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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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158話 合体魔法はニコイチ。これは秘密です。

けど、やっぱり少ししんどいみたい。


「カイト、よくやった。疲れたはずだ。今日はもう休みなさい。明日また会おう」


うん、ありがと。だるくて眠いから助かる。


「カイくん、すごいわね。ママ感動しちゃったわ。少し汗もかいて疲れたでしょ?ママのところにいらっしゃい」


うん、いくよ、いく。久々にママに抱っこされるね、嬉しい。


「ママ、抱っこ」


パパからママへ。ママに抱っこされ、ママの豊満な胸に顔を寄せる。ママの温かさ、柔らかさ、心臓の音、うん、1番癒される場所だね。だんだん眠くなってきたよ。


ママがボクを抱いてボクの部屋へ向かう。


「奥様、カイト坊ちゃまは私が抱っこしますよ」


「マール、大丈夫よ。今日はカイトを抱いてあげたいの」


「わかりました。カイト坊ちゃまの1番安心できる場所はアマラ様のところですからね。おほほ。にこやかに笑ったままお休みですね。寝顔は本当に天使です。赤ちゃんの時のままですね。」


「ええ、そうね。可愛いわ。」


チュッ


「あらあら、お休みしながら、笑ってますね」


「ええ、なんか夢を見てるのかしら?」






「さて、ビービーとダブルジーがカイトの魔法でニコイチになった。あー、知らない者もいるな。二個のものが一個になるからニコイチと言うんだが、あの2羽が混ざってこの1羽になった。この新種のトリはベリデリと名付けた。」


「カイトが初めにニコイチしたベリデリのメスは新しく生まれ変わってまだオスと交配しておらん。だから卵は雛になることはない。その卵は食べられることがわかってな。実際に食べたが、これがな、非常に美味い。」


うおー、また食べたいなっ。


「これは今後増やしていく。そしてこれもミソ同様我がマーシュ領の特産としていく物とする。」


「そのベリデリを増やすために、今、オスのベリデリを誕生させた。」


「ただ確認が必要だが、普通の鳥はオスと交配させたら直ぐに卵の中で雛が成長を始める。このベリデリはどうなるか分からん。」


「デリベリの今後には期待したいな。色々と調べなければならないから、事業としての展開はもう少し後だな。」


ふー、色々やることが山積みだな。


「さてと、色々と新しいものがカイトの手によって生み出されてるわけだが、これからも色々と生み出される可能性が非常に高い。これまで無かった物が、世に出されたらどうなるか、皆の想像を働かせてほしい。」


「きっと、発案者がカイトだと知れば、カイトは危険に晒されてしまう。私たちはカイトや、カイトから生み出される物を全力で守らなければならない。色々と苦労や労力かけるな。みんなよろしく頼む」


私の忠実なる部下や家令達だ。この中に私を裏切る者はいない。私だけではカイトを守るのは不可能だ。だから今日はカイトの父親として、お願いをするつもりだ。


私は、一礼をする。

「みんな、カイトをよろしく頼む」


「もうダウニー様、頭を上げてください。私たちも、カイト坊ちゃんがどんな風に偉業を成してこのマーシュ領を豊かにしていくかって楽しみにしてるんですよ」


「そうですよ、カイト坊ちゃんは私たちの宝です。」


「ああ、小さい頃からずっと見てきたんです。素直ないい子ですよ。頭も切れるし、私たちには未来の光なんですよ」


あー、礼を言う。お前たちの気持ちが嬉しい。これからも頼むな。


「さあ、これからが忙しくなるな」


コケーコッコッコ。


オスのベリデリは、首を上下左右に振り、エサを食べながら鳴いていた。

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