160話 ベリデリの戦闘能力
コケーコッコー。
コケー、コケー。
コッコッコッ。
朝から賑やかだね。
ベリデリのオスはどこかな?あ、いたいた。
「じゃ、パパ、今からベリデリ、鑑定するよ。」
「ああ」
鑑定眼君、ベリデリのオス、鑑定。
《《ご主人様、では鑑定します。》》
○カイトが合体させた新種の鳥
性別▷▶オス
年齢▷▶0才(生まれ変わったから)
味▷▶かなり濃厚な味わい
肉質▷▶上質でジューシー。むね肉はさっぱり味わい、もも肉は食べ応えがあり旨み甘みあり。全体的に柔らく非常に美味しい。
戦闘能力▷▶高め、キック力で大人1人を失神させるほどの威力
え?戦闘能力なんてあるの?すごい?
生殖▷▶同じく合体したメスとだけしか繁殖しか出来ない。《《かなり絶倫。繁殖力旺盛。多くのメスを一日に渡り歩ける。》》
お、なんかすごっ。最後すごっ。
「ね、パパ、今鑑定終わったよ」
鑑定結果をパパに伝えたら、パパも最後のところに食いついていた。あはは、ボクたち男の子だねー。
「カイト、これはかなり繁殖出来るかもしれないぞ、期待高まるな」
「そうねー、楽しみね」
「鳥はカマチョにしばらく任せるか、畑仕事と一緒にしばらく問題ないだろ」
「あとね、なんか戦闘能力もあって、高め、キック力で大人1人を失神させるほどの威力だって」
「は?鳥に戦闘能力だと?すごいな。誰か犠牲にしてみるか?」
ってパパ危ないよ。
「え、大丈夫なの?ああ、私の騎士団なら問題ないだろ。誰にするかな?」
パパ、悪い顔してるー。
「それは今度検証しよう、まずは繁殖から先だ。」
「どうだ、今日もニコイチしてみるか?」
「うん、パパ、メスのベリデリを作ろう。それとあの養鶏場の人たち、調べて問題ないなら、魔法契約してベリデリの養鶏をお願いできるんじゃない?」
「ああ、そのつもりで今、契約に適任か調べてもらってるところだ」
お、パパ、仕事早いね、さすが。
「そうなのね、パパ、仕事早ーい」
「ああ、それぐらいは当たり前だぞ。」
確かにね、辺境伯当主だもんね。
つい忘れがちだけど。
「パパ、あのね、試してみたいんだけど、今からベリデリのメス、ニコイチで作ってみるよ。魔力使うから多分ボクはきっと午後は寝てるはず。起きたら今度はオスをベリデリしてみたい。どうかな?」
「いや、まずはメスからニコイチだ。その後のことは、その後の様子で判断する。よいな」
「うん、わかった。」
「カマチョ、いるか?」
「カマチョー、ちょっとここに来てー」
畑仕事をしているカマチョは
「旦那様、坊ちゃん、おはようございますだ。坊ちゃんは元気そうでよかったすな。もう大丈夫ですか?」
「うん、ありがと。もうすっかり元気だよ」
「それは、ようございやした。さて、今日はどうなされましたか?」
「ああ、ビービーのメス、ダブルジーのメスを昨日の倉庫に連れてきてくれ」
「もしかして、また、ニコイチするんですかい?」
「ああ、用意を頼む」
「わかりやした。直ぐ連れてきますので」
ボクとパパはまた倉庫にきた。
ビービーとダブルジーは、まるで関係ないよとばかり、用意されたエサをつついてる。
ボクは早速
「いい子だねー、キミたち1つになってもらうよ」
さぁ、お前たち、いくよっ。
ボクは上手くいくように強く意識して念じながら、囁く。
「混じっちゃえー、いいとこどりー」
ピカーッ!ピカーッ!キラキラキラキラ
相変わらず眩しー。
やっぱりごそっと力が抜けたよ、けど、あれ?気分は悪いけど、脱力感だけだ。
あれかな?意識して魔法使ったし、昨日より使った魔法は少ないかも。もしかしたら魔力が増えた?もしかしてだいぶコントロールができたのかな?
2羽が1羽にになった。
あ、よかった、今度も成功したー。
けど、ちょっと冷や汗が出てきちゃったけど、だるいだけだな。
ボクの魔法、どうやら上達しているみたい。
「うん、カイト、魔法の使い方が上手くなったようだな。どうだ、具合悪いか?」
「うん、冷や汗が出てきたけど、ちょっとだるいだけ。でも昨日よりだいぶ楽だよ。」
「そうか。では、鑑定もできそうか?」
「うん、大丈夫そう」




