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閲覧注意アンドトチ狂った頭注意 最終章 答え合わせ(3)

小説の投稿履歴を見たらクソ寒い時期に始めて一年とちょっと超えました

小説書くのって結構楽しいですよね。

閲覧注意です。はい

テストが終わったので速いペースでかけるかと思います

頑張ります

 吉野は美味しそうに並べられている料理に目を向けながら自分の普段作るもやし料理とのなんとも言えない雲泥の差と言えるクオルティの高さに心惹かれていく。コンソメスープに色とりどりの野菜が入ったミックスサラダ、サーモンと香草のテリーヌ、そして匂いからして牛肉のミートローフと言ったまぎれもないご馳走である。そして、雰囲気を出すために明るい蛍光ランプではなく小さなキャンドルとムードライトをつけているだけである。じっくりと周りを見渡し比嘉の手際の良さに感銘を受けながらもその様子を微笑ましそうに見る比嘉の目線に今自分が置かれている状況に改めて思い知らされる。よく言えば客人悪く言えば人質、比嘉にとっては前者であることは間違いないが吉野にとっては後者が当てはまる。

 「いい雰囲気でしょ?学生の頃にバイトしてた先が飲食店でね。そこのギャルソンまぁ、食事を出す係りをやっていてね。学生の間はお金がなかったからな。授業のない時間にフレンチレストランのバイトしながらそこの味を盗んだってわけ。この前面接行ったところがそうだよ」

 美味しそうに並べられている食事、すぐに食べたいと思う吉野だがこの食事の中の一つに何らかの薬品が入っていたらと考えると食べることが億劫になる。相手の出方を待ったほうがいいのだろうか、自分の第六感がそういっているのか、食べれば危険だと言うことに警報はずっと流れたままだ。

そんな緊張感をよそに体は変に素直で理性よりも空腹が勝り、ギュルルルと胃の中の空気が空腹だと言うことを響かせて知らせ今まで頑なに拒んでいた感情を一気し凹んでしまった。とことんバカだなと思う吉野に対し、今までそんな表情を見せなかったためか比嘉はおかしなくらいに興奮している

(この人まさか、発情期か!)全くもって違います。ただ比嘉は吉野がツンデレなだけと勝手に判断し、しかも吉野がタイプの女性であるだけに余計に興奮しているだけだ、つまり吉野が言う発情期とは全くもって異なるのだ。

 「もしかして警戒してる?そんなに固まることないよ毒とかましてや薬なんて入っていないよ。入ってたら俺だって食わないし。試しにお毒味してみようか」

まず比嘉は、フォークを持つとテリーヌに手をつけるとゆっくりと噛み締めながらゆっくりと飲み込んでしばらくじっと固まる。

「うっ!」

胸ぐらを握りしめるようにうずくまり慌てて吉野が駆け寄ってくるとニンマリと笑って吉野の素っ頓狂な表情を見て一つ歓喜を覚えるのだ

「我ながらうんまいお」

心配した自分がバカだった、吉野は自分のバカ兄貴と比嘉が重なり合い一抹の殺意を覚え何か良い凶器はないだろうか、そうだ帰ったら真っ先にバカ兄貴を半殺しにしようと考えその意図に気がついた比嘉は尻に敷かれるのもいいかなとふと脳裏をよぎるがそれは別の話。

色々な食事に飲み物を口に含んだがなんの変化も現れず吉野は一瞬心に余裕を生んでしまう。しかし、比嘉の拷問の一つはすでに始まっている。空腹で目の前に食事があるにもかかわらずそれに手をつけることができない、さらには毒味と称して食事をとる光景を見せて焦らせようとしているのだ。

空腹を満たすために情報を提示させる、最悪なギブアンドテイクを行おうとするのがこの男の手口なのだろう確認を徹底すればこのような事態にはならなかったが気が焦り判断が鈍り、そして致命的な失敗を招いた。どうしたらいいと最後は自問自答するだけである

「そうだ、優子ちゃんこれ見覚えあるかな?」

ふと立ち上がり戸棚を開けるとそこには大学ノートが一冊あり見覚えのあるマスキングテープが貼られている。間違いなく優子が探していた夢日記がそこにあった。

「なんで持ってるんですか?まさか」

正解と言わんばかりに右手にオッケーマークを示すと特定のページを開けてそこをゆっくりと指で示すと顔をとっさに背けた吉野に無理やりノートの内容を見せた。そう吉野がここで起こる最悪について書かれていてここがどこであるか、夢に出てくる顔の見えない男がこれから吉野にないを行うのか次に苦しめられるのは尊敬すべき先輩である浅野であると言うことが信じたくはないがそう書かれているのだ。

浅野を苦しめる内容は、尊敬していた笹野刑事の生命の危機である。それは比嘉にとっては好都合のことである。いらない駒はいらないおもちゃは捨てるに越したことはなく自分の味方のふりをしてコソコソと自分の過去を調べそしてあのバスジャック事件の主犯としての証拠を探していたのだ

浅野も笹野と似た洞察力を持っていて消失してしまえば島津と李を潰せば簡単に落ちると、夢で警鐘を知らせていたはずがそれを教えることができないため皆苦しめていく、そして自責の念という吉野の優しさに壊れろと言わんばかりの行動だった。

「優子ちゃんが守りたいことが壊れていく瞬間は見たくないけど、今回は君のためだよ。今まであった捜査の君の思う警察を作るためにはこいつらを切り捨てないと行けないから。君の思う回答を是非とも答えてほしいな。」

たとえ事件の真相を語らずともこのノートに書かれていることは決して間違えない。むしろそのとうりになっていくというのが筋である。ある意味では抗うことのできない運命であると解釈することも可能だ。何度かこの現実を変えたこともあった。しかし今回ばかりはできそうにもなかった。回避するためには夢日記を読む必要があるが肝心の夢日記本体は比嘉が持っていて到底奪取することは不可能だ。そして夢の断片ながら覚えていることは比嘉が無理やり口の中に食事を含ませてくるということ、そして突如として始まるストリップショーと姦淫行為という拷問である。どれか一つでも回避しなくてはと考えていた矢先であった。突然、テーブルに置かれていた比嘉の携帯がなりだしせっかくいいところなのにとブツブツと文句を言う比嘉。その時、吉野はあることに気がつき抵抗の「て」の字が出ないほどショックを示した。それは今まで気がつかなかったが比嘉の左肩が右肩に比べて若干沈んでいると言うことだ。そしてきっちりとバスローブを着込んでいて気がつかなかったが革製のバンドのようなものが比嘉と話をしている時に、袖からちらりと見えたのこともけして間違いようのない事実である。そして同業者であると言うことを考慮して懐にしまってあるのは推測ながらニューナンブ、警察官が持っているあの拳銃であろうと言うことである。数分ほど会話を済ませて比嘉は吉野の方をみて驚いたような表情を浮かべ、夢日記のあるページを読んだ後その的中率に驚きながらも幸せを感じているようだ

「さっき上林から連絡があってさ。虎ノ門付近の俺の家をローラーでしらみつぶしで探しているんだってさ。滑稽だよな。確かに虎ノ門に俺の家はあるよ。でもこのノートの中に書かれているように全くもって外れ。あそこは上林の名義で住んでいるだけで本当は・・・この風景から察するにどこだと思う?」

窓の外に移る風景東京の夜を飾るにふさわしい情景だがこの場所と虎ノ門の風景が違って見えた。ここは虎ノ門と同じ港区でも六本木の界隈であると言うことであった。答えを知った時にこりと微笑み吉野座る椅子の前で片膝をつき耳元で官能的に(と言ったような感覚で)答えを聞き出してくる。甘くささやくように且つ現実を突きつけるようにそっと語るのだ

「答えは一体どこかな?君の答えを聞かせてくれないか?これくらいなら決して君の言う捜査になんら影響は出ないだろう?」

「六本木のビル群」

正解と言わんばかりにぎゅっと抱きしめて頭を数回撫でると無気力となった吉野に優しく唇にキスをする。それは一瞬のような、長時間のような、薄っぺらいような、濃密なようなそういった刺激が吉野の脳から体から何から何までムズムズと与えてくる。口が離れて刺激に余韻に浸ろうとするがここで受け入れてはならないと警察官の信念が奮い立つ。そう感じてとっさに吉野は比嘉にあのことの真意を聞く決心をする。

「あんた、その胸元に隠しているのはニューナンブだろ?そんな物騒なものを隠して、そもそもあんたは警察庁の人間だ。そんなおっかないもの持ってるはずないのにどうやって手に入れた?あんたの言う完璧な返答で答えてみろよ」

その問いかけに意外性を持ちさらに先ほど答えた時よりもさらに歓喜のなんとも言えない声をだす比嘉、狂気じみた声にさすがの吉野でも金切り声のような声に思わず椅子から立ち上がり後ろに身を退けた。そして吉野の唇に触れた箇所を重点的に触りその指を舌で舐め回したかと思えば指についたヨダレを嗅いで自分の胸元に塗りつけた。そしてあっけにとられていた吉野の両肩を強く揺さぶりその喜びをアピールする。気持ちが悪くなるような感覚に襲われそうになる。

「なんて言った?俺がニューナンブ持ってるだなんていつ気がついたんだ?いい子すぎるよ優子ちゃん。だから俺は君を見ると深すぎる愛情が芽生えてるんだよ。完璧な返答をしろ?可愛い君を見ながら答えろだなんて無茶な話だよ。今の俺を見ただろ?これほどまでに性的な快楽を覚えたのは初めてだよ。愛されてる証拠かな?うれしくてたまらないよ。これじゃあ相思相愛じゃないか、食事をとりながら答えてあげるよ。」

比嘉の発言が一体何を言っているのかなぜこのようなことを言うのか不明だが夢日記がここにあると言うことを考えてこれから起こることの予測がついた。比嘉が拳銃の携帯について語った後に間違いなく、相思相愛の本当の理由を間違った形で実行に移すと言うことだ。夢日記に書かれていたことを実現する気で胸がいっぱいになり判断能力が完全に欠如していると言ってもおかしくないのだ。

吉野を椅子に座らせて比嘉自身も椅子に座り吉野に食事を与えつつ自分がなぜ拳銃を取得しているかについて大げさまでに話し始めた。これも吉野が考える犯人の犯行動機に対する完璧な返答を求めるからだ。

「なんとなく、俺も察しがついていたんだ。榛原が勝手にこの場所について話すんじゃないかなって思ったけどあんまり場所の把握をできていなかったから命拾いしたよ。それにそっちには元SATの隊員がいるんだろ?だったら護身用にと思って持っていたんだ。決して優子ちゃんに向けて使うものじゃない。誤射して優子ちゃんが死んでしまったら俺も後を追って自殺するからさ。それにしてもまさかこれに気がつくとは橘が育てた部下としてはある意味いいことだし賞賛すべきなんだろうけど、できれば気がついて欲しくなかったよ。」

全ての食事を食べ終わると比嘉は手際よく食器を片付けて歯を二人で磨くと吉野をお姫様抱っこでベットに寝転がらせると着用していたバスローブを脱ぎ身につけていた拳銃とホルスターをテーブルに置くといつの間にか用意されていた結構しっかりと固定しておいたポールに体をなすりつけてしっかりと右手でポールを掴むとゆっくりと時計回りでくるりと一回転してみせる

「いつの間に用意していたんですか?」

「いつの間にか生えていていました。だから、今日は本気出して踊ります。あんまり見ないでよ。興奮してしまうじゃないか。」

「ポール?」

「ポール」

「スキーのポールじゃなく」

「踊るポールだよ、優子ちゃん」

そう言いながらもぐるぐると回転する比嘉雅仁もうすぐ30歳、言葉に反して行動は気持ちと伴っています。変態ですね。そんな中で吉野はまた刑事の性が働いてあることに再び気がつく。どことなくいい匂い、香水のようなキツイ匂いではなく少し果実酒のような香りがそこにふんわりと香る。どこか甘く、どこかビターな匂いだ。その匂いは、かつて島津が嗅いだと言っていた果実酒のフレグランスのような匂いとなんだか一緒のような気がして仕方がない。まさしく確信犯である。

「この匂い、果実酒?」

「おや?いいところに気がついたじゃないか。もしかしてあの店に行ったのかな?とってもいい匂いだろ。結構気に入ってるんだよ」

島津が捜査会議で報告にあげていた南の店にあった名無しのロッカーにあった残り香とこの匂いをどうやれば確証つけることができるか刑事としての思考が脳を巡りに巡っている。どこかあの報告書にあったことはないか何か見落としていることはないか。しかし考え込んでいたが比嘉に答える気があると読まれそうになるため極力下腹部の限定された部分を見ないようにするもどうしてもそこに気を取られてしまう。兄貴が昔ふざけて吉野の部屋に入ってきてその際まっぱで乱入してきて思わずそこを蹴飛ばしたことも。

「何を考えていたの?まさか別の人間のことを考えていたの?それとも僕に話してくれる気になったぁ?」

首を横に振り、ただぼんやりとあなたの姿を見ていたとつぶやきじっと比嘉の姿を見ようとすると目を手で塞がれ深く深くキスをした。本当に見ていてくれているそんな感情が流れ込んでくるように感じて止まなかった。面接の時に言っていたあること、男の子は母親から身体的・精神的、ましてやネグレクトだって受けていた。そのため、愛情を知らずに育ち、自分の思う愛情というものが間違っていることに気がついていない。そしてその愛情を表現しようとしているのは吉野で当てはめようとしている。

バスジャック事件の後に起こった強姦事件も間違った愛情を当てはめようとしたがあてはめる相手が吉野ではなく前園であったということだった。

もっと共感してほしいと考えたのだろうか。突然手錠をはずを着ていたバスローブを剥ぐと一糸乱れぬその姿に思わず抱きついて人肌の温もりを感じているように見えるが突然離れると再びポールの前に立ち体をくねらせながら激しく踊り始める。あんなところからこんなところモザイク必須な場所まで隠すことなく見せたり足だけで体を支えてたり、腕の力で体を支えながら逆立ちをして開脚するなど凄まじい筋力と演技構成と色気ムンムンetcなどを吉野に余すところなく叩きつけてくる。BGMをつけなくても全く飽きることはなく、最後まで飽きがこない。最後は吉野の目の前で変態極まりないポーズで締めくくった。

「どうだったかな?俺のダンス。ちょっと刺激が強すぎたかなってあれ?優子ちゃん?優子ちゃん!」

「すいません。何が何だか刺激が強すぎるというより頭のデータ容量が弾け飛んで処理できませんでした。」

吉野にとって比嘉が目の前であんなに激しいダンスを見せるということがわかっていても理解できず脳が結局追いつくことができていなかった。それでも最後まで見たというだけである意味大金星だった。

しかし、気になるのは全身に残る痣、ポールダンスをしていてつけたものではなく人の手によって生まれたもの虐待を受けた痕跡だ。一番大きくあるのは胸元の部分で何かの火傷のあとに残った傷を痣を作るなどして消したのだろう。その傷跡を見るに耐えられず一人ボロボロと泣き始めた。ただわからなかったが泣く始末である

「優しいね。優子ちゃんは犯人が目の前にいるっていうのに、こんなくだらない傷を見てなくだなんて、本当に優しい子だよ。ほんと優しすぎる。上林はね、俺の汚れきった体を見て綺麗だとか芸術だとか言った。その時は腹が立ったけど。あの店に上林は常連として着ていたんだ、その時に俺のダンスを見て何を感化されたか知らないけど俺の体を買ったんだ。その時あの店が何をやったのか知ったのさ。」

「売春行為・・ですか」

「そうだよ。そして、今頃血眼になって探している虎ノ門の家・・・あそこは家ではなく肉体関係を結ぶ場所。警察庁に入庁して最初の上司があいつだった。覚えていたんだ。そして俺はなんども呼び出さされて犯された。身も心も何もかも。そんな時に君を出張先の大阪の街で見かけて、声をかけて見ようか迷ったんだ。その後君を探してあの事件が起きた。いや起こしたというべきかな。そしてそんな君が警視庁と警察庁。大阪府警と受験してその時警察庁での面接試験の担当官になってさもしかしたら会えるんじゃないかなって。でも、俺が休憩中に俺のことを知った誰かが勝手に面接をして、本当は合格判定が出てもおかしくなかったのに勝手に不合格にした。許せなかった。

何勝手にやってるんだって思った、でも君は警視庁俺は警察庁、いつか会えるんじゃないかと思ってこの日をずっと待っていた、夢のお告げってすごいよな。本当に会えたんだもの。」

なんとも言えない怒り、どう言い表していいかわからなくなるほどの感情ふつふつと湧いてくるものに今にも身を任せようかと思った。

「だからと言って、あんな事件を起こしていいだなんて思わないでよ。あの事件でどれほど多くの人間が苦しんだと思っているの?自分が一番の被害者って言いたいわけふざけんなよ。人を散々コケにしてよくそんなこと言えるじゃない。

夢のお告げですって?冗談じゃないわ。あんたほんとに頭おかしいわ。最低よほんとに」

それ以上先は言えなかった。もっと言えばよかったと思っていたがなんとなく自分じゃ無くなるような、比嘉みたいな極悪で人の道に外れるのじゃないかと思ってそれ以上は決して言わなかった。

外道の仲間になりたくない、吉野の心を保たせているのはその言葉がぴったりだから。

「そう思うなら、それでいいよ。俺のことを悪く言ってもいい。だけどこれだけは言わせてほしい。君のことを愛してるのは間違い無いんだよ。君みたいな人が本当に俺の彼女なら、俺も少しは変わっていたのかな。」

そう言いながらゆっくりと気力がなく空っぽになって抵抗を見せない吉野をゆっくりとベットに寝転がらせ優しく抱きしめゆっくりと匂いを嗅ぐと掛け布団をかけて自分の体の傷を癒すように、今自分が吉野に対して最大級の愛情表現を行おうとしていた。しかし、吉野はどうも不審感があった夢日記の通りならここで比嘉は姦淫行為を行うはずなのに決して行おうとはせずただ髪や肌の匂いを嗅ぐだけでそれ以上の行為は決してしようとしない。そしてただ優しく抱きしめ肌の温もりを感じ子供のように甘え、眠りにつこうとしてくるだけだった。ウトウトと眠りにつこうかそれとも比嘉が完全に眠るのを待つかどうするか考えていた時だった。急に比嘉は目を覚まし吉野にローブを着させロープから解いた手錠をつけるとお姫様抱っこをしベットとは反対にあるルーバークローゼットの空きスペースに入れると指でしーっと示しドアを閉めてしまった。

隙間から比嘉の様子を見ることがじっとドアの方を見ていることが確認が取れる。その表情はとても怒りに満ちていて一体誰がくるのだろうかと思っていると呼び鈴が鳴りさっきまで見せていた表情から一転笑顔でドアに向かうそしてう変え入れた人物はもちろん比嘉と肉体関係を持ったことのある上林と顔を青ざめさせている笹野である。

「比嘉くん、あのじゃじゃ馬女はどうした。あいつのことが嫌いだから殺していいかな?」

「上林さん、言いましたよね。私にとって彼女はとても大切な存在なんですよ。殺すだなんてもったいない。もっともっと・・・ねぇ」

二人を部屋に招き入れると笹野は部屋を見渡し上林は乱雑に服を脱ぐのそのまま風呂場へと直行した。その感比嘉はワイングラスととても高そうなワインを取り出し何やら準備を始める。笹野が吉野のいるクローゼットの方を見ると比嘉と上林に気がつかれいなようにそっと歩み寄った。そして何も物音を立てるなとだけいうと再び立ち去ろうとしたためなぜこの場にいるのか問いただした。

「なんでここにいるんですか?なんで物音を立てるなと?」

「上林は危険だ、今日なぜ比嘉が嫌がったか。あいつは・・・比嘉のような人間を好んで肉体関係を持って快楽を覚えるんだ。俺も例外時じゃない。女嫌いも激しくて沙耶ちゃんを何度も殴っていたくらいだからな。物音立てた瞬間殺されるかそれ以上だと思った方がいい。上林が去るまで絶対に動こうとするなよ。」

一通り話した後、笹野は立ち去ろうとしたがその後ろに誰かが立っている。そしてゆっくりと振り返ると比嘉が焦りの表情を浮かべて立っていたのだ。そしてあまり聞こえないように小声で(気がついたのか)とだけいうと上林が脱ぎ散らかした服を片付けてハンガーにかけラックに吊るし再び吉野のいるクローゼットの前に立つと再び話し始めた

「さっき優子ちゃんが言ったことは当たり前だよ。決して会いたいと言って犯罪を行ってはならない。でもそれでも犯行を行った。これはまぎれも無い事実なんだ。そして俺は再び犯行を行う。何か分かるだろ?あそこに置いておいたポール今からもっとひどいストリップショーをするんだよ。笹野と一緒に、でもねここでじっとしていてよ。君が上林に殺されるところを見たくない。そして今から起こることは絶対に内緒だよ。俺は(警察官、比嘉雅仁)ではなくただの獣としての(比嘉雅仁)になるから」

そう言って立ち上がると笹野に命令をし服を脱ぐように指示し上林が風呂に上がるのと同時進行で笹野は風呂に入りその間、比嘉が何やらワインをワイングラスに注ぎながら吉野が食べた料理と同じ匂いの食事を上林に振る舞い比嘉もワインを口にする。そんな音が聞こえてくる。吉野は一度眠ってしまい目を覚ましある程度スペースがあることを確認すると音を立てないようにゆっくりと足を伸ばして座った状態で背伸びをした状態で少し小さく深呼吸をした。

その時、鉄に体を擦り付ける音、妖艶な音楽そして男性二人とベットに寝そべりながらワインを片手に飲む男が吉野の目に入ってくる。そしてポールダンスが終わったと思えば比嘉と笹野が上林の目の前で乱れ狂い始めた。夢日記に書いていた姦淫行為は吉野に対することでなく上林が二人に対して行うことだったのだと考えることができた。それを見ながら上林は喜びボトルに入っていたワインを比嘉、笹野両名にかけてその乱れた輪の中に入って楽しんでいた。その時の上林は満ち足りているような表情を浮かべるが笹野の顔からを生気が失われ作った笑顔がひどく、比嘉はそんな中でも微笑み楽しませて一通り楽しんだ後、上林はごろりと寝そべり眠ろうとした瞬間だった。笹野が体を拘束し仰向けに上林を寝転がらせると比嘉が馬乗りになって上林の口を塞ぎ喉元にサバイバルナイフを当てる。吉野はこの時直感的に今までも犯行で用いられていた凶器と同タイプのもので次に殺そうとしているのは上林のことであると悟る。

「上林次長。ここまで私の計画に賛同していただきありがとうございました。しかしもうあなたは用済みです。と言ってもなんですので今から場所を変えて改めてお礼させていただきます。私のできない部下の榛原と吉野刑事の侮蔑を含めて・・・ね」

んんんんんと首を振って抵抗する上林に笹野は首を閉めて窒息させて一時的に気絶させてその間に二人はスーツに着替えを済ませ吉野をクローゼットから出すと比嘉は手錠を外して服を着させて再び手錠をつけてそっと抱きしめた

「ごめん、長いこと待たせて。答え合わせは場所を変えて行うよ。車で移動するからその間ゆっくりしておくといい。ちょっとの間待っていてね。あのバカをトランクに入れてくる」

比嘉はスーツの上着を脱いで拳銃とホルスターを身にまとい再び上着を着直し荷物を持って先に上林が入っているトランクと荷物を移動させて吉野をお姫様抱っこで地下の駐車場に連れて着た。

そこには四人乗りで黒塗りの高級スポーツカーが止まっていて、これまじで私物かよって言いたくなった。ちなみに李の愛車は可愛い軽自動車です

「ランボルギーニですか」

「違うよ。よく見て」

「和製ベンツですか。うちの家は田舎のベンツを愛用してますけど、しかもミッション車ですけど、母が乗り回してます。父はどこで手に入れたかわからない装甲車ですけど」

「君のお父さんにはケンカ売らないようにするよ。消されそうだから」

ゆっくりと車の後部座席に後部座席に乗せて少しリクライニングを倒し眠らせにかかる

「目が覚めたらもっと楽しいだろうよ。いらないもののない世界が待っているから。それじゃあおやすみ優子ちゃん」

この時比嘉が見せる笑顔は邪悪な笑顔ではなくもっとも清々しいものであるが後ろにいた笹野は上林以上に比嘉のことをひどく睨んでいた

夢への実現まで残り10時間

警察の捜査が比嘉の行方をつかむまで残り19時間

そして珍しく季節外れな降った雪が赤く黒くなるまで28時間と少しである

結構長ったらしく書きました。すいません

上林をボコりました。はい

そういうこと書きました

次週は警視庁で起きていることを書こうと思います


おまけ

愛車の紹介です

吉野(優子)田舎のベンツオートマ車

下川 国産のセダンタイプの車

李 可愛い軽自動車

浅野 かっこいい国産のスポーツカー

島津 長年連れ添ったコンパクトカー

比嘉 国産高級スポーツカー(我ながら思う、フザケンナ)

みんな大好き榛原ちゃん  トヨ○

吉野兄弟 装甲車か戦車

です。

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