↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

元彼氏は色々可愛かった。

「どうかな?この服・・・」


そう言って、瑞稀は部屋から出てきた。

今日の服は安直に、黒っぽいパーカーとチェックスカート、それにニーソって感じ。(優賀からいらないって言われてくれた)

三玖は玄関で待ってたけど、楽しみすぎて寒さなんかなかったみたい。


「可愛い・・・めっちゃ清楚系って感じすると瑞稀!」


「あ、あのさ・・・恥ずいから見ないで・・・」


瑞稀は少し顔を赤らめて言った。その時、優賀が来た。


「あ、2人とも・・・やっぱり恋人っていいよね!瑞稀は女装した感じで・・・」


「はぁ・・・というか優賀だろやったのは」


「まぁ・・・可愛いからなんでもいいや!早く行こ!私下で待ってるから!」


そう言って、優賀は階段を降りていった。


「ちょっとでも寒い・・・三玖はめっちゃ防寒してるけどさすがに俺は・・・」


「え、分かった!ちょっとマフラー取ってくる!」


そう言って、部屋に入っていった。


「はぁ・・・なんでこんな・・・可愛い・・・のかな・・・」


2人の言うことが信じきれなかった。

元々、瑞稀は普通のサークルの調整系の役割。

多分、その時は自信がなくてこうしたんだろう。

それに、多分自分は陰キャっぽいし。


「・・・トイレ行きたい」


不意にそう思ってしまって、とりあえず部屋に入った。


「ごめん!寒かった・・・え?」


「ちょっとトイレ行くだけ」


「え、あ、ちょっと!?」


そう言って、トイレに駆け込んだ。

三玖の声には、全くもって届かなかった。


「はぁ・・・疲れた」


なんとかやり切って、玄関を出てきた。

早く、元に戻りたいとしか思えなかった。


「あ、だ、大丈夫だった?」


「ごめん、三玖」


少し赤らめていた瑞稀を見て、三玖はまた、


「だから可愛いんだってその顔が!」


そう言って、直ぐに三玖は瑞稀の隣に来て、写真を撮った。


「ほらこれ!可愛いでしょ!もっと自信持って!」


「あ、う、うん」


愛想笑い、しか出来なかった。自分の身体じゃないのに、可愛いとかそういうのは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。