第7話 情報収集
「おはよ~」
そう挨拶すると大抵の人は目を輝かせて挨拶を返す。
わたし、、橋本レンはこの学校のカーストトップ。高校のわたしは、誰もが羨む陽キャなのだ。
順風満帆な陽キャ生活を送るはずだったが、、、
「あ、レンさんおはよ~」
眠たそうな声であいさつをする、少しチャラそうな男。私の席の左隣。
彼は椎名君。私の陽キャ生活をぶち壊した第一人者だ。
今は理由あって協力関係にある。
「あ、レンっちおっは~!」
超絶元気なギャル。私の席の右となり。
彼女は吉田真由。レンっちマユっちなんて呼び合う仲だ。
そして今、私の学校生活を脅している張本人だ。
「マユっちおはよ~」
「あれ?レンっちなんか元気ない?昨日も休んでたし、、大丈夫?」
本来なら滅茶苦茶かわいいのだが、私にはそう感じない。
「そんなことないよ~」
「それでさレンち生徒会選挙に立候補するの、、がんばってね!」
わざとらしくクラス中に聞こえる様に話す。
クラスのあちこちから
「橋本さんやっぱり出るんだ、、」とか
「俺、絶対橋本さんに入れる!」
などと聞こえてくる。
マユっちは私のオタばれを人質に、生徒会に入るのが目的らしい。
「う、うん!ま、まずは中間テストが終わってからかな?」
「確かに!また勉強教えてね!」
明るい笑顔を見るとこいつがクソ野郎ってことを忘れそうになる。
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「それで、要件はなに?椎名君」
昼休み人気のない空き教室に呼び出された。
「もしかして、、告白?」
「違うはボケ」
「私これでもこの学校だとモテるんだけど」
「そんなことより、吉田さんのことだ」
「昨日頼んだ事なのにもう終わったの?」
昨日、私と椎名君は協力関係になった。
そこでまずは敵を調べる事から始めようとなった。
「ああ。上手いこと話をつけて五英傑の一人、『噂の柏倉』にコンタクトを取ったんだ。」
「ご、五英傑!?、どんな人だったの?」
「いや姿はわからない。知りたい内容と報酬をそいつの仲介人に渡すんだ。今日の朝渡したら、昼にはもうこんなに、、」
と言いながら出した紙には、A4用紙3枚にびっちりにマユの情報が書かれている。
「なにこれ?」
「俺も驚いてる。ただのギャグ集団がこんなにできるなんて、、」
「それでどんなことが書かれてるの?」
「誕生日、性格、身長、体重。他には家族構成に関しても書いてる、、」
驚きながら私に紙を渡してくる。
「これは家でじっくりと読ませてもらうわ。」
「それとこれのお礼はちゃんとするから」
そう言い残し空き教室を去った。
ーーーーー家にてーーーーーー
「なるほど」
そう呟きながら一息つく。
昼に椎名君からもらったマユに関する情報は、ほとんどが私でも知っているものだった。
だが少し気になる点もあった。
・一つ上に兄がいる
・兄との仲は良くない
・兄は生徒会長である
この三点から推測するに、兄との因縁的な感じで生徒会に入りたいんだろう。
「兄妹喧嘩に巻き込まないでもらいたいな、、」
そんな事考えながらこれからの作戦を考える。
私の平和学園生活を返して欲しい、、
レンは少しブルーになりながら眠りについた。
更新したらX(Twitter)でポストするのでまた読んでくれたら幸いです。




