121話 家族でトマートゥ料理に感動
その日の夕食は
「はぁー、トマートゥには驚かされるな。こんなに美味い料理に変わるとは、これは料理の幅が広がるな」
パパは全体的にどれも美味しいみたいで全部おかわりしていたよ。すごいね。
「アリ、とてもおいちかったよ。アリはトマートゥのサラダが1番おいちかったの。2番はね、ポティトゥーにかけたソースが好き。あ、全部好きよ、おいちかったぁー」
アリ、1番、2番って身振り手振りで伝えてくるの可愛いなー。
「ママ、今日が1番幸せだわ。食事が美味しいのは至福の時ね。」
なんだかママの色香が増しているのはなぜ?
そんなママにチラチラ視線を送るパパ。
ダウニーのダウニー、スタンバイOKな模様。今宵はもう大爆発しちゃうかな?ビンビンビューン……だからさ、鑑定眼君、こんな情報はいらないってばっ。パパのナニがってボク興味ないからねっ。そして!なんか遊んでない?ビンビンビューンってどんな状況なの?ちょっと気になるじゃん。
ビンビンビューン、どうなってるのー?ねー、パパに聞いちゃっていい?
その前にさ、今日ガリガリクゥー食べてるよね?それで元気になったの?ねー、パパ?大変なの?大爆発なの?
もしかして、もしかしてだけど、今夜辺りなんかしちゃったりなんかして?
はー、やばっ、ちょっといけない事考えちゃったボクのボクはスタンダップ中。
どー、どー、どー、落ち着いて、ボクのボク、まだ早いよ。
「アマナ、今日はアマナの部屋に行っていいか?」
えー、食事時に聞くー?しかもパパ直球だよー。
「アリもママの部屋に行ってもいい?」
「んんんっ、アリ、今日はパパはママと大切な《《事》》があるんだ。だから今日じゃなく明日にしなさい」
うんうん、アリに邪魔されたくないよね。
「そーなの?わかった。じゃあね、アリはお兄ちゃまのお部屋に行きたい」
うんうん。アリ、そうそう、今日はボクの部屋においでよ。
「うん、いーよ、アリ、今日はお兄ちゃんと一緒に寝ようね」
「うんっ」
にこにこアリ、可愛いなー。
パパ、ボクえらい?
「パパとママと《《大事な事》》があるんでしょ、ボクたち邪魔しないからね」
なんだか、ママはちょっと照れてる。
パパは、ボクに親指立ててるけどー。
パパ頑張ってね、ボクもパパに親指立てて合図した。
これは男同士のGoodサイン。
「ね、みんな、今日のご飯はどうだったのかな?」
「カイト、大満足だったぞ」
食事も美味かった。アリも引き受けてくれた、それもナイスタイミングで大満足だ。これから私はアマナというデザートを食べないといけないからな。
はっ。早くアマナの部屋に行かねば。
「カイト、本当に美味しかったぞ。また楽しみにしてるからまた美味しいご飯を作ってくれるか?」
「うん、これからも楽しみにしてて」
「カイくん、ママ、とても感動したわ。本当に本当に美味しくてとても満足だわ。あなたはすごいわね。ママ、厨房でみんなに指示を出すカイくん、かっこいいと思ったわ。あなたはみんなを指導することも出来るのね。将来が楽しみだわ。」
「ほんと?ママ、ありがとう。ボク、嬉しいよ」
えへへ、褒められちゃった。うれしー。
「アリ、お兄ちゃんのお嫁さんなるー。毎日美味しいご飯ちゅくってね」
「さぁ、私たちはもう終わりだ。さ、みんなも食べなさい」
「「「「「「「「ありがとうございます」」」」」」」」
みんなは、そそくさと食堂に消えていった。遠くから賑やかな声が聞こえてくる。楽しく夕食を囲っているんだろうな。
「さぁ、アマナ、私たちも行こうか」
パパはママの腰を抱いて
「カイト、アリ、おやすみ」
って、ボクたちに早く寝るように圧をかけてきた。
「さぁ、アリ、ボクたちも部屋に行こうか」
「うん」
いつもの事だけど、家族で夕食を囲って、美味しいとみんなで笑顔になれて、そんな日常に幸せを感じた1日だった。
マール、ボクたちのお世話がいつもよりスピードアップしているね!
いいよ、いいよ。早くご飯食べてきてっ。




