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咀嚼 (前編)

レポートがたまりすぎて頭痛いです

ゲーム実況見ながら小説書いてしまいました

すっんません

最初の事件が起きて4日目の朝が来た

そして捜査一課も特別忙しい状態でいる。比嘉に歩み寄ったもの

そうでないものの両方もまた同じである。

お互い捜査に進展があったためだ


「向こうは一体何を見つけたんでしょうね」


下川は、相手の行動を感がていた。よっぽどいい情報がそこにはあるのだろうかと想像を働かしているがそれに気がついた捜査員一人が睨みをきかせてきたために止めていた手を動かし作業を進めた。

もう一つ気になることは島津である。前園が警視庁に現れたため一瞬驚いたものの帰り際に言われたことが相当効いたのであろう心はどこか遠くに行っている。


「鹿児島で待ってる。今度は隆久くんが迎えにきてねっかぁ。くそー!俺も言われてみたいわ」


彼女いない下川は前園のような優しい女性に憧れを抱いた。

つまり島津が羨ましいのだ。柔らかい雰囲気で好きな人をずっと待っているそんな存在に対して一種の憧れを持っていたが自分にとってはなかなか無理な話であり空想の産物でしかない。


「いんまのち現れると()もよ。素敵な女性。かった優子がそうかもな」


「なんで優子?」


普段(かねっ)は強がっているけど、本当(ほんのこ)ちゃ寂しがりやでちっと甘え(ごろ)だし笑顔(えご)だってしおらしし(かわいい)。まさに優子って感じだよ」


この時下川は気がついてしまった。

李は吉野のことが好きなのであると

普段話している時でも、隣にいる時・ましてや捜査会議の時でも優子が隣にいたら顔を赤くしている。

この前比嘉に腕を引っ張られた時でも抱きしめていたのだ。つまりは確信犯である


「龍一、もしかして優子のことが好きなのか」


その瞬間李の顔が真っ赤になった、湯気まで出そうな勢いで

この話に島津が食いついた


「龍一君、優子さんのこと好きなの?どうなんだい?」


李が口をパクパクと開けたり閉めたりして困惑しているがさらに島津と下川は追い討ちをかける。今にも爆発しそうな李の目の前に不思議そうにこちらを見るものがいた。吉野である

本命が来たなどと李をまくし立てるが吉野はそんなのどこ吹く風と言わんばかりに李に近づく


「どないしたん?顔が真っ赤やん、熱でもあるの?」


慌てふためく李に吉野はおでこに手を当ててそのまま動かなくなってしまった


「熱はないのに顔赤いね。恋煩いかな、好きな人でもおるの?」


側を見れば二人はニヤニヤと笑っている、遠くを見れば浅野が何かを悟ったかのようにずっとこちらを見てくる


(おい)は優子のことを信頼しちょっし背中だっで預けられる。じゃっどん、うつつ抜かすつもいはないし恋愛なんち(かん)げてない」


突然の宣言に吉野は驚いていまい固まってしまった。それを見て李は嫌われた勘違いをしてしまい慌てて言い足した


「そう()つもいじゃねじ(おい)は、優子の事が大切(てせっ)なんだよ。時々(とっどっ)無茶すっで守ってあげたいんだ。もちろん、刑事としてむしろ一人(ひとい)警察(けいさっ)官として」


突然の告白に吉野はびっくりしてしまい下川と島津は勝手に意味を解釈し告白だと囃し立てた

萩原やその場にいた多くの捜査員たちは口に含んでいた飲み物を吹いてしまったり、咳き込むものが多々現れた。刑事部長は大笑いしている。


「龍一、一体何があったのかわからへんけど、とりあえずありがとう。何かあった時は助けてな、私そそっかしいところがあるからね」



吉野は資料作成に取り掛かるためにデスクに戻ったが李は顔が赤いを通り越して発狂しそうになっている



그렇게 의미가 아닌 것이다 (そう意味じゃないんだ)



ぼそりと呟いたが浅野は李のそばにゆくと頑張ろうねといってどこかにさっていった

しかも不気味な笑顔である

そう言うと、浅野は下川を呼び出し、早速捜査資料の保管庫へと向かっていった。島津も捜査資料をまとめて萩原に提出し別の捜査資料を作成していく。そして完全に取り残された李である


「資料作りをしよう」


そう思っていた呟いた時だった。

しーんと静まりかえる執務室がそこにはあって皆ドアの方を向いていた、たまらず李がドアの方を見るとそこにいたのは橘だった。橘が帰ってきたのだ


「橘さん!俺の目は狂っていないよな!」


萩原が近づくと少しやつれてヒゲは伸びていたが確かに橘がそこにいた


「すまなかった。途中でほっぽり出してしまった。」


橘は李に近づき頭を強く撫でた


「おいおい俺がいない間ずっと泣いてたのか?顔が疲れてんぞ」


(おい)のせいで橘さんに(ない)かあったらどうしようと(おも)て・・・ずっと待っちょったとですよ」


「俺はそう簡単に死にやしねぇよ」


李は嬉しさのあまり泣き橘に抱きついてしまう

尊敬する上司が帰ってきたことに感極まってしまった

大馬鹿者が!と刑事部長説教を受けてそこから30分たった時だった

どうしても橘が全員に言いたいことがあるといって捜査員たちを急遽招集することになった

この時集まったのは橘を擁護するものだけでそれ以外の捜査員はどこかに消えていい待っていた


「どう言うことだよ」


橘がいなくなった後の端末を吉野が伝えた

多くの捜査員たちは比嘉の捜査方針に賛同し橘の捜査方針から外れたこと、比嘉の捜査方針が無謀でもついていくなど全てを話した


「そうか。俺がいなくなった後にそんなことがあったのか。そいつはもう仕分けない事をしてしまったな」


捜査員たちはそれども橘が捜査に戻ってきたことがそれだけでも進展はあると思えた。


「あのーすいません」


入口の方を見るとそこにいたのは榛原でキョトンとしている


「会議中に申し訳有りません。実は吉野さんに用事がありまして」


そう聞いた瞬間、吉野は時計を見ると1126つまり11時26分




「ヤァァアァチあっjsジャパdhがhvsん」




とてつもない悲鳴が周りにいた捜査員の耳に8000のダメージを与えた


「面接行ってきます」


急いで執務室に戻り出かける準備をする吉野

榛原も吉野の手伝いをし早速行こうとした時に榛原が呼び止めた


「きおつけて。何があるかわからないから」


そう言われるとなんとなく若手捜査員たちをじっと見渡した

彼らも面接といって何か吹き込まれのかと思うと気が引けてくるが警察は縦社会と思い嫌な事を飲み込んでエントランスに直行した





「遅いですね。吉野さん」

  

エントランスで待つ比嘉は吉野が早く来ないかと思い待ち焦がれていた

まるで恋人の待つかのようにエントランスにある電光掲示板をぼんやりと眺めていた





「お待たせしましたぁぁぁ」




全速力で走ってきたためか顔が死んでいる



「吉野くん、大丈夫かい!さっき着いたばかりだったから焦らなくていいよ」


「時間を守らないと警察官失格です。」


「大丈夫だから、本当に大丈夫だから。それより行こうか」


車に乗り込み早速向かったのは銀座のとある場所。そしていかにも高級感がビシビシ伝わるレストランだ



「・・・・・・・・ん?」


吉野は自分が持っている固定観念が全て吹っ飛んだ

今までこういったところとは無縁であったため状況をうまく整理できていない


「どうかしましたか、もしかして嫌でしたか?」


「大丈夫です」


常連だよ的な顔している比嘉に一種の苛立ちを覚えた吉野、どこから突っ込んでいいかわからない。

早速店の中に入ると個室に案内されて見渡せば白を基調とした部屋に通され椅子に座るとメニューを手渡され早速確認するとメニュー表には値段が書かれていなかった


「どうされましたか?何か問題でもありましたか?


「自分のメニュー表に値段が書かれていないのですが」



吉野は安くて美味い、または自炊をするなどで値段にはケチをする方で値段が書かれていないということに驚きを隠せなかった


「値段は気にしなくていいので好きなものを頼んでください」




待て待て待て



今にも言いたかったがぐっとこらえて飲み込んだ

吉野はメニュー表を見て己の勘と刑事の勘で一番比嘉の財布にあまり痛手のないように注文をした


「もう少し贅沢をしてもいいのに」



そういうと少し不満な顔をした比嘉が吉野の方を見ていた



「まぁ食事が来るまでの間に少し話をしましょうか。まずは警察法の改正についてあなたの意見を聞きたいな」



吉野は率直に持論を展開した。今までのままでよしとし拳銃を使うことは良いが一般市民に危険がある場合にのみ使用すること無謀な取り調べは行わないことそれ以外に望むこと以外はなかった


「つまり、今までの警察法のままでいいということですかね。」


「そういうことです。そしてクリーンな警察を望みます」


にこやかに笑う比嘉に吉野は少し嫌悪感を覚えた、まるで心をあけすけに見ているように思える。

何をそこまでこだわっているのか、どうしてここまで執拗なのかどうにもわからないでいた。


「そうだ、少し経歴を拝見したのですが心理学の分野に精通しておられたようですね」


いきなりなんの話をするのだろうと思いそのまま聞いていく


「そうですね。これは私の知人のある男性の話です」


その男の子は裕福な家庭でその両親も周りからも羨まれるような存在であった。しかし家庭内では一変、父親は酒乱で酔うと母親と子供に暴力を振るい母親はそのストレスを子供に対して暴力ではなく教育という観点からその憂さ晴らしをし始めた。

もちろん何事にも一番出なかった場合は暴力を振るった。性的な暴力や育児放棄もそうだった

しかし、それでも愛されたいと願い続けたが結局愛されることはなかった。しかし彼にも転機が訪れたのだ。

閉鎖的環境から抜け出すきっかけとなったのが警察大学校の入稿試験を受けて無事に主席合格で合格しそしてどんどんと彼は出世をし瞬く間に天へと上り詰めていった

しかしそれでも彼は決して楽しくはなかったどうしても癒してくれるものが欲しかった。そしてある休日にその癒しとなる人を偶然見つけた

その人の姿を見て、是非とも彼女と話をと願ったが結局見つけることはできなかった

しかし、その男はその女性と知り合い再び出会うことができた



「そして彼は、その願いを叶えるために必死になっている。といったところかな」



吉野は薄々感づいていた、話に出て来る男の子はおそらく比嘉そのものを言っている。

会いたがっている女性が誰かはわからなかったがしかしそれはもうすぐ近くまでわかることになる

悪夢の現実化は始まった



比嘉は何を願い吉野を読んだのでしょうか

来週は後編です

お楽しみに・・・・・さぁ始まります



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