EP:25-Tukimi sake. 〜①〜
第25話。
ヨモツカタヒラ編完結!!
今回は総締めと言わんばかりに平和回!!
混浴に飲酒に下ネタもあるよ!ポロリは無いよ!!
では、どうぞ!!
良い子の皆は酒は…あ、この子ら二十歳どころか100歳超えてる子らばっか!!
表紙です↓
https://twitter.com/poh_YmikuIMZVQ/status/1398542836010676230?s=19
旅館の露天風呂。
目まぐるしい一日だった。
仮眠を取らさせていただいて、ブレード達と共にもてなしを受けた佳奈江。
まさか、昔トラウマの原因になった不良少女達にまで頭を下げられて礼を言われるとは思わなかった。
そして現在は女性陣とゆっくり入浴中。
「カナエちゃん、本当に凄いなぁ。」
と、誉めてくるのはソニア。
宴会中からずっと瞳を輝かせている。
余りにも純粋過ぎてどこかをやられそうだ。
というか、この面子の中でも特にブレードと親しくしている印象がある彼女。
恋人だろうか?だとしたら彼を盛大に揶揄うネタができる。
「ブレードさんと初雪サマ...後ポロフくんのおかげなのよ。」
「でも聞いたよ、属性2つ使える様になったって。」
そうなのだ。
あの戦いを経て、氷と焔、2つの属性に目覚めた。
札の使い方もある程度わかったし、初雪にもビシバシ鍛えてもらうつもりだ。
強くなりたい、臆病でいるのはもうやめた。
それに、剣も鍛えなければいけない。
貰った片手剣と焔の属性剣を上手く使い分ける訓練もしないといけないから大変だ。
彼らは明後日の朝にここを発つ。
なんとかそれまでに教わりたいが、彼らにも彼らの用事がある。
どうにかならないものか...。
まぁ、それはそうとして。
「どうもなのよ、それでソニアさん。」
組み付く様にソニアに近寄る佳奈江。
「へ、どうし...」
「貴女ってひょっとして、ブレードさんの恋人だったり?」
「ぴぃっ!?」
その言葉に反応したのはソニアだけでなく。
初雪以外の全員が反応する。
彼女は初日に聞いたので。
そこから反応はそれぞれ。
「どういう事かなよく遊んでいるのは知っているけどさ!!」
知っているんだ、ジト目のクラナ。
「え、ヴィネットさん兄貴と付き合っているの!?」
違うと否定したい、一。
「え、やっと?やっと!?」
カノン、やっととは何だやっととは。
「やっぱりあなた達そういう関係で...」
やっぱり?やっぱりって自分達をどう見ているんだコーニッシュ。
と、質問攻めに目を回すソニアを見て。
メアリー、チェリム、アニマはニヤリと笑いながら。
「そう、見守っていたかいあったわね。」
「おめでとう、ソニア。」
「コングラッチュレーション。」
「だから違いますよぉ!?お姉ちゃんも知ってるよね!?」
ソニアにとってブレードは憧れの対象であり、恩人だ。
恋情は抱いていない。
筈なのだが、彼にドキドキする事は多い。
彼が恋人だったなら...
なんて考えていたらボンっと音を立てて湯に沈むソニア。
攻め過ぎたらしい。
佳奈江からしたら本当にそうだと思っていたのでなーんだと小石を軽く蹴り飛ばす心境である。
チェリムが妹を救出する中、ジト目が戻らないクラナの次の矛先は。
「そういえばメ―ちゃん、前にホプキンス君と付き合っていたんだよね?」
『!?』
メアリー。
その言葉に轟沈していたソニア含めほぼ全員がぬるりとメアリーを睨みつける。
幼女組は無視。
そしてそんな火中のメアリーは平然とした顔で。
「えぇ、何が聞きたいのかしら?」
余裕綽々の返し。
ぶっちゃけどうでもいいというのと、面白がっている為。
しかし、"何"と逆に聞かれても困る。
「ど、どういう経緯でその様な関係に...?」
先頭バッター、コーニッシュ。
「恋人というモノがどういった感じか、お互いに気になったから、それだけ。」
「れ、恋情というモノは無かったのか?」
2番、チェリム。
「えぇ、全く...何ならそういう関係になってもスティーヴを誘って3人で遊んでいたりとほとんど特別な事は無かったわ。」
「ど、どうして別れたんだ!?」
3番、一。
「お互いに飽きた、それだけ。」
「それだけなのか!?」
「ち、ちなみにだけど...」
4番バッター、カノン。
「その...えっちとか...」
「カノン!?」
特大ホームラン。
「したわよ。」
『したの!?』
幼女組+クラナを除く全員が震えて叫んだ。
まさか自分がゲスな質問したのがきっかけで予想外の爆弾を突いてしまった、
それも核並みの。
「ど、どど、どうでし...」
「よせソニア、その質問は危険過ぎる!!」
まだ目を回しているらしい。
ついでにネジも落としているのか、とんでもない事を聞き出そうとしている。
更に。
「激しかったわよ、詳しく教えましょうか?」
「メアリーさんストップですわ!!」
「クラナさんがゲル状になってるから!!」
クラナの身体がどぅるんどぅるん。
凄い、人ってああなれるんだ。
そして見てわかったのは、クラナは彼に気があるという事。
どう見てもあの態度は嫉妬だ。
なんて、分析紛いに考えていたら。
「ちなみに、カナエちゃんはどうなのかしら?あいつが好き?」
「友達としてなら...恋愛観は眺めている方が楽しいのよ。」
「ふふっ、良いキャラしてるわ貴女。」
「どうもなのよ。」
なんて、語尾に音符が付きそうなトーンで返した。
本当、目まぐるしい一日だった。
明日はどうするか...
その時。
何を感じ取ったのかメアリーはカンプピストルを取り出し空に向けてぶっ放した。
ごくごくごくごくごく




