第8話 告白?
「試験終了」
この言葉にテストからの解放を実感し少し浮かれる。
「終わった~」
「何して遊ぼう~」
「早く帰って寝たい」
だがすぐまた気を引き締める。そう、テスト後には生徒会選挙があるんだ。
マユの情報を得てから一週間。
椎名君もマユも勉強が忙しく、ちょっかいを関わってこなかった。
そんなことを考えていると携帯の通知音がなった。
いち早く教室から出て行った椎名君からだ。
「まったく、、早く帰って寝たいのにぃ」
『付き合ってくれ。校門で待つ。』
「ええ!」
え?
こ、、告白!?
現在陽キャとして生活している橋本レンは数か月前まで真の陰キャオーラを纏い、男子とも話した事がなかった。
「ど、どういう事よ」
そう呟きながら足早に校門に向かう、、
「来たわよ!」
「あ、来たか、、」
目の下にクマが出来ている。
それになんかいつもより落ち着いて居て、、
「よし、行くぞ、、ついてこい」
「え?そんなっ、自分勝手に」
なんなのよもうっ
そうして椎名君について歩いた
しばらくしたら、見慣れた公園についた。
「それで、、レンさんはどう思う?」
「えっ!、、あの、その、、」
緊張して声が出てこない。
椎名君は中身はさておき、外見は陽キャイケメン。
「やっぱりレンさんは考えてなかったみたいだね、、」
レンさんはって椎名君は考えてたってこと!!?
「とりあえずこれを読んで欲しい。」
渡されたのはラブレター、、ではなく
「吉田さん仲良し計画?」
パワポで作られたものを印刷した雑な資料だ。
「そう、俺このテスト期間ずっと考えってたのよ!」
相変わらず眠そうだがテンションは少し高くなった。
、、ん?まてよ
「え?付き合ってほしいって、、」
「え?、、学校だと吉田さんに聞かるかもしんないから、公園に来て欲しいって意味だけど、、」
「とりあえず俺はその資料製作とテスト勉強で2徹目だから帰る。」
こうして私は一人公園に取り残された。
「言葉足らず過ぎんのよ!!」
誰もいない公園に響き渡る。
まぁ、私の事を考えてくれて資料を作ってくれたんだし、、
そうして『吉田さん仲良し計画』に目を通す。
作戦:吉田さんと仲良くなる!
吉田さんとレンさんが仲良くなればレンさんの秘密もばらさない!
それに妙に凝った図形で作られた私とマユの似顔絵だ。
椎名君に電話を掛ける
「あ、レンさん見てくr」
「なんなのよこれ!」
「作戦はゴミだし、ちょっと似てない似顔絵しかないじゃない!」
「ごめーん、絵に凝ってたらs」
電話をブチ切る
こうして橋本レンは椎名君に考えさせる事をやめさせることを決意した。
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