232話 祐仁さんを鑑定
「ボクの前世は日本人なんです。ボクは前世の記憶を持って生まれてきました。」
「なるほど!なるほど!ちょっと君を鑑定してもいいかい?」
祐仁さんは鑑定できるってマールが言っていたからね。
「はい。いいですよ。ボクも鑑定していいですか?」
「なんだ、君も鑑定持ちなんだな。いいよ、私を鑑定してみて。」
そう言いながら祐仁さんはボクを見てる。
ボクも祐仁さんを鑑定する。
○祐仁(ひろひと 又はゆーじん)下門
性別▷▶男
享年▷▶84歳
今 ▷▶霊体
役職▷▶世の守り人
性格、特徴▷▶生前は、真面目で心優しい人で世のため人のために生きた。それに時にはユーモアもあり人を笑わせる事が好き。子孫であるカイトの事に興味津々。
前世▷▶日本人沖縄生まれ
え?沖縄生まれ?ボクと一緒?しかも生前のボクと同じ下門姓。え?どういう事?親戚だったら笑える。
生前の魔法▷▶鑑定、転移、瞬足、隠密、付与、風、光、火、水、土、その他
現在の魔法▷▶生前の魔法に加え、闇、無属性、想像再生魔法
魔法、めちゃいっぱい使えて羨ましいーな、いーな。
ボクが祐仁さんの鑑定をしている間に、祐仁さんもボクを鑑定していた。
さて、この子はどんな子だ?
○カイト·ブラウン·マーシュ
(転生者:前世は地球日本国沖縄県出身)
前世の名前▷▶下門快斗
性別▷▶男
家族 ▷▶父 ダウニー、母 アマナ、妹 アリアーナの4人家族
生まれ▷▶マーシュ辺境伯嫡男
年齢▷▶4歳(前世の記憶があるため+20歳)
役割▷▶既に自領のマーシュ領の発展に貢献、カイトが生み出すものはこの世では初めての物が多い。
性格、特徴▷▶明るくポジティブな性格。家族想い。美味しいものを食べたい欲求が強い。この世界を快適に過ごしたいため、色々な物を生み出している。
魔法▷▶秘密、これからイカルダの女神様から付与される予定。
スキル▷▶鑑定、調合(未使用)、合体、瞬間移動、その他∞、イカルダの女神様からの保護、加護etc
その他▷▶色々ありすぎて鑑定出来ない。
なるほど。この子はおもしろいな。
∞(無限大)に、etc、魔法には秘密とな。
なんか化けるかもしれないな。
「なるほど、カイトくん。君は前世が沖縄かい?私と同郷も同郷だね。しかも苗字も同じとは面白い。どこの下門さんかな?」
「なんと、あの海の家の3軒目の親父さんの甥の娘の友達のいとこなのか?全く分からないな」
ブホッ、ウケる。
それから料理の話になり。
「私は料理が全くできなくてな。料理の改革が全くできなかった。ミソバチの味噌汁とかなー、ガリガリクゥーがニンニクだったとはな。私のいた時代は川の氾濫、戦、何かと世の中が激動の時代でな。食の改革などは出来なかったよ。政治のこと、貴族社会のこと、怪我人への対応していたな。」
「君はこれからこの世界をどうしたいんだ?」
「ボクは美味しいものを食べて、今より便利な世の中にしたいです。」
「そうか。」
「なあ、カイト。今日は呼び立てて悪かったな。もう少し話したいところだが、私の力ではもう時間が取れない。会えて嬉しかったよ。同郷なのも嬉しいな。キミが私の子孫だということも嬉しい。キミには私からの課題を残してある。ひとつはシュガー竹を見つけてくれた。ありがとう。私が成し遂げられなかったこと。見つけ出せなかったことを本に記してある。出来れば全部見つけて欲しい。」
「全部?どれだけあるの?」
「どれだけだったかな?」
え?覚えてないの?あ、そういえばここにボクを呼んだ理由を聞いてないや。
「ヒロヒトさん。ボクをここに呼んだ理由を教えて下さい。」
「理由?そうだな、日本人に会って、日本語で話がしたかったと《《今は》》そう言っておこう。」
「最後にカイト、きっとまたどこかで会おう。あ、そうだ。多分だが、私の残したペットボトル、カイトは使えるかもしれない。必要な時には使いなさい。使うために呪文を残しておる。これを使えばペットボトルは君のものだ。」
「呪文?」




