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海のように深く  作者: 心雨
第10章
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また連絡をした

11月のはじめ頃、大学から通知が来て、11月5日に父母会を開催する予定でした。同時に学生達や父母には相談会も開ける予定でした。仕事の関係で静香は出席ができません。でも、亮の現状は彼女がとても知りたいですので、だから悩んだ後、彼女はまた高橋先生にメールを送りました。

「高橋先生

お久しぶりです。

11月5日に父母会がありますが、個人面談があり、そっちで亮の単位についていろいろ聞きたいことができると思いますが、いろいろな原因で行けないかもしれませんので、代わりに先生に聞きたいです。今回春学期は亮が7単位を取りました、悪くないと思いますが、全部で30単位ですので、今のペースで間に合いますか?計算すると1学期7~8単位だったら、4学期で30単位ですが、この30単位の中に論文の単位数は含まれていますか?論文も単位の中に含まれば、亮のペースは全然問題ないと思います。

亮は元気です。今は全身全霊で勉強に力を入れています。自分の食材を買いに出かける以外、すべての時間を勉強に使っています。私もこんな時期がありましたね、大学受験前の3か月間、我を忘れるほど集中しました。今、亮はきっと楽しいです。亮はもう回復したと言えるでしょう。どれぐらい先生の力に頼りましたか、大概の人ができることではありません。

理性に考えて先生にさよならと言ったが、でも蓋を開ければ、なかなかそれが簡単にできませんでした。それを言うとまた先生に迷惑になるから、ここまで」

静香は高橋先生の返事来るかどうかが不確定していましたが、意外に高橋先生の返事がすぐ来ました。

「陳様

たいへんご無沙汰をしております。単位につきまして、分かりにくくてすみません。お母様のご認識通りで、卒業までに30単位が必要ですが、私が担当している非線性システムA演習A~Dの4科目が必修で、3単位X4=12単位を亮君は確実にもらえます、(私とのゼミをしっかりなさっておられるので、この12単位は確実です)、ということは、残り18単位を2年間で取ればよく、1科目2単位とすると、18単位÷2単位=9科目を2年間で履修できれば大丈夫です。

なお、修士論文は「研究指導」と言うものに属しており、これは単位が付きませんが、最重要科目です。こちらは、毎週の私との研究合わせで着々と準備ができていますので、今のところご心配なさる必要ないと思います。

最近の亮君は、就職のためにインターンシップに参加したり、早期の就職エントリーに応募したりしておられます。私も驚くほど元気になって来られました。今の所は、亮君の自主的な活動を見守るようにしています。もし就職活動で悩む様子が出たら、教員としてできることは限られますが、心の支えになれるよう務めます。

毎週オンラインで打ち合わせをしておりますので、亮君の状態について何か相談すべき様子が見えましたら、お母様お父様に連絡いたします。ご家庭でもお元気の様でしたら、今の所は安心していただいていいかと思います」


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