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雑記帳  作者: 勇寛
2/3

近未来?

続かないかな?

続くかな?

第1放 脱出劇!!


BEEE!!!BEEE!!!


緊急用のサイレンがけたたましくが唸る。

その音が鳴り響く中、全力で通路を駆け抜ける影があった。


「クッソ!ッるせえ!!バカヤロウがッ!!!んな音鳴らさんでも、ヤベエのはわかってんだよ!!」

「せ、先輩!!こっちです!急いで!!」

「おお!ちょっと待て!!」


キンと軽い金属音が手の中で鳴る。周囲の音に紛れ、聞こえはしなかったが手に伝わる感触でそれを引き抜いたのは確かだった。

引き抜いた“それ”をT字になった通路を左に曲がる瞬間、真後ろに向け投擲する。


「ちょ!先輩!!」

「バカ!走れってんだよ!!止まってんじゃネエよ!!!」


 たたらを踏んで立ち止まる女、それに怒鳴りつけるようにして全力で走る先輩と呼ばれた男。

 2人は都市迷彩柄の上下に同柄の降るフェイスのヘルメット、編み上げたコンバットブーツに、自身と同程度の大きさのリュックサックを背負い通路を駆け抜けていた。


「来るぞ来るぞ来るぞ!!!」

「こんなトコで光波型手榴弾なんて投げるなんてぇぇぇぇ!!」


 二人ともがその場で今まで走ってきた側に向け、両手を差し出す。

 その両手には一種異様な物が見えた。

 和物の篭手である。全身は都市迷彩の現代的な装束であるというのに、その腕にはびっしりと経のような文言が書き込まれた篭手を嵌めている。


「「我を守れ!連珠の盾よ!!」」


 2人が同時に同じキーコードを唱えた。それに反応し、篭手の文言が2人の眼前に網を編み上げるように淡く光を放つ。

 同時に、今彼らが遁走して来たT字路から、勢いよくブルーの光の奔流が流れ出す。


「きゃー!!きゃー!!!きゃー!!!!!」

「バカか!!気合込めろ!!死ぬぞ!!!!」

「は、はいぃぃぃ!!!」


 ミシミシと音を立てて、篭手の淡い光が彼ら2人を包み込む。その光とつりあうようにしてブルーの光があたりを照らす。

 そのブルーの光に照らし出された通路のちょっとした出っ張りや、地面の細かな隙間からブスブスとこげた臭いが立ち上る。


「く……」

「うううぅぅぅ……せんぱぁいぃぃ……」


 “先輩”はふらふらとしながらも立ち上がる。

 “先輩”は情けない声を上げる“後輩”に手を差し出し、一気に立ち上がらせる。

 こんなところで立ち止まる時間など無いのだ。


「急ぐぞ……。走れなきゃ、置いて行くからな」

「ふぇぇぇ……。す、少し休憩できません?」


 ヘロヘロな様子の“後輩”に向かい“先輩”は先程光が溢れたT字路を指差し、


「アレに捕まる覚悟があるならいいが?俺は、知らんぞ?」

「へ?」


 指差した先から、ズルズルと粘着質な何かを引きずる音が聞こえてくる。

 T字路から姿を現したのは、周りをこんがりと焼き焦がした光の中にいたものだったのだろう。

 全身を焼け爛れさせながら、脚を引きずりこちらに歩いてくる人型の“なにか”だった。


「せ、先輩ぃぃぃ……」

「解ったら走るぞ?いいな」


 何も言わずブンブンと縦に頷く“後輩”。

 それを見ると、“先輩”は腰元から音も無く、抜き放つ。

 一見銃のように見えた。

 しかし、それに銃口は無かった。丁度銃口に当たる部分がガラス状の玉で覆われていて、仮に弾丸が装填されていれば、暴発確実な仕様である。

 しかしながら、


「しつけえんだよ、生ゴミ!」


ダキュン!!


 向けられた銃口から、光線が放たれる。ブルーの光がトリガーを引くたびに連続して空間を切り裂く。

 その先にいた爛れたヒトガタは、光線に刺し貫かれると共に地面へと膝を突く。

 しかし、1人目を倒すたびに、2人目、3人目がその屍を超えてやってくる。

 時間稼ぎとしても、お粗末な結果ではある。


「チッ!!」


 軽く舌打ちをすると、そのレーザーガンを腰のホルターにしまい、先行して逃げ出した後輩の女を追いかける。


「アシッドスモーク!」

「はぃぃぃぃっ!!」


 全力で駆け抜けた先、開け放たれたドアの向こうから、真っ赤に塗られた丸い玉が飛んでくる。

 自身の足元に飛んできたそれを勢いよく飛び越えながら、ドアの先に転がり込む。男が飛び込むと同時にドアが閉められた。

 今まで駆け抜けた通路が一瞬見えた。赤の玉から勢いよく同色の煙が噴射されている。その煙の正体は強酸性の腐食ガスだ。

 第4世代型の機械化兵にも有効な一品だと、兵器部のモヤシどもがほざいていた。

 そうはいっても、恐らく無傷の機械化兵には効力はあるまいと男は感じている。兵器部の連中の“入念な調査”とやらは数ヶ月も前のデータである。

 その間に更新される外装の改良には追いつけはしない。

 何せ、技術力に関してのみならばこちらは“結社”の連中の後塵を拝しているのだ。


「畜生っ!」


 勢いそのままメットを脱ぐ。なんにせよ駆け抜けたせいで熱くてたまらない。


「だめですよぅ、先輩」

「阿呆、熱くって真っ当に頭が働かん!」

「だってぇ。その格好じゃ、誤射されちゃいますよぅ。私とばっちりで死にたくないですぅ……」


 脱ぎ去ったヘルメットの下から出てきたのは、虎。

 人のシルエットの中で一種異様なその風貌はいやでも目を引く。人の頭があるべき場所に虎の頭が鎮座している。


「まあ、これはこれでいいもんだぜっ!!」


えーと。


思いつきを書いてみただけなので続きはまったく出来てません。


「価値を……」が煮詰まって浮気してみただけという感じですけどね。

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