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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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161/267

161話 マールの思い

○カイトが合体させた新種の鳥

性別▷▶メス

年齢▷▶0才(生まれ変わったから)

卵を産む期間▷▶今から20年(未産鳥)

産む個数▷▶一度に8~10個、1日2回まで

卵▷▶生食可能

味▷▶かなり濃厚な味わい

肉質▷▶上質でジューシー。むね肉はさっぱりな味わい、もも肉は食べ応えがあり旨み甘みあり。全体的に柔らく非常に美味しい。

生殖▷▶同じく合体したオスとの繁殖しか出来ない。

寿命▷▶20年


できた。最初のメスと変わらないね。


「パパできたよ。最初のメスと一緒。これは昨日のオスの奥さんだね」


「ああ、そうだな」


カマチョにベリデリのメスを、昨日のベリデリのオスの小屋に入れてもらうようにお願いした。

カマチョはメスを抱えるとオスの小屋に行き、メスを入れた。


おー、オスすごー。

直ぐに始まったよ。

コッコ、コッコ、大騒ぎだね。

あれ?もう?早ーい、もう終わったよー。


「いや、カイトに見せるのはまだ早いって思っていたのに、見せないようにする前に一瞬だ。こいつも早かったな」


ナニが?って聞きたいけど、聞かない方がいいかな?

こいつ《《も》》?って、パパも早いん?

なんて聞けないけどねー。

けど気になるー、将来のボクのボクはどうか早くないように。


「ねー、さっきのオス、メスに乗ってだけどナニしてたの?」


「カイト、あれは生命の営みだっ。」


「それってなーに?」


「うん、つまりはな、繁殖だ」


「うん、知ってるー」


「知ってるとはなんだ?なぜ知ってるんだ。あ、まあ、繁殖とか普通に話してるから知っているのは当たり前か。しかしなんだ?マールはそんなことまで4歳の子どもに教えているのか?」


性教育さすがにマールから聞いたって言えないよなー。ま、無視無視。


「パパとママもしてるよねー」


「うむ、うううんっ、それは愛だぞ」


「パパ、ママを愛してるの?」


「当たり前だ、パパはママを愛しているし、カイトも、アリも愛してるぞ」


えへへ。


ニコッてするボクにパパは様子を伺っているみたい。


「うん、だいぶ元気だな。だが魔力はだいぶ使ってるはずだから、これから休むんだぞ」


ボクはパパに抱っこされたまま、部屋に戻された。そしてそのままベッドに横にされ、パパはボクが眠りにつくまで頭を撫でてくれた。


パパの手は、ゴツゴツしているけれど、その手付きはすごく優しい。





「坊ちゃん、お休みになりましたね。随分と久しぶりにお昼寝してますね、どうかされましたか?」


「ああ、さっきメスのベリデリを作ったからね、だいぶ魔法のコントロール出来てるよ。今は用心で寝かせたんだ。起きたら教えてくれ」


「わかりました。旦那様、これだけはお願いします。どうかカイト坊ちゃんに無理はさせないでください。」


私は不敬を承知で旦那様に訴える。


私の推しを壊してほしくない。

旦那様と奥様が、カイト坊ちゃんを大事にされていることはわかってます。わかっていますが、言わずにはおれません。私にとっては孫も同然。そう思ってお側におります。だから願わずにはいられないのです。


「ああ、十分に理解している。マールには心配かけるな。さっきメス同士をニコイチしたが、昨日よりだいぶカイトは元気だ。心配するな」


「分かりました。だだし。」

 

一呼吸おいて意を決して伝えましょう。


「ダウニー様、私はあなたの乳母でした。失礼ながら私にとってはダウニー様は息子も同然、ですからカイト坊ちゃんは私にとっては孫も同然です。お二人をずっと見守ってます。どうか、どうか、無理をなさらずにお願いします」


「ああ、そうだな。マールは相変わらず歳を取らないな。私の小さい頃からお前は全然変わらずに美しいままだ。お前も、そしてセバスも若いままだな。羨ましいな。」


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