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転生幼児カイトがいく! 愛されながら異世界を変えちゃいます! ~みんなの笑顔が世界を変えていく~  作者: あんり


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139話 サルモネラ菌と卵料理

カマチョを見送りながらボクは考える。

さっき鳥小屋で6つに鳥小屋を分けるって言ったけど、考え直した方が良さそうだ。


ビービーとダブルジーは食用にしよう。

卵は食べられないと鑑定眼君は言ってたからね。

無精卵を作るためには2週間くらいはメスとオスを離した方がいいとは言っていたけど、無精卵が食べられるとは言ってない。

はっきり《《食べられない》》って言っていたよな?


鑑定眼君教えて。なぜ無精卵のビービーとダブルジーの卵は食用じゃないの?


《《ご主人様お答えします。この2つの種類の卵は、食べると菌に侵されます。菌に感染すると腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を引き起こし死に至ります。》》


これってあれじゃない?えーっと、あれだ?サル、なんだっけ!?サルモレラ?違うな、サルモネラ菌だ!


前世でも確か日本以外の国ではサルモネラ菌があるからって卵を生では食べなかったよな。でもあれさ、熱を加えたら大丈夫だったんじゃない?


《《そうですね。同じ物かは分かりませんが、有精卵では、卵が孵るまでこの菌は生き続けます。無精卵は卵が腐って朽ちるまで卵の中で生き続けます。》》


って事は、どうやっても卵としては食べられないんだよね?

けど生まれてから、鳥なら食べられるのはどーして、菌まみれじゃないの?


《《卵から孵る日、ギリギリにその菌は無毒化され鳥に吸収されます。生まれた鳥の最初のフンとして排出されます。卵の時の自己防衛ですね》》


そうなのかー。だから、割れた卵の中には雛がいて、食べられた感じもなくそのままの状態なんだ。多分、卵を食べようとした動物か魔物かなんかが、卵を割った時にサルモネラ菌に感染して、苦しんで逃げまどいどこかで死んでしまってるんだね。


ビービーとダブルジーはどうやっても卵は食べられないってことだね。


では、あの小屋はどうしようか?


1 、2はビービーと、ダブルジーのオスとメスの部屋

この2種は混ざらないって言っていたから一緒にしても大丈夫だはず。そしビービーとダブルジーは繁殖して、食用に回そう。


3、4はベリデリのオスとメスの部屋

これは、かなり重要だから繁殖で決まり。


5、6、ベリベリのメスだけの部屋

これは卵専用の部屋


よし、これで行こう。

ベリデリのメスには卵専用、繁殖専用にすること、この案を通すにはパパに卵の美味しさを教えなきゃ。



カイトは何を1人でふむふむしているんだ?パパは放ったらかしにされて悲しい。


「カイト、ほら、カイト!カイト聞いてるか?」


また、ぼーっとしていたが鑑定していたのか?


「あ、ごめんね、パパ。あとで報告するね。」


何かを鑑定したんだな。後で話を聞こう。


「カイト、パパはお腹が空いたんだか?」


「あ、ごめんね。じゃあ、取っておきのご飯つくろーね。」


「まずは、卵を綺麗にするために灰で洗うよ。割れやすいから十分に気をつけて」


「はい。洗ったら綺麗なタオルで水気を綺麗に拭いて」


「次は深めの容器を用意して」


「黄色の卵は1つこの容器に割って」


ゴードン、怖々しなくていいよ。

そうか、卵を割ったことないのか。


「ゴードン、卵の真横をテーブルの角に当ててヒビを入れて。ヒビに両方の親指を軽く添えて、少しづつ親指で開くように。そうそう、ひっくり返して中身が容器に入るようにして」


コンコン、グシャ!


お、さすが料理長!1発でキレイにたまご割れたじゃん。


「ゴードン、上手だねー。」


「それほどでも」


ってさ、おっさんが赤くなってモジモジしても可愛くないからねー。


ゴードンのゴードンがちょっとづつムクムクしてきましたー........無視だ。鑑定眼君余計な鑑定はしないように。


そんなボクをほったらかして、ゴードンも料理人たちも、ついでにパパも容器の中を夢中でガン見。


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