表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏スキルで最強異世界攻略~異世界召喚されたんだが、勇者じゃないと追い出されたので新しい国を作りました~  作者: トモモト ヨシユキ
ゲートを開け!敵は、クリスティア王国にあり!
63/76

6-6 廃虚にて

6ー6 廃墟にて


俺たちは、再び、パーティを組んで旅に出ることになった。

ナジこと、ナジナ・クルセム宰相だけは、エレクシア王国を守るために残ってもらうことになったが、他のメンバーは全員揃っていた。

俺と姫とアリサとジル。

そして、旅の間に増えた仲間たちがいる。

アズミちゃん、エリオス、カリファ、ホリィ。

俺たちは、全員でクリスティア王国に向かうことにした。

俺たちは、出発の準備をそれぞれ整えると集まった。

「行くぞ!みんな」

俺は、全員のことを見回した。みな、それぞれに頷く。

転移ゲートの魔法をこめた銃弾を俺は、発射した。

白く輝くゲートが開く。

みな、一斉にゲートへと飛び込んだ。

何かに体を通り抜けられる感覚の後、気づくと、俺は、雪の中に立っていた。

「ここ、は?」

俺は、前方を見上げた。

雪の中に王城が見えた。

「あれ、は・・」

「あれは」

姫が俺の隣に歩み出た。

「クリスティア王城、よ」

「クリスティア王城」

あそこが、始まりの地、だった。

俺がこの世界に召喚され、最初に、踏んだ地。

俺は、王城を見つめていた。

そして。

終わりの地になる。

空は、灰色で雪が降りしきっていた。

通りには、人どころか猫1匹いなかった。

俺たちは、全員が揃っていることを確認すると、姫を先頭にして歩き出した。

「とにかく、一旦、身を隠しましょう」

姫は、町外れへと俺たちを率いて歩いていった。

そこには、廃墟があった。大きな屋敷だったと思われるその場所は、ただ、一面の雪の中へと溶け込んでいっていた。

「ここは、昔、私が、私たち家族が暮らしていた場所、よ」

姫は、倒壊しかけた石の柱にそっと手を触れて言った。

「私たちの暮らした場所」

「知ってるよ」

カリファが囁くように言った。

「僕は、ここを知っている」

姫とカリファは、お互いの手を握り微笑みあった。

2人が共有しているものが何なのか、俺には、わからない。

けれど、わかることもあった。

2人は、この世界に2人きりだということ。

「誰だ?」

声がして振り替えると、そこには、ローブを身に纏った金髪の若い男が立っていた。

「姫?・・もしや、マージニア姫、なのですか?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ