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実はオタクの委員長と隣の席のクソ野郎  作者: 天鳳


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5/10

第5話 クソ野郎と勉強会

公園での出来事から3日後。私は絶望していた。


「あんた達、、なんでこんなにできないの!!」


「レンっち難しいよ、、何言ってるかわからないし、、」

「吉田さんに同意、、もう、、なんも、、、考えられない。」


椎名君はもうキャパオーバーみたいだ、、


「もう二人とも、、もう仕方ないなぁ。少し休憩しよっか」


そう言ってブラックコーヒーを口に運ぶ。

苦い。美味しくない。カッコつけて頼んだはいいものの口に合わない。

ミスったなぁなんて考えてたらふと話しかけられる。


「レンっちはさ、やっぱり五英傑をめざしてるの?」


「「五英傑?」」


さっきまで机に突っ伏してた椎名君と声が被る。


「そ、私たちが通う学校の伝説5人組。実際の人数や人はその年によって変わるらしいの。でもね、、、確実に存在はしてるんだって。」


「なにそれ?生徒会とはちがうの?」


「レンっち良い質問だね。簡単に言えば、生徒の上に立って統率を取るのが生徒会、生徒と一緒になって統率を取るのが五英傑って感じだね。」


「なんかよくわからないなぁ。五英傑って今誰がいるんだ?」


椎名君が心の声を代弁してくれる。


「椎名君も良い質問だね~。今分かってる五英傑はただ一人。」

「それは、、、」


「「それは?」」


「伝説の早帰り職人。疾風の山崎!」


ん?意味が分からない?

宇宙ネコ状態だ。


「マユっち、、もしかして五英傑って単なるギャグ集団なんじゃ、、」


「まぁ、大半の生徒にはそう言われてるね!」


なんやねん。ちょっと期待した私がバカだったわ。


「でも生徒会がこの学校トップなのはほんとだよ!」

「レンっちはこの学年のクラス委員の代表。委員長なんだから生徒会にも入れるんじゃない?」


なるほど、、生徒会か、アニメのテンプレとしては生徒会を目指すんだろうが、私はトップには興味ない。

私が目指すのは平和な学園生活だ。そのためにはこいつ以外の誰にも”オタク”といて事をばれてはいけない!

話の途中からまた机に伏せている椎名君を見る。


「ところでさぁ、、」


隣に座るマユがギャル笑顔で話しかけてくる。


()()()()()()()()()()()()


え、、、?

ばれた?、、ばらされた?椎名か?椎名なのか?

未だ寝ている椎名に殺気がわいた瞬間、マユから両手を握られる。


「あのねレンっち。私はレンっちと同族なの。でもね別に隠してるわけじゃない。レンっちは隠してるよね?」


わざとらしいくらい、可愛く話してくる。


「それでね、協力してほしいの、、」


「きょ、協力?」


「うん!生徒会に入って私の生徒会入りを推薦してほしいの!」


悪意の一切感じない顔でとんでもない要求をしてくる。


「もし、断ったら、、?」


満面の笑みで耳元でささやいてくる。


「全校生徒にレンっちの過去をばらすよ!」

「だからね協力してね!」

「とりあえず今度の生徒会選挙立候補してね!!」


がちかよ。めちゃくちゃクソ野郎だ。


ーーーーーーーーーーーーー


かくして私はクラスの両隣の席の人にオタばれし、椎名君以上のクソ野郎に無理難題を押し付けられた。

更新したらX(Twitter)でポストするのでまた読んでくれたら幸いです。


五英傑の一人、疾風の山崎。彼は帰宅の際100mを5秒で走ると言われている。

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