第二部 「階段を降りて」
第二部 「階段を降りて」
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結構、高く上がってきたので
戻る時は気をつけて階段を降りる。
段差のリズムが
綺麗に均等じゃなくて
気を抜くと転びそう。
「もっと楽な姿勢で進みたいのに・・」
自分の人生にも
重ねながら降りていた。
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☆目次
11.ブレーキ音
12.夜の光たち
13.違う模様のビー玉
14.学校の屋上
15.木登り
16.理科祭りにて
17.ツリーの建設中
18.星空と自転車
19.あの丘の朝焼け
20.重たいシステム
11.「ブレーキ音」
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心地よく風を感じながら
車輪をまわして
人生を進めていた
この勢いのまま
止めたくなかった
だけど
いきなり現れた
誰かの人生
慌ててブレーキをひく
ぶつかりそうな瞬間に
鳴り響いた悲鳴のような
ブレーキ音
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☆一言解説
自転車のブレーキ音が耳に刺さるような
悲鳴に聞こえることもありますよね。
12. 「夜の光たち」
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夜がやってきて
黒い山に赤い光がチカチカ
神社の道も浮かんでいる
光が近づいて
夜に吸い込まれそう
星も呼んでいるようにチカチカ
僕は行かないよ
家に帰るんだ
生ぬるい風が笑う
赤い光が目のように
チカチカ見ている
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☆一言解説
子どもの頃、
なんだか夜の山や遠くの光が
怖かった記憶があります!
13.「違う模様のビー玉」
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小学校の
図画工作の時間
用意してきたビー玉
色鮮やかで
キラキラのビー玉
だけど全部同じ模様
隣の君が交換しようと言って
交換したら
派手で大きさも模様も違った
合わないかな?
遠い星々と月のよう
いや、これで
新しい宇宙がつくれるね
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☆一言解説
友達とビー玉を交換すると
工作にも違う色が増えました!
14.「学校の屋上」
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立ち入り禁止
だけど気になった
小学校の屋上への階段
その先にある
未知の扉を
開くことが許されて
扉を開くと
吹き抜けた風とともに
少し怖さを感じた
灰色の空の先
広がっていたのは
雲間からの光
導いた通学路
その向こうまで続く
見慣れたはずなのに
不思議な街並み
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☆一言解説
普段は立ち入り禁止の
屋上に上がることができた日
不思議な気持ちになりました!
15.「木登り」
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子どもの頃に
一度くらいした覚えがある
木登り
怖いけれど
大丈夫だよ!と
言われて上へ登った
上から見た景色は
ものすごく高く高く感じた
折れそうな心でも
しっかり掴んで
上へと登らなければ
ならないこともある
その後には
見たことがない
景色が見られるかな?
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☆一言解説
木の上からみた景色は
いつも過ごす場所も
特別に感じました!
16.「理科祭りにて」
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小学校の理科祭り
理科室でスライムなどを
もらいにいく
シャカシャカ振ると
発泡スチロールの小さな球が
静電気でくっつく
透明なコップをゲットして
小さな玉が雪のよう
クリスマスツリーの絵を描いたら
スノードームみたいで
シャカシャカ
雪が積もれば
冬が来る合図だ
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☆一言解説
理科祭りがおもしろくて
理科委員になったこともありましたが
魚のエサのミミズ探しが嫌でした、、
17.「ツリーの建設中」
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この季節が来たと
背伸びして取り出す
ホコリ被った箱
中身は
クリスマスツリー
この時期だけ再会する
仲間たちに挨拶
お星様、サンタさん、
音楽隊の皆さん、
正体不明な方々
現在、ツリーは建設中
キラキラのマフラーを巻いて
今年もよろしくね
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☆一言解説
子どもの頃は
毎年クリスマスツリーを
たてていました!
18.「星空と自転車」
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寒くなる頃に
遅くまで作業していると
忙しいサンタさんになった気分
作業を終えて
高校の帰り道
自転車に乗って
寒さに潤む瞳の先
美しい冬銀河
この丘を越えたら自転車は
トナカイとソリになって
この星空の中
悲しみの世界に
希望を与える
サンタさんになれるかな?
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☆一言解説
高校生の頃
遅くなった自転車の帰り道
星が綺麗だった。
19.「あの丘の朝焼け」
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高校の通学路
冬の早朝の自転車
冷たい体から溢れた
ため息の
白い靄に溶けた丘の先
そこから見えるのは
なんとも美しい冬の朝焼け
その混ざり合う紫色の空は
冷たく澄んだ青さと
優しくて暖かみのあるオレンジに
包まれた
繊細な心をうつす
美しい絵画のよう
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☆一言解説
高校生の頃
冬の朝の自転車の通学時
朝焼けが綺麗だった。
20.「重たいシステム」
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重たいシステムを
通してしまうと
熱を持った感情も
熱を持った装置の中で
固まった笑顔に
そんなシステムは
捨ててしまって
身軽に世界へ駆けていきたい
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☆一言解説
最近の通信は発達しているので
あまり遅延することもないのかもしれません。
読んでくださって、ありがとうございます!!




