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海のように深く  作者: 心雨
第12章
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上海に行こうと誘た

静香の賭けは成功に見えました。最初は亮がまだ少し慣れなくて、一人の生活が寂しそうに見えましたけど、でも、時間が過ぎて、彼はだんだん一人の生活に慣れて、逆にのんびりして、自由気満々の生活になりました。静香は1週間1回通っていましたが、亮の変化は肌で感じました。最初は静香に目も合わない亮ですが、少しずつ変わり、顔にも少し笑みを浮かべ、時々簡単な会話をし始めました。

静香はとても嬉しくなりました。彼女もようやく不安な気持ちが消えて、息子との生活を楽しみになりました。亮の状態が安定になると、健もだんだん安定していて、パーニック障害も軽くなりました。

亮は外出し始めました、それは当たり前のことです、一人暮らしなら、生活用品や食料品を自分で買わなければなりません。静香はこれを見ると、さらに亮に上海へ旅行に行こうと誘いました。旅行によって、亮の精神状態をさらに上向きにするのを期待していました。亮は元々上海が好きでした、小さい頃、上海に1年半住んだことがあり、中国語も問題なく、コンミュニケーションもできます。それに上海には何人かの親戚がいます。みんなは亮に会いたいです。人の温かみに接して、亮はさらに良くなるだろうと静香は考えています。

亮はすぐ上海の旅行を同意しました。また静香は2週間の休暇しか取れないが、自分は静香が帰った後さらに中国に長期滞在して、上海以外の都市にも行きたいと言い出しました。それを聞くと、静香はとても意外でしたが、でもとても喜びました。「いいですよ、亮、思う存分中国で旅行してください」静香は言いました。

亮はすぐ行動しました。中国の地方都市について、いろいろ入念に調べました。興味津々の亮を見ると、こんな積極的に行動する亮を見るのは何年ぶりかと静香は感慨深いでした。


9月に大学の教学支援課から電話が来ました、春学期の学費が未納ですが、どうするかと問われました。静香はすぐ答えました、退学しますと。向こうも何も言わず、学費の未納が確認したら、除籍しますと言いました。

この日の夜、静香はすぐ先生に連絡しました。

「高橋先生

今日理工学部学生支援課の人から亮の除籍の電話をかけてきて、退学の返事をしました。

亮は最近だんだん元気になっていました。私の予想通り、一人生活し始めたら、元気になり、外出もしました。今は問題なく、一人で生活しています。

10月中旬ごろ私と一緒に上海に行きます、私は2週間で戻りますが、亮は後2か月中国に長期滞在します。中国の各地を旅行に行くつもりです。最近は楽しく自分の旅行プランを計画しています。

亮はもう大学には戻りません。これからどうするか、彼に任せます。仕事もしなくていいと私は考えています。

主人のパーニック障害も大分良くなって薬も飲まなくなりました。私の決断は正しかったです。」

高橋先生のメールが返してきました。

「陳様

今後についてのお話、了解しました。

亮君は一人暮らしができ、また、元気になられていること、少し安心ですね。

お母様のたいへんな努力には頭が下がります。

今後もご家庭で温かく見守る必要があるかと思います。

お母様、お父様もどうか心身をお大事になさってください」

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