102話 ボクのパパは女性にモテてます
ボクは念願の市場に行けるって事でかなりルンルン気分!
馬車の窓から見る市場は、大きな柱が等間隔で並んでいて、壁のない屋根だけがあるような建物。それが運動会のテントのように3列に並んでいて、結構奥まで続いているように見える。
話を聞いていると、アジアの市場のように色々な店が混在していて、色々な声が飛び交っていたり、色々な製品も整列している感じなんだよね。あー、早く見たいなぁ。
あちこちで呼び込みや、交渉する声、色んな音が聞こえてきそう。
「さあ、カイト、降りるぞ。まずは私からだ。」
ワクワクするよー、市場きたー。
どんなとこ?何があるかな?
ワクワクして、ソワソワしちゃうな。
そんなボクにパパは笑う。
「カイト、あまりはしゃぎすぎるなよ」
そう言いながら、馬車の扉が空いたところでパパが降り立った。
「「「「「「「「「「「「きゃー」」」」」」」」」」」」
「見て見て、領主様よ、今日はツイてるわ」
「本当に、いつ見てもかっこいいわ」
「あたしに旦那がいなけりゃ、1回ぐらいはお願いしたいくらいだわ」
「いやいや、それは無理でしょ。領主様は物凄く奥様を愛されいらっしゃるみたい」
「そうね、そうね、あのお顔を眺められただけでも今日は儲けものよね?」
「はぁ~かっこいいわ。あの色気ったら」
「あの流し目がたまらないのよねー」
「あの目で見つめられて「もっと感じさせてやるよ」なんて言われてみたーい」
「「ほんとに~♡」」
なに?なに?予想外の歓声にびっくりしてちょっと躊躇うボクをパパは手招きして馬車から降りるように誘う。
おっかなびっくりだけど、そろーり、そろーり馬車から顔を出すと
「「「「「「「「「「「「「「きゃ~」」」」」」」」」」」」」」
って声が上がる。
え?ってびっくりしているボクを、パパは普段と変わらない様子でボクを抱き上げた。
「「「「「「「「「「「「「きゃ~♡♡」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「はぅぅ」」」」」」」
みなさん?どうしちゃったの?




