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気付いたこと
遅くなりました。
短いです。
「・・・申し訳ありません」
苛立ってきつい言い方になってしまったにもかかわらず、彼女は臆することもなく、あっさりと俺に謝罪を述べた。
しまった、と思っていた俺はその事に一先ず安堵し、 一方で彼女の丁寧な対応に戸惑う。
(……なんで俺みたいな賊に頭なんか下げてるんだ? 普通しねーだろ)
それに俺は別に彼女に謝ってほしい訳ではない。
俺がその旨を伝えると、彼女はよく分からなかったらしく首を傾げてしまった。
「本日付こちらには、どういったご用件でお越しになられたのですか?」
この時俺はようやくあることに気付き、一気に脱力する。
(ああ、こいつ天然だ・・・)
読んでくださり、ありがとうございました<(_ _*)>




