カウントダウン(4)
もうすぐ正月
この小説が一週年経ちました、これからもよろしくお願いします
吉野の元に橘が倒れてと言う報告が入って三時間が経って呆然と宿のラウンジで固まっていた
夢日記で、予知夢で書かれていたことが現実味を帯びて自分の中で現実との折り合いがつかないでいる
あのノートさえ取られていなければこんなことにはならなかった、そしたら橘は傷つくことはなかったのに
そう考えると胸が痛くなり途端にラウンジをでて用意された部屋の布団の中でうずくまってひたすらに泣いた
それしか、自分を保つことができなくなりそうだったから
泣いて泣いて泣き叫んでそれでも何も変わらない、ある一種の抵抗として受け止めていたかった
その声が聞こえてか下川は部屋に入ることをやめてさっきまでいたラウンジでゆっくりとコーヒーを飲みながら
捜査資料を読んでいく。吉野が受けた心の傷つまりあの事件によるPTSDが夢の予言という形でダメージを生んでいたのだろう。それほどまでにあの事件は残虐性を秘めていたといえ警視庁警察史に残る事件として列挙されるのはあながち間違いではなかった。
「かといって、あのまま放置するわけにはいかないしな。どうしたらいいんだか」
ラウンジの壁に掛けられている時計の時刻を見て東京においてきた仲間のことが頭に浮かび今ここにいていいものだろうか、吉野一人で行かせればおそらく途中で心が壊れていたからここで自分はいた方が正解だったと考えていたい。下川にとって橘はとても大切な存在だった、父親のような安心感と包容力そして何よりも心地よかったのは信頼感である。その存在が今消えそうになっていると考えると泣きたくてしょうがなかった
首を数回ひねると、ラウンジの入り口に人の気配を感じみるとこの宿の主人が二人分のコップに暖かいコーヒーを持って入ってきたのだ
「泣きたい時は、たくさん泣きなさい。一体何を調べているか、おらにはわからないけど泣きたいと言う気持ちはわかるよ」
コップを置くと茶菓子を取りに厨房に戻りその間、下川はずっと大声では出さないもののひたすらに泣いて、自分の気持ちをゆっくりと見つめ直した、父親のように暖かい橘の身を案じ、吉野が顔に受けた事件の後遺症、今尚東京で戦う多くの捜査員のことを考えて今まで溜まっていた自分の無意識の中に押し込めていた感情を一気に解放したのだ。一通りなくと再びラウンジの入り口を見た、すると、なく姿を見ていた吉野はとても驚いて、あまりなく姿を見ないためであろう、変わった一面を見て面白いと思った反面、バスジャック事件や今回の連続不審死事件、そして今起きている橘のことが心にのしかかった責任を感じて辛いと言うことの両方が一気に爆発しその現場をみたと言うところだ
「弱虫だよな、俺」
引きつりながら笑う下川に首を横に振って決してそうではないと伝えようとしたが言葉に言い表せない吉野。自分が撒いたタネを他人に押し付けてしまったと言う責任感からとてもではないが率直に自分の意見を言えない、そのような状況のためじっと黙り込んでしまう。情けない自分が今ここにいる、我ながらとても馬鹿馬鹿しいとしか言えなかった、
「気分転換に甘いもの買ってくるよ、ちょうどバス停の近くにクレープ屋があるしチョコ味食べる?どうする?」
「いいのか、そのバス停って?」
カタカタのわらうと昔のことを気にすることないような良い表情を見せて宿の主人に出かけることを告げてそそくさと、宿から出ていってしまい、下川も油断してかそのまま捜査資料に目を通していく、しかし当時の記録はあまりにも内容が難しいためまとめるのに時間がかかり一息ため息をついて再びまとめようとした時にひらりとメモ紙がおち見ると吉野の字ではなく深沢徹の字と考えられるもので(一歩も外に出るな)と書かれていた
何だろうと思い首を傾げていると宿の外に車が横付けされ慌ただしく降りてきた岳明が血相を変えて飛んで入ってきた。(嫌な予感がする)そう思い捜査資料を片付けていると宿の女将も驚いて下川の方を見ていた
そして摑みかかる用に下川のところまで岳明がくると目に入った資料とメモ紙を見てヘタリこんでしまった
「遅かったか・・・」
「一体何が?優子はバス停の方まで行ったはずじゃ」
「優子に伝えようとしたことがあったんだがいなくなってしまったか」
岳明は下川にメモを見せるとポツリポツリとそのメモの内容を説明し始め、ハネムーントリップと比嘉の関係に下川は驚きを隠せなくなり東京では下川公平が事件の確たる証拠の鑑定を終えそうになっていた
そして吉野は・・・
比嘉は・・・
用事が立て込んでいたと言うしょうもない言い訳ですんません
内容は今回とても薄っぺらい&この時酒飲んでるでもっと薄いです
正月休みは忙しいので、次は再来週です
「こんな小説でも読んで下さってありがとうございます(片手にカロリーメイトの吉野談)
「これからもどうぞよろしくお願いします(李談)
「早いけどあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(焼き芋片手に下川談)




