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幕間【まっすぐな青に】
雨の音がうるさかった。
逃げ出した先にあったのは、闇だった。
ここがどこかもわからない。
どれだけ経ったのかもわからない。
足が重い。足枷を小突いてみる。
確かな感触が、現実を伝えていた。
軒先に座り込む。お尻が、世界が、冷たかった。
どれだけの時間そうしていただろう。
「大丈夫?」
聞こえたのは、無機質な音だった。
その時、雨の音が遠のいた気がした。
見上げた先。青い瞳が私を見つめていた。
私なんかより、ずっと消えそうな姿で、
けれど、まっすぐに──
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