第2話 第二印象
「以上今日のホームルームを終わる。今日は入学だったから早めに帰れるが、みんな気を付けて帰るように」
先生の号令とともに私の机の周りには多くの人が集まってる
「レンさん代表の挨拶凄かったね!」
「橋本さん連絡先交換してよ〜」
「てか橋本さんって可愛いくね?!モデルとかやってた?」
「みんな一斉に話しかけないでよ笑」
内心これが陽キャ生活かと思いながら一人づつしっかり対応する。
こんなマルチタスク、アニメを見ながらラノベを読んでいた私しには造作もない。
「ねぇレンちって呼んでいい?私レンちと仲良くなりたいな〜」
「あ、え〜っと吉田さん?、、だよね全然なんて呼んでもらっても大丈夫だよ?」
「えっ、吉田さん呼びウケるんだけど笑」
ギャル攻撃に一瞬対応を間違えたかと思ったがそんな事は無かった。
「吉田さんってそんなよそよそしくしないでよ!マユでいいよ〜」
萌え袖で肩をたたいてくる。
「じゃ、じゃあマユ、、ち?」
「何レンち!?マユち呼びしてくれんの!?嬉しすぎ~」
「とりま連絡先交換しよ」
こうして一通り皆と会話を終え、帰ろうと支度している最中だった。
「ねぇ橋本さんちょっといい?」
隣の席の椎名くんだ。
鮮やかなシルバーメッシュな髪。
左耳に輝くピアス。
少しやんちゃな陽キャだ。
第一印象は陽キャそのものだった。
そして第二印象は最悪だった。
「橋本さんってオタクだよね?、、しかも相当の」
「えっえ?な、な、なんの事?!!?」
とりあえず現状把握だ。
クラスには少し人が残っているものの周りには誰もいない。大丈夫聞かれてない。
そして何故かオタバレしてる。
そう、現状把握するこの間 0.01秒
って内心言ってる場合じゃない!!
「あ、、えっと、あの、椎名くん!一緒に帰ろうか!!!」
「え?、う、うん。」
ミスった。
よくアニメである展開。必要以上に大声で言っていしまうヤツだ。
まぁとりあえずそこは良い。
まず帰り道で尋問するしかない、、なぜオタクだとわかったのか、、そしてもしそれを言いふらすのなら、、、
なんて考えながら少し学校から離れた人気の少ない公園のベンチに座る
大丈夫。ここに来るまで椎名君を見ていたが、特に脅す様子もなく普通にしてる。
私はやれる子だ。
ピンチはチャンスって異世界から帰ってきたオッサンも言ってたんだから大丈夫。
自分を落ち着かせて尋問を始める。
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