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第14話: 賽は投げられた

 いつもは楽しみである放課後、だが今日だけは最悪だ。

そっと森の中にある広場へ向かう、ここは最初の実習があった場所だが、その思い出が上書きされそうで怖かった。


覚悟を決め、森の中の光へ飛び込む。

「ジェイドォ 待ってたぜぇ」

この前は3人組であったが、今は5人で俺を見つめる。

「こいつが心配だったんだろう?」

すると、ロープで手足を縛られ、目と口を隠されたメルスの姿があった。

ジェイドがきたのを察知し、抵抗してみるも無駄には変わりなかった。


「俺の仲間によぉ 魔法を抑制できるロープを作れるやつがいるんだわ」

異常に目力が強く、胴体がロープでぐるぐる巻きの男が頷く。


「これで魔法での抵抗はできないって算段だ」


「メルスを拘束してお前らは何が目的だ」


「ジェイド、お前が目障りなんだよ!Fのくせに人を救うとかなんだの わきまえろよ立場をよぉ オメェみてえな正義とかなんだの言ってそうなやつが一番腹が立つんだよぉ!」


バンッ!

近くにあった木を蹴り飛ばす。本人は相当にキレているようだ。


「こいつを解放したければなぁ こいつを書いてもらうぜ」

モルダンは、ポケットからとりだした紙を放り出した。


「退学届けだ 生徒指導室にはたくさん出入りしてるからよぉ 一枚パクってきたんだよ」

「無属性のバカがよぉ この学園にいる価値はねぇんだよ!!」

極めて差別的な言葉が飛ぶ、もう冷静になることなどできなかった。


「あまり俺を怒らせるなよ」

怒りをあらわにする。物凄いオーラがあたりを覆い、鳥たちは空へ逃げていく。


「おっと 手を出したらこの女は無事ではすまないぜ」

冷静になれ俺。

怒りは人のためにはならないと、自覚する。

ジェイドは迷っていた。

1.メルクに危害を加えさせず全員倒して救出

2. 助けを呼ぶ方法を探す

3.退学届けを...

3はありえない、もし退学届けを書き、あとからキャンセルでもしたらまたメルスが危ないことになるだろう。仮にこいつらを学校から追い出せてもだ。


2を選びたいところではあるが、伝達魔法<ウィスプ>は使用者の周りに振動を放出してしまい、使用した瞬間バレてしまう。

一か八かで1を選ぶしかあるまい。

このような状況では、短い詠唱かつ素早く行動できる魔法を選ぶ必要がある。

「もういいや、この女殺してもいいや」

考えている最中、モルダンは口を開いた。


「こいつさぁ よく考えたら 俺らをぶちのめすしか選択肢ないよねぇジェイドくん」

脳内を読み切ったような言葉に混乱する。


「今から一歩でも動いたらこの女殺すから」

制約は突然重くなる。状況はより悪い方向へと回り出した。


どうすればいい...考えるんだジェイド...故郷を思い出せ 


...


運命は回り出す。


突然モルダンはメルスを手放し、その場に倒れる。

「どうしたモルダン 居眠りしてる場合じゃねぇぞさっさと起き上がれ」

仲間が必死にモルダンを起こそうとする。すると森の影から謎の人物がやってきた。


???「楽しそうなことやってんねぇ」

時々前の話を編集することがありますが、おかしな部分があったり矛盾している箇所直しています。なので前見た文章と若干違ったりする部分があるとおもいますが、許してくださいなんでもはいたしません。


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