↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/75

第29話: 異色?体術科の戦い

 「ナンデワタシガ」

グダグダと放心しているメルスを、1階の待機室へ引きずり出す。


「しょうがねぇだろうが、ルーナに言われた以上はやろうぜ」


「ルーナも今頃辛そうにしているんだ。頑張ろうメルス」


いざ間近で会場を見ると、メルスの顔色が変わった。

「わぁ でっかい会場ね。 近くで見るとさらに大きく感じるわ」


「結界に入るともっとデカく感じるぜ」


「チョット 怖いこと言わないでよ…」


「まぁ楽に思った方が体にいいぜ」


 お昼休憩は終わり、颯爽と準備を始める。

そして、ステージは整ったようだ。


いつものようにアナウンスされる

「はいはいはい、午後の部始めますよー」


「午前も熱かったけど、午後はもっとスゴイの見れるのかな」

「これからの試合が楽しみだぜ!」


魔術師にはフェイズと戦うという使命があるものの、人と人が競うというのが1番人気があるコンテンツだ。魔術の世界も例外では無い。


「さぁ8回戦やっていきましょー! 盛り上がってますかー?」


「「「ウェーーーイ」」


なんか会場の空気も随分緩くなってきたものだ。早速モニターには対戦相手が映し出される。


8回戦 B:ゼンフォ・ヘルトニカ  VS S(体術科):フェンセン・キャップス


「おっと ここに来てやっと体術科のお出ましだ! 対人能力ならこの学園でもトップクラスの実力を持った人たちだ!」



「体術科の人いままで当たってなかったしな どんな戦い方するか楽しみだな。波動とか撃って、アッパーしたりすんのかな?」


「ゲームのしすぎよ!」

素早くメルスがツッコミを入れる。


「ツッコミを入れれるほど元気になってよかったよ」

ジェイドの言葉にはっとする。


「….しまった。私もこれやるんだった」



「準備はいいですかー?」


5


4


3


2


1


スタート!


「はぁぁぁ」


体術科らしく構えるフェンセン。

気を集中させると拳を突き出した。


ドンッ


拳から衝撃波が放たれる。


「<ペクト>」


バシン!


バリアで衝撃波を防ぐ。

魔法と体術のぶつかり合いだ。


「すげえ、俺の言ってたこともあながち間違いじゃ無いぜ」

大興奮で見るナブラ


「ならばこちらも<フィアル>」

ゼンフォの周りに紫の炎が回り出した。

フラフープのような姿をしているが、次第に回転は加速する。


ブンブンブン


「くらえ!」


1つの輪のように見えるまで加速された炎は、ゼンフォの体から離れ、一本の線となり相手に飛びかかる。


「なんの おりゃあああ」

ダン!


なんと、その拳で炎を突き落としてしまった。



「おい、炎を拳で突き落とすとかメチャクチャだろ」

「何か魔法を使っているんじゃないか?」

「俺にはサッパリわかんね」


流石は体術科、風変わりな戦闘スタイルは、俺たちの興味を引き寄せた。


「やってくれるな体術科 だがこちらも手はあるぜ<ダークゾーン>」


当たりは何やら新たなフィールドが展開された。


「なんだあの魔法」

メルスが答える。

「ダークゾーンは闇属性の中級魔法よ。フィールドの中に入ると、闇属性の魔法が見えなくなってしまうわ」


「え、マジか それ強くね?」


「でも、フィールドは割と狭いし何より魔法が近付いてくる時に、一瞬だけ音が出てしまうのが短所ね」


「メルスちゃん、自分以外の属性の魔法も覚えてるんだな」


「当たり前よ あんたいつも授業寝てるからでしょ!」


「おっとそれいっちゃダメだぜ」


闇のフィールドはフェンセンの周りをすっぽりと囲った。


「ふ、狭い場所なら闇属性が有利。お前の好きにはさせない<ボア>」

闇の波動が放たれるが、すぐに姿を消した。


「どこだ?」


シュ  ボン!


「グハッ 後ろからだと」


「見えないとどこから来るのか分からないよな、ここが地獄だ」


その圧倒的な有利に、フェンセンは黙って見ているだけではなかった。


「<ペクト>」

フェンセンはバリアを貼ると同時に、ゼンフォに飛びかかった。


「はぁぁぁ  ドン!」


見事なパンチが腹に命中する。

「グハッ ゲホッ ゲホッ オエ」

「や..りやが….たな  ゲホッ」


あまりの衝撃にその場にダウンしてしまう。


「くっそこれで決めてやる」『牙は暗闇の中で(ダークネスファング)』


大きな槍状のモノを手に取り、空中に飛び上がる。


「はぁぁぁ っと何!?」


同時にフェンセンも空中に飛び上がると、ゼンフォの体を掴む。


捉えたその体を強烈な勢いで地面へと突き落とす。


「おいおいおい ちょっとまt….」


ドーーーン


「………」


ゼンフォ戦闘不能



「勝者 フェンセン・キャップス!!」



「うわぁぁ これは6人から3人に減らされますわ」


メルスは涙声で話しかける。

「これ私も体術科の人と当たる可能性があるってことよね?」


「あぁ当たったら…..ドンマイ」


「いやぁぁぁ まだ死にたくない!」



魔法に過信しすぎるのも良くないな。



話のテンポが良いのか悪いのか分からないですが、コンテスト編の話数がかなり多くなってきましたので、心配になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。