第三部 「森の入り口」
第三部 「森の入り口」
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「この道って森の中へ伸びているけど、
どこに繋がっているのだろう?」
繰り返す日常に飽きた心と
この先を知りたい好奇心。
少し歩き出してみる。
すると過去の記憶がふわりと
舞い降りてきて
誰かが声をかけた気がした。
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第三部 「森の入り口」
21.柔らかさ
22.ラジコンカー
23.カプセルトイ
24.ペーパークラフト
25.迷路
26.作品の裏側
27.リマインド・パズル
28.魔法の綿
29.風船旅行
30.地球儀の風船
21.「柔らかさ」
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未来への計画を立てて
そこに道を敷く
その固い道の上を
ひたすら進んでいく
途中、緑が見たくなって
森へ寄り道した
舗装されていない道で気づく
土の柔らかな感触
この道が正しいと決めつけて
固まった頭も
柔らかくなってほしい
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☆一言解説
アスファルトの道を歩いていると
時々、舗装されていない道も歩きたくなりますね!
22.「ラジコンカー」
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手のひらの操縦桿は
手のひらサイズの
自分への無線連絡
大きな石ころに乗り上げ
ガタガタ
行く手を阻む草むらを掻き分け
ガサガサ
日没間近だけど大丈夫
新しいマシンは
ライトが光るんだ!
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☆一言解説
ライトが光るラジコンカーは
かっこよかったです!
23.「カプセルトイ」
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幸運を願った
がま口サイフの
ペンギンさんは
ペコリ
大切にあたためた
100円玉を
握りしめた僕は
ガチャリ
ガリガリと回せば
コロコロとうまれて
パカっと割れば
夢が詰まっているかな?
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☆一言解説
カプセルトイは楽しいですね!
24.「ペーパークラフト」
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紙に描かれているのは
掴めない夢の世界の絵
そんな掴めない世界の絵を
形にそって切ってみる
丁寧に折りたたみ
組み合わせる
すると
浮かびあがってきた
夢の世界
風で吹き飛ばされそうだけど
軽い空間に想いを詰め込めば
ほら掴めた夢の世界
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☆一言解説
子どもの頃はペーパークラフトでも
よく遊んでいました!
25.「迷路」
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迷路を描く
おもしろくなるようにと
複雑に描く
自分で描いたけれど
分からない
正解のルート
自分でつくった
迷い道くらい
ゴールさせてよ
楽しく抜け出せたなら
それは傑作
また生み出したくて
次の迷路を描く
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☆一言解説
子どもの頃は迷路も好きでした!
26.「作品の裏側」
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子どもの頃は
想像と憧れで
良かったのに
大人になると
現実にできないと
負けたことになる
ナイフを
突きつけられている
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☆一言解説
いつでも作品をつくる時は
ナイフを向けられているのかもしれません。
27. 「リマインド・パズル」
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完成させたパズルを
またバラバラにする
もう一度
考え直すために
どこにどのピースが
当てはまって
この作品が
生まれたのか
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☆一言解説
子どもの頃はパズルをするのも
好きでした!
28.「魔法の綿」
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綿が入った袋を開けると
フワッと溢れ出した想像力
おもちゃの家の雪になって
小さな街の雲になった
柔らかな心も
一緒に詰め込めば
素敵な人形にもなるんだ
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☆一言解説
工作用の綿がパンパンに詰まった
袋を開けるとき
溢れ出してきておもしろいですよね!
29.「風船旅行」
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電気屋でもらった風船に
小さな人形を乗せれば
それは小さな気球
手に届かないところまで
舞い上がっていった
期待いっぱいに膨らませて
ゆらゆらと旅する
夕飯の時間
お腹がすいたのか
ゆっくりと舞い降りてきた
おかえり!
どんな旅だった?
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☆一言解説
子どもの頃
電気屋でもらった風船に人形をつけて
飛ばしていました!
30.「地球儀の風船」
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風船のように
空気で地球を膨らます
地球儀があった
世界は夢をのせて
ふわふわとまわった
しかし放っていたら
その地球は萎んでいた
世界は夢も沈みそうなくらい
くしゃくしゃでまわらない
これではダメと無力でも
深呼吸して息を
吹き込んでみるんだ
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☆一言解説
子どもの頃
風船のような地球儀が
部屋にありました!
読んでくださって、ありがとうございます!!




