まぁ、いいや」


怒っていたのに、勝手になんか、んー、分からない。


「まあ、説明すると、ボクがあいつを怒らせちゃったんだよ。そしたらあいつがすっごく怒って、ボクに魔法をかけたのさ。その魔法が厄介で、稀人を助けなさいってそうしたらボクが助かるって事。」


「けど、ひとりいた稀人、なんて言ったかな?ゆーじん?その人はもう死んじゃってて。だから、ずーっと稀人を待っていた訳。そしたらキミを見つけたって事。ラッキーだったよ、ボクは300年しか待ってないからね」


なんだそれ。


「なんだよ、稀人を助けるって。ボクが嫌だって言ったらどうするんだよ」


「あー、出来たらボクを受け入れて欲しい。そうじゃなきゃボクはまた稀人を待たなきゃいけないから。何年先か、何十年か、もしかしたら何百年?分からない。」


「もしいつまでたっても、稀人が現れなかったらどうなるのさ」


「あー、そうだね。タイムリミットは1000年だから、その時はボクは人知れず塵となって消えていくだけ」


「なんだよ、悪いことしたら謝ればいいでしょ?親にそう教えてもらってないの?」


「ボクに親なんて居ない。ボクは無から生み出されるものだから。あ、作ってくれたのがあいつだから、あいつがボクの親になるのか?」


「それは、知らないけど。とりあえず悪いことしたら謝らなきゃ」


「いや、謝らないよ。ボクはこれからあいつから約束させられた事さえやり遂げたら、自由になれるんだから」


「謝った方が手っ取り早いんじゃない?」


「いや、いいよ。今、キミと話していてボクは君に興味を持った。なんか色々してるね。この世界に無いものを生み出したり、この世界にあるものから生活に使えるように改良したり、キミといたら楽しそう」


「だから、キミのそばに居させてよ、ボクこれでも強いよ」


だろーね、孤高の大魔神って言われたパパを一瞬で寝かせちゃうんだもん。

さっき、息をしていたのは確認したから安心なんだけど。


「どうするかはボクが決める。その前に姿を見せろ」


ちょっと強がって言ってみる。


「分かった」


一瞬スモークが立ち消えすると、そこには大きな白い虎がいた。


ん?なんだよー白虎?怖いからっ。


「なんだよー、ボクを食べないでー」


ちょっとチビりそう。


「あ、怖がらなくていいよ。さっきから言ってるじゃん、キミに、キミ達に危害は加えないからって。これは大きすぎるかな?」


「デカすぎるよ、怖くてボクはやだ。」


「ごめん。じゃ、これでいい?」


なんだ、ボクにはすぐ謝れるんじゃん。さっさとあいつに謝ればいいじゃんか?


また、スモークが立ち消えて、あらわれたのは白いキレイな猫だった。

目は緑色に金が混じった不思議な色。


「ニャー」


可愛すぎる、これは可愛い。

撫でたいっ。


「これなら大丈夫みたいだね」


「これなら大丈夫。ね、触ってもいい?」


「いいよ」


ボクはこの猫を触る。凄く毛並みがいい。

サラサラのふわふわ。もふもふ。


「気持ちいい」


「これならキミのそばに居ても大丈夫でしょ?」


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