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海のように深く  作者: 心雨
第10章
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ホームレスパーティーだ

時間が過ぎて、年末になりました。クリスマスの前になって、安藤先生はミニパーティーをしませんかと提案しました。英会話の先生デレクさんも賛成していて、英会話の当日にビールを買ってきました。英会話の教室は安藤先生のクリニックの会議室ですので、さすかに病院での飲酒ができず、三人はビールを持ってクリニックの外に出ました。クリニックは鉄道の沿線ですので、鉄道の高架の下に三人は足を止まりました。冬の夜ですので、風が吹いていて結構寒かったです。三人はビールを開けて、乾杯しました。ビールがキンキンに冷やしていて、冷たい風の中にさらに寒さが増しました。あまり寒いので、三人は乾杯するとすぐビールを大口で飲み干しました。静香はもともとお酒が弱いですので、ビールなのに2本飲んだらすぐめまいが起きました。高架の下にいるので、電車が通過すると大きな騒音で話もはっきり聞けず、そんな状態なのに、デレクさんはまだ冗談を言いました「ホームレスパーティーだ!」静香も笑いが止まらなかったです。

あまり寒いので、三人はビールを飲み干すとすぐクリニックに戻りました。それで、また英会話が始まりました。静香はこの日のためにたくさんのスナックを買いました、三人はスナックを食べながら、英会話を続きました。静香はずっとめまいをしました。ただのビールだけど、あまり飲む速度が速すぎるので、彼女はすぐ酔いました。安藤先生とデレクさんはずっと楽しく話をしている時、彼女はそばに座って、ボーとしているだけでした。さすかにデレクさんも静香の異常が気づきました。

帰る時、彼は静香に聞きました「陳先生、大丈夫ですか?」

「大丈夫です」静香は答えました。

バスに乗るのもやっとのことでした、でも、静香は朦朧になりながら、バスに乗って家に帰りました。

家に帰った時、デレクさんからまたLINEが来ました。「陳先生、家に帰りましたか?」

静香は何とかLINEを返しましたが、でもすぐベッドに倒れ込んで眠りました。翌日、デレクさんにLINEをしたこと自体は忘れました。

このことを静香は冗談めかして高橋先生にメールで教えました。

後日、高橋先生からメールが来ました。

「陳様

楽しく過ごされておられるご様子、何よりですね。

亮君はこの前の金曜に今年最後のゼミを終了しました。お気づきになられたように、ある企業の最終面接がその前にあり、無事終わったようです。エントリーシートのいくつかの箇所をどう書けばよいか、私も相談を受けていました。

今回の面接で採用になるかどうかは全く分かりません。今回がたとえうまく行かなかったとしても、来年3月~5月に就職活動が本格化します。その時に備えて、何かお役に立てるかは分かりませんが、亮君のバックアップ役として、ゼミの時にもいろいろ相談を受けながら、うまく進んで行ってくださればと思っています。

それでは、皆様良いお年をお迎えください」


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