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海のように深く  作者: 心雨
第10章
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コロナに感染した

8月に入りました。夏休みの間、静香はカナダに住んでいる伯母さんに呼ばれてバンクーバーに行く予定です。伯母はバンクーバーに移民していて、従弟は向こうの投資銀行に勤めていました。静香は赤ん坊の時から伯母に育てられていましたので、実の娘見たいに可愛がられ、毎回呼ばれて、バンクーバーはもうかれこれ4回ぐらい行きました。

バンクーバーでの軍資金を貯めるため、静香はまたワクチン予防接種のアルバイトを開始しました。でも、ある日バイト中に突然の悪寒と震えを感じました。最初はクーラーの利きすぎと考えたが、でもすぐ高熱が出ていて、全身も痛くなりました。静香はやっとの思いで仕事を終わり、すぐタクシーで家に帰りました。家で体温を計ったら、38.5℃でした。彼女はすぐ自分がコロナに感染したかもしれないと思いました。事務長と連絡を取り、次の月曜日の仕事は別の先生に頼んで、朝一クリニックに行って、検査すると決定しました。

月曜日の朝、静香は2重マスクを着けて、バスに乗り、クリニックに向かいました。到着すると、婦長はすでに待っていました。「先生、熱はまだありますか?」婦長は心配そうに聞きました。

「まだありますよ、今朝37.7℃でした」

「早く検査しましょう」婦長はすぐ検査キットを出して、検査しました。

1分も立たないうちに結果が出ました。陽性です。

静香はこの明らかに陽性を示した赤い線を見て、言葉を失いました。やはり、この日は来たか。静香は心の中に言いました。

「先生、10日間隔離です。私は事務長に報告しますので、先生はすぐ家に帰ってください」

静香は検査キットに指をさして言いました「記念のため、持ち帰ってもいいですか?」

「どうぞ」婦長はしょうがなく言って苦笑いました。

家に帰ると、静香はすぐ健に自分が感染したことを教えました。2階の静香の部屋は隔離部屋になり、静香は籠りました。

体中はとても痛くて、全身力が入らず、寝ているしかありませんでした。そんな中、静香は検査キットの写真を撮って、森田先生にLINEを送りました。

森田先生のLINEはすぐ返事が来ました「静香ちゃん、なん、なんと陽性?!」

「そうです」

「今はどう?」

「熱はあり、全身が痛いです」

「ワクチンは打ったよね?」

「2回打ちました」

「それなら大丈夫、ワクチンを打ったら大丈夫、寝ていて、水をたくさん飲んで」

「分かりました」

熱は3日間続きました。静香はとても心配でした。熱が下がらないと重症の可能性もあるので、彼女は結構気になっていました。毎日健はごはんを作って2階に持ってきて、静香が籠っていた部屋のドアの外に置いて、それで静香は自分で取りに行って、ごはんを食べました。食器はまたドアの外に置いて、健は取りに来ることになっていました。

4日目の時にようやく解熱しました。静香はやっと安心しました。森田先生のLINEも丁度来ました「静香ちゃん、大丈夫?」

「やっと熱はなくなりました」

「よかったね。静香ちゃんは丈夫ですから、問題ないと思っていたわ」

「ありがとうございました、心配かけてすみません」

体調は少し良くなったところ、静香は試して高橋先生にメールを送りました。

「高橋先生

運が悪いことに、私はコロナに感染しました。土曜日の夜から発熱して、そのまま3日間発熱続きました。月曜日の朝検査して陽性を判明しました。3日間ずっと寝込んでしまい、今日ようやく少し良くなりました。なかなか熱が下がらないから、ついに自分が重症になるかなと考えてしまいました。感染症にかかり、これも医者の宿命かもしれません。それでも大事に至らず、回復して行くのは、本当に感謝しなければなりません。幸い亮と主人は無事でした、二人は元気はつらつ。

先生も学生さんと近距離で接触しているし、気を付けてください」

静香は高橋先生が絶対返事をくれるだろうと思いましたが、でも高橋先生は沈黙のままでした。静香はとても意気消沈しました。自分は高橋先生の心の中にそんな重要な位置にいるではないですかと静香はだんだん意識しました。森田先生はすぐ返事くれたのに、高橋先生は反応すら見せませんでした。静香はすごく失望しました。やはり自分はただ片思いしているだけかもと静香は考えました。


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