134話 ベリデリとパパの鑑定結果
「そうだな、頼めるか?」
「分かったよ、パパ、やってみるね」
よーし!この鳥は、黒茶と白灰色の2羽が合体して、1羽になったの?詳しく教えて。
《《はい、ご主人様。昨日ぶりですね》》
《《質問にお答えします。これは紛れもなくご主人様が合体させた鳥ですよ。2羽の特徴を併せ持った、しかも最高のメス鳥でございますよ》》
おー、すごいね。それで?どんな特徴があるの?
《《まず、寿命は25年。卵を産む期間は20年。一度に8~10個の卵を産みます。その卵は、まず黄身がオレンジで盛り上がってます。》》
《《黄身の周りの白身も盛り上がってまして、トゥルトゥルでございます。味はなんとも言えない深い味わいでしょう。》》
おー、すごい。
ん?カイトがなんかぼーっとしているな。たまにこんな風にぼーっとしているのはあれか?鑑定しているからなのか?
なんだ、そうか、ずっと少し抜けてる子なのかと心配していたが、違うんだな。鑑定していたんだな。少し安心したぞ。
《《肉は、ジューシーで、むね肉はアッサリしてますね。もも肉は食べごたえがあり旨みがあります。》》
《《肉全体はかなり柔らかくて非常に美味しいです》》
おー、最高じゃん。パパに伝えよう
「あのね、パパ、鑑定終わったよ」
「そうか、よし、鑑定眼君はなんて鑑定したんだ?」
「あのねー、ボクがニコイチさせちゃった鳥さんであってたよ。」
○カイトが合体させた新種の鳥
性別▷▶メス
年齢▷▶0才(生まれ変わったから)
卵を産む期間▷▶今から20年(経産鳥)
産む個数▷▶一度に5個、1日2回まで
卵▷▶生食可能
味▷▶かなり濃厚な味わい
肉質▷▶上質でジューシー。むね肉はさっぱり味わい、もも肉は食べ応えがあり旨み甘みあり。全体的に柔らく非常に美味しい。
生殖▷▶同じく合体したオスとの繁殖しか出来ない。
「ってまとめたらこんな感じ。」
なんだと?こんなに精巧に鑑定できるのか?こんな風に鑑定ばかり繰り返していたら、カイトは天才になるんじゃないか?いやもう天才だろ。うちの子最高じゃないか?
パパ?大丈夫?なんか考えてるの?
そういえば、パパを鑑定してなかったけど、鑑定しちゃっていいかな?
○ダウニー·ブラウン·マーシュ
性別▷▶男
年齢▷▶24才
役職▷▶マーシュ領当主/マーシュ辺境伯/妻:アメラ、子:嫡男カイト、娘アリアーナ、子煩悩
性格、特徴▷▶自分に厳しく、子どもに甘い。妻には特に甘い。最強の愛妻家。戦術は火魔法を纏う大刀を振り回し、敵をなぎ倒す事から「孤高の大魔神」とも言われる。他にも使える魔法、雷、風、氷あり。
身体能力がかなり高い。プライベートでは大男ではあるが、かなりの美丈夫で大層モテるが本人は自覚なし。
あと絶倫。最高1晩8回を記録するエイトマンである。
ぶっぶっぶー、ダメだ、エイトマンだってよー、パパ好きだねー。
けど、パパすごいねー、あっちも強いけど、魔法も色々使えるんだね。
「カイト、それはすごいな」
ん?すごいのパパだよ。ちょっとからかってみる?
「ねー、パパ。パパはエイトマンなの?」
「なんだ、エイトマンとは?」
よく考えたらさー、やばい、そういえば人を簡単に鑑定しちゃいけないかも。
他にもいっぱいパパの鑑定項目あったけどそれは見ないでおこう。
変に色々知って、つい話しちゃったらパパを鑑定したの知られちゃうしね。やめとこ。
「何となく...?」
「なんだ、よくわからないな」




