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詩集 『心描写集 2』  作者: SPECIAL BAY


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第四部 「湖の近く」

第四部 「湖の近く」



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「結局、森の中へやってきたけど

何もないなぁ・・」


おもしろくないので帰ろうと思った。

振り返って来た道を戻る。

すると、誰かがいる気配がした。


枝葉がゆらりと揺れる。

木陰に誰かがいる気がした。

あなたは・・


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☆目次


31.紙芝居

32.図書館

33.プカプカ

34.落ち葉

35.冬の魔法

36.雪が積もったら!

37.湯気の魔法

38.希望の火種

39.過去枯渇問題

40.苦しみとの戦い



31.「紙芝居」


-----


みんな集まって

ちょこんと座り


楽しみに包まれた中から

現れた賑やかな絵

紙芝居


はじまり はじまり

話すリズムで

動かない絵が

動き出す


めくると急展開でドキドキ

不思議なお話でびっくり


語り手の方もびっくり

「あっ 飛ばしちゃったね」


-----


☆一言解説

子どもの頃に

学校で読み聞かせや紙芝居をしてくれる日があって

おもしろく感じる日もありました!



32.「図書館」


-----


気になっているのは

自販機に並ぶ

たくさんのジュース


だけど

ここに並ぶのは

たくさんの本たち


静かな館内

騒がしい文字たち


見上げるほど積み上がった

本たちが住んでいる都会


この角を曲がって

背が低い棚の路地を抜ければ


ジュースくらいカラフルな

絵本の広場でひと休み


-----


☆一言解説

子どもの頃は

本よりもジュースに

興味がありました!



33.「プカプカ」


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プールに

プカプカと浮かんで


耳まで水につかれば


水の音はやがて

現実の音を消して

静寂に包まれる


鼻にツンと辛いような世界は


ゴーグルと目の間に

水が溜まっていくように


徐々に視界を沈めて

目にしみる


だから泳ぎ疲れたら

力を抜いて

プカプカと


-----


☆一言解説

プールは気持ちがいいです!

でも、飛び込んだ時にゴーグルがずれると

目の前が水に沈んでいく感じになりますね!



34.「落ち葉」


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秋の裏庭

積まれた落ち葉の山


両手いっぱいにかき集めて

空に散らす


夕日に照らされ

冷たい風に流され

オレンジや黄色に輝く


楽しくて

ピョンピョンと


跳ねる僕らを見ていた

飼育室のうさぎ


-----


☆一言解説

落ち葉は綺麗ですが、

蚊がたくさん出てきて

少し後悔しました。



35.「冬の魔法」


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友だちと歩く通学路

遅すぎる歩幅で話す

くだらない話


そこに冷たい風が

急に吹いてきた


あっと目を閉じて

そっと目を開いた


すると

そこは

雪化粧の世界


まるで魔法がかかったみたい!


僕はくだらない話も忘れて

冬の幻想を感じた


-----


☆一言解説

小学生の頃、学校へ登校していると

急に風が吹いてきて

目を開けると美しい雪景色になっていました!



36.「雪が積もったら!」


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小学生の頃

雪を見て喜んだ


雪が積もったら

雪だるまをつくれる!


雪の感触

ザクッザクッ


転がす雪玉

ゴーゴー


植木に雪のお布団

サクッ


赤い冬の花は眠そうだ!


手は冷たくても

暖かい気持ちで生まれた

ひとときのお友だち


「今年は会えるかな?」


-----


☆一言解説

雪だるまをつくるのは楽しいですが

九州の方に住んでいたので

雪がたりずに泥だらけの雪だるまでした!



37.「湯気の魔法」


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冬のお風呂場

お湯をザバーン

とたんに魔法にかかる


世界は白い湯気に包まれ

ぼやけていく冷たい鏡

暖かさに包まれて


お風呂の船から眺めている

白い雲に包まれ空の上

揺れる星々集めて


魔法が切れても

寒くないように


-----


☆一言解説

冬の日のお風呂は

湯気に包まれて

とても幻想的に感じますね!



38.「希望の火種」


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ため息ひとつで

消えてしまいそうな

希望の火種


そんな火種も

大切に育てれば


いつかあたたかい

希望の火が灯るはず


ほら

現実と夢の狭間の摩擦で

火種が生まれたよ


-----


☆一言解説

摩擦で火を起こすのって

大変そうですね。



39.「過去枯渇問題」


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僕は過去の自分に

呼びかけました。


「今なら作品にするから

何かネタをくれないかい?」


過去の自分は答えました。


「過去を振り返りすぎて

もうネタはないよ。

今の自分でどうにかしてよ。」


僕は呆れました。


「今は今で

頑張っているんだよ〜」


-----


☆一言解説

過去は有限の資源なので

使いすぎるとなくなります。



40.「苦しみとの戦い」


-----


ハッピーエンドの先に

また絶望が

待っているかもしれない。


でもきっと超えてきた分だけ

強くなっていて

苦しみと戦っていけるはず。


進んでいこう。


進んでいくけど。

やはり進み疲れたときに聞いてみる。


戦わなくていい平和な世界は

この先にありますか?


-----


☆一言解説

ハッピーエンドって安心できないと思います!

そのあとが保証されているわけではないので・・




読んでくださって、ありがとうございます!!

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