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海のように深く  作者: 心雨
第6章
34/78

ついに勝った!

亮は確実に日に日に元気になっていました、でも、静香たちとの会話は依然ないまま過ごしていました。ただ、ごはんの時、階下に降りてきて、三人一緒にご飯が食べられました。そんな中、静香は少し安心して、友達との旅行も計画しました。

4月中旬、静香はまた高橋先生にメールを送りました。

「高橋先生

今日も仕事が忙しいですか?邪魔ならごめんなさい。

同僚の医者から日本の混浴に関する本を渡され、読んで感想を聞かせてと言われて、本を読んでいました。なかなか面白いでした、長い間日本に住んでいましたが、まだまだ日本が分からなくて、勉強は足りないなと思いました。

先生は今でも私と一緒にお茶をすることに対して、そんなにいけないことと思っていますか?確かに中国と日本の習慣が違うかもしれないが、友達の間は極めて普通のことと思いますが。

亮も院生の手続きが終わり、ようやく安心しました。今週末、友達と温泉旅行に行きます、言わば女子会です。帰ったら、また途中の面白いことを話します」

静香は今まで何回も高橋先生をお茶に誘いました、毎回は返事がありません。今回も実は期待を抱いていません、ただ言ってみようという気持ちで、半分冗談で尋ねていました。心の中、彼女は先生の真面目さに心が奪われて、拒否されても怒りもしません。

でも、今回高橋先生は返事をしました。

「陳様

お休みの日メールを差し上げます事をお許しください。

亮君が落ち着いたら、つまり、先日のように、学位記を受け取り、大学院の推薦入試の手続きを済ませたら、一度お母様にお会いして直接話をさせていただく機会を持ちたいと思っておりました。ちょうどお母様のほうからご提案をいただきましたので、お会いする日程を調整させていただければと存じます。

お母様もお仕事がおありなので、なかなかお互いが合う日時を見つけるのが難しいかもしれませんが、4月21日(水)、22日(木)、23日(金)、28日(水)のあまり遅くない夕方(15時~19時の時間帯のどこか)でしたらお会いすることが可能です。また、ゴールデンウイークの後でしたら、5月7日(金)、12日(水)、14日(金)などが同じく都合がいいです。

またご都合などお聞かせいただければと存じます、場所についてはお母様のご都合もおありかと思いますので、柔軟に対応いたします。

よろしくご検討ください」

このメールを見ると、静香は思わず心の中にガッツポーズをしました。やった!ようやく高橋先生は返事をくれました!彼女はこのメールを見て、ついに自分が勝ったと思いました。いつ頃だろう、知らず知らずに静香は高橋先生に心が奪われました、高橋先生の優しさに彼女はとても惹かれていました。でも彼女は決して焦りはしていません、彼女はずっと高橋先生が会うのを言う日を待っていました。で、この日がついに来ました!

彼女はすぐ返事をする気持ちを抑えて、夜になってようやく返事をしました。

「高橋先生

月末は仕事が多いので、休みが取りづらいです、本当にすみません。ゴールデンウイーク以後にさせていただきませんか?5月7日金曜日の午後3時で先生の都合はどうですか?場所については都内がよくわかりませんが、大学付近の喫茶店でいいです。先生は案内してください。

先生に会うのは楽しみにしています」

 毎週金曜日には静香の腎臓内科の外来が予定しています。ただ、外来患者はそんなに多くなく、また予約制ですので、休診しやすいです。それに休日に家を空けるには健に理由を言わなければならないが、仕事の日は何も言わずに出かけやすいでした。今回高橋先生と会う件について、静香は健に秘密にしていました。これは結婚20何年、静香は唯一健に嘘をつけることになりました。でも静香は後ろめたさが全然ありません。

 高橋先生もすぐ返事を来ました。

「陳様

ご連絡ありがとうございました。

それでは、5月7日(金)の15時にXXX駅で待ち合わせましょう。

大学の近くに落ち着いて話せる喫茶店が見つからないので、XXX駅にさせてください。お母様は横浜から電車1本で来られますね、私も大学から2駅でその日は帰りますので、ちょうど都合がいいです。

よろしくお願いいたします」

よっしゃ!時間も場所も決まりましたし、後は会う時楽しく会話だけ。静香はとても嬉しかったです。彼女は早速休診の申請を出しました。予約患者は前後の金曜日に移動しました。少し手間はかけたけど、高橋先生に会える喜びに比べると、小さなことでした。


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