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海のように深く  作者: 心雨
第9章
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未練が持ったまま

2月の中旬ごろ、悩む末、亮は入学の手続きを完成しました。これを見た突端、静香も元気になりました。

「高橋先生

こんにちは。

入学手続きが終わりにして1週間が過ぎましたが、亮は元気です。毎日昼間自分のことをやって、夜には良く眠れていました。最近、私はあまりいちいち部屋に見に行かなくて、実際何をしているかは分かりませんが、でも表情も精神状態も安定しています。やはり亮自身の決定で院生を決まっていたので、そのため、2年間切っていない髪の毛もバッサリ切って、とても爽やかです。亮はもう心から決めましたと思います。ただ、今は先生の課題をやっているかどうかは分かりませんが、金曜日に先生が確認してください。このまま院生の勉強がうまく行けば、亮は自己否定の渦から抜け出せると思います。

私と先生はまだ長い道のりがあると思いますが、でも希望が見えました。私も最近亮に気を使っています、できれば亮に自由に選択できるようにしました。この2年間、一番手ごたえがある感じです。

あとは院生の勉強がうまく行くように願っています。本当に先生の助けがないと今までは来られないと思います。何回も先生を感謝しても感謝しきれません。

先生ともこのままいい友達でいてほしいです。亮が卒業しても、先生との友情を続けるように祈っています。多分、これは一番いい選択と今はつくづく思いました」

静香の心底にはまだ高橋先生対する未練が残っています。健とは関係の悪化は全然ありませんが、でも何が足りない気持ちです。健とは高橋先生とのような会話ができないし、しても無駄見たいな感じがあります。どうせい、健に言っても理解できないでしょう。彼女は一生懸命自分の主人と仲よくしようとしても、どこか無理にしていると見えます。でも、彼女も理性が失われていません。自分が結婚している身では、これ以上もう一歩踏み出すのはできないと考えていました。それでも、彼女の高橋先生に対する気持ちはだんだん高ぶっていました。

4月1日に亮は修士勉強の初日を迎えました。最近状態はいいですので、静香はあまり心配がしませんでした。彼女もいつか、亮は自分のことなら、自分で決定するのが一番と考えていました。

その日の夜、高橋先生からメールが来ました。

「陳様

亮君は修士一年の最初の日を迎え、本日は新年度最初のZOOMの研究打ち合わせをしました。

少し前には、科目登録について相談もあり、無事に修士の生活に入ることが確認できて安心しています。

研究打ち合わせは今までの延長でもあり、修士論文に向けてゆっくり時間をかけてプログラミング+数学の修行と続けています。亮も辛抱強く経験を重ねておられ、この調子で進めて行こうと思います。

拙い指導ですが、今後ともよろしくお願いします」

これを見ると、静香はとても喜んでいました。自分と高橋先生の努力は報われたと感じました。

「高橋先生

メールありがとうございました。お気遣いありがとうございました。

最近安心したのか、亮の動向にはいちいち伺わなくなりました。順調に修士の勉強が始まり、大変うれしいです。ただ、一つのお願いがあります、時期が熟すれば、ZOOMではなく、対面のゼミをしていただけませんか?そうすると、家での引きこもりも改善します」


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