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EP:27-The Case-Book of Dazuma vol.3 〜①〜

第27話。

刑事の依頼編パート2の続き…ややこしい。

敵組織の全貌こそまだなものの、目的が少し見えてきた話。

後、人質を取る際はアンタッチャブルと間違えない様に気をつけましょう。


地下ガレージを脱し、1階へ。

あの自分を嵌めた警官が片腕欠損状態でボコボコにされながら縛られていた。

このやりすぎ具合は彼らしいと苦笑しながら、テーブルの上に置いてある銃と弾薬を回収する。

しかし、アテが無い。

少女が本当はどこにいるのかわからない。

何を頼るか、どこまで早く判断を下して動けるか。


それが勝負だ。






ーーーーーーーーーーーーー






『ぐぅッ!?』

互いの拳を交差させ合ってボディを捉え。

距離を取り合うブレードとジョン・ドゥ。

次には瞬時に肉薄し、殴り合う。

自然とボクサースタイルで何度も打ち合う。

ボディ、顔面、顎。

細かく、素早く、的確に打ち合うその姿は剣戟ならぬ拳戟。

ノーガード拳舞とも言える。

どちらも綺麗に入っている筈なのに疲弊が見られない。

故に、埒があかない。

ジョン・ドゥは足払いを繰り出し、大してその足を蹴るブレード。

バランスをそのまま崩すが、流れる様に逆立ちになり。

カポエラの旋風を繰り出すが、あえて立ち向かい。

腕を組ませるように止める。

そのまま殴りに移行したい所だが、逆に足が更に組み付いてきた。

折る気だ。

ブレードの腕を支柱とし、クルクル回り始める。

待っていたらボッキリ。

が、勿論大人しく食らう訳が無く。

「お?」

組み付かれた腕を叩きつける様に地面にダイブ。

ジョン・ドゥもそのままやられる訳には行かず、するりと蛇の如く離脱。

ブレードは咄嗟に受け身を取り、立場は振り出しに。

「ふふ...何度もやり合ってるだけあって、パターンも知り合っているね。」

「ケッ...つか、奴らにウィルヘイムの情報教えたのテメェだろ。」

「まぁね、金にはなるからね。」

「何だ、生活に困ってんのか?金は貸さねぇぞ。」

「いやいや、お前に借りるのは死んでもごめんだよ。」

「プライド捨てれば?」

「これだけは...ねぇ!!」

殴り合い再開でクロスカウンター再び。

からの、強烈なアッパーがジョン・ドゥの顎を穿ち。

堂々と怯んだ所でコンビネーションを叩き込む。

防御をしようにも、腕の関節部にも攻撃を食らい。

何故かロクに動かない。

心無しか、ブレードの戦闘スタイルが変わっている。

身体の神経に直接撃ち込まれる攻撃。

それはマハロの仕事の休憩中にリンから教わった八極拳。

自身の戦力強化に努力を惜しまないブレードはそのまま独自に鍛えてモノとした。

結果、満足に動けずほぼ無防備なジョン・ドゥの胴に。

「はぁッ!!」

「うぐぉッ!!?」

発剄を叩き込んだ。

凄まじき"力"の動きによって爆ぜるが如く、壁に叩きつけられた。

雌雄を決したその状況で、ブレードは彼に近づく。

「勝負ありだな。」

「また...負けか。」

「いつも通りオフレコにしといてやるよ。」

「屈辱だねぇ...毎度どうも。」

そのまま放置し、ガレージを出ようとする。

「待ちなよ。」

その言葉と共に、ある物が投げ渡される。

紫のラインが刻まれた黒い弾丸だ。

「今回は?」

「【災害】だ...さ、行きなよ。」

ありがたくいただいてその場を後にした。


新たなる黒の力を。


「いつも言ってるが、あまり使い過ぎぬよう。」


開幕野郎2人が薄暗い場所でハッスル。

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