表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神には届かない  作者: 空野
神には届かない
64/93

Time in(side:g_4)


「さて」


 聞こえたのは、受話器越しより少し高い、けれどよく知っている声。


「あ……」


 振り向いて、見上げた先。


「久しぶりだな、というには、まだついさっきだが」


 黒い髪。ナイトブルーの目。

 回避の為に飛び込んだ先、ガラスケースの破片で切ってしまった、薄く血の滲む手を差し出して。



「こうして会うのは、はじめましてだな」



 秋の透き通った青い空気の中、くしゃりと笑う。


「さて、約束だ。何を食べに行こうか、グースハウザー?」


 ああ、そうだ空腹だったと、グースは笑った。

 そうして立ち上がってその手を取って、もう一度笑った。


「はじめまして。……タンドリーチキンが、食べたいです」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ