さぁ始めよう あの時の続きを
雨です 最近応援している球団が失速気味ですが頑張れと応援している今日この頃です
捜査会議は一度中断し橘は警視庁本部に戻り、管理官の萩原が新宿署で指揮をとる形となり気がつけばすっかり夜になっていて捜査員たちの顔には疲れの色が見て取れた。
皆口々に語ることは、橘がなぜ刑事部長にこのタイミングで呼び出されたか、李が口にした女性が犯人によって口封じによって殺されたということばかりであった。
この殺伐とした空間を下川親子、島津、李、浅野はするりと向けて医務室で横たわる吉野の元に向かった
あのタイミングで吉野が倒れたこと、寝言に行っていた内容、そして誰に自分を殺すように頼んでいたのかを聞き取るためであった
「龍一。そう落ち込まないでよ、今回の事件は最悪のケースだけれど君のせいじゃないよ」
浅野は落ちこむ龍一の背中を何度も撫でたが、龍一はよっぽど被害者のが自分が電話した相手であったことがシュオックであったのだろう(あのとき電話をかけていなければこんなことにはならなかった)という気持ちで胸がいっぱいであった
「이렇게 된다고는 생각하지 않았다 (こんなことになるとは思わなかった)」
自分があの時電話をかけなければこんなことにはならなかったとひどく後悔する李に浅野は声をかけることができなかったと後悔の念で溢れている、そう考えながらも長い廊下を抜けて一行は医務室に入った、警察署にしては似つかわしくない薬品が多く積まれた棚、どことなく漂うアルコールの匂いどことなく学校の保健室のような雰囲気が辺りを漂っていた
そして白いカーテンの向こう側に吉野はいた
「まだ、寝てるみたいだね。」
公平が近くに置いていた椅子を人数分集めておきそのうちの一つに座った
「前もこんな風に突然倒れたりとかしたのかな?」
浅野は首を横に振って公平の左となりに座った
「日頃はそうでもないんですよ。うとうとしてたら寝ていて気がついたら起きてノートに夢の内容を書いて・・・それの繰り返しでした。今回のように急に倒れたりということは全くなかったのです」
そうか、と一言つぶやき公平は吉野の右手首を触れて脈を測り額に手を置き熱がないかなどを診た
「若干脈が早いけど熱はなさそうだし脳にはダメージがなかったと考えられるよ。」
そういった時であった吉野は寝言ながらまた何かつぶやいたのを公平が気がつき聞いてみたものの声は出さないでただ唇が少し動くのみであった
「僕がこの子を見ておくから君たちは少し休憩していきなさい。この後も大変なんだろう」
でも親父と春人が言おうとした時であった、吉野が目を覚ましゆっくりと公平や浅野のことを見渡した
「すいません、途中で倒れたりして」
浅野はにこやかに首を横に振ると大丈夫と言って吉野の頭をポンポンと軽く触れた
ふふと笑う吉野は李のことを見つめて顔が強張った
「何かあったの?」
李は吉野に対してそっぽ向くと代わりに島津がことの経緯を端的に話をした
「それでこんな風になってしまったんだよ」
壁にもたれて腕を組む島津もまた同じように困惑していた、電話の相手が口封じに会いさらにあのような無残な殺され方を用いられさらに最初の事件と同様に犯人が書いたものと思われる怪文書がその現場には常に置かれていることこれらの要因が事件そのもの迷宮入させているのがなんとも腹立たしかった
「いったい何が目的なんでしょうか。なぜ此れ程、被害者にこだわるのでしょうか」
ぼんやりと目を覚ましながら吉野はつぶやいた
どうしてだよと春人が吉野に不審げに質問をした
「何だかね、犯人は誰かに対してものすごくアピールをしているというか。僕を見て!っていう感じがするっていうの
ただ何となく殺しているというよりも自分の存在を早く見つけてよっていうそんな感じがする」
公平も何となくそのような感覚があったという。それ以前になぜ犯人がアピールという行為を行うのかというところにぶつかった
「これはね、プロファイリング的な考えなんだけど犯人は攻撃性が高くさらに自己意識が非常に強い人間であると考えられるね。かの少年Aのようにね」
公平の口にした攻撃性は普段の人間生活では抑圧しているもののふとした瞬間に現れるものである、さらに攻撃性は人間の本能である
「それじゃあ、親父は一体なんだって思うんだよ。この犯人のこと」
一度口を開いたが再び公平は口を噤んでしまった。龍一の精神状況が気が気でなかったからだ
「構いもはん。話いごったもし(構いません。話してください。)」
何度か頷きそして重たくなったことばを公平は語っていく
「僕一人の独断ではあるけれどこれが正解だと決めつけてはいけないよ」
犯人は怪文書のメッセージを恋人に送るように書いている、そのプレゼントが惨殺された遺体であることは考えられる
仮に送る相手を恋人と断定したところでその当の本人は全く気がついていないだから怪文書とプレゼントと称した遺体は必死に送り続けて気がついてもらえるように皮脂になっているんだろうけど警察がいろいろ捜査しているから下手に直接的な行動に移れないだからほとぼりが冷めたらまた行動を起こす
「そう考えられるよ」
幼稚すぎるなとつぶやいたのは島津であった公平の考えにはある程度賛同しているが犯人の行動そのものには苛つきを通り越して呆れ返っていた
「仮に犯人がそう言ったアピールをすることによって何がある?何が恋人に当てた怪文書だプレゼントだ
やったことは殺人じゃないか」
李もその言葉に触発されたのか、それとも自分を責めている心境からだろうか行き場のない怒りがドロドロと体からにじみ出るように殺気を立てていく
「被害者は違法風俗を営んだものとそこで働くもの法に触れているとは言ても一人の人間じゃいこちゃ間違ごていない
ただ自分の目的だけで殺していいなんち丸でもって間違ちょっ」
だんだんと怒りが膨らみ始め今にも爆発しそうになった時公平が我が子のように優しく龍一を抱きしめた
「ヨンヨンの気持ちはよく分かる。たっくんもね。でも怒りや復讐に身を任せたらダメだよ自分が見えなくなってしまって最後は自分の身を自分で自滅させてしまうからね」
何度もこくこくと頷く龍一と島津に何回も優しく頭を撫でてポケットの中に入れていた人形焼を口の中に放り込んだ
「甘いものを食べて優しくなってね」
少し固い笑顔であるものの二人はほおばりながら人形焼を口にした、ただし春人は別の意味で殺気を立てていたが公平は完全に無視した結果になった
吉野はこの光景を見ながら事前に新しく橘から新調された夢日記改にこの夢の内容を書いていく
浅野も人形焼をもらったため食べ酔うとした時であった、新宿警察署の刑事河野が医務室に飛び込んできた
事件とは別方向で拙い内容の議論が繰り広げられていたのであった
警視庁から戻った橘が口にしたのは驚くべき内容であった
そして辞令と称し捜査会議室のホワイトボードに書かれていたことは警視庁本部捜査一課のものにとって最低な事態であった
「すまんみんな。刑事部長も警視総監もそして俺も止められなかった」
多くの捜査員が目にした内容は以下のとうりである
翌日付けより警察庁刑事部次長 比嘉雅仁警視監及び刑事部職員 榛原沙耶警部 以下両名を捜査に参加させることとする。
いったい何がどうなっているんだと古参捜査員さらに比嘉の横暴を聞いた多くの所轄署刑事たちが橘に食ってかかった
「俺だってあいつらが許せねぇよ!だが今回ばかりは相手が悪かった。」
ざわつく捜査員たちの中から静かに萩原が橘に問いかけた
「警視総監すらひれ伏せる相手ってまさか」
苦虫を噛み潰したような顔を見せて橘が答えた相手は「警察庁長官」であった
霞ヶ関にいる比嘉はこの辞令を大きく喜んでいた。
というのもあるノートがきっかけでこのようなことが起こったのである
「優子ちゃんありがとうこんなにいい夢を見れたのは君のおかげだよ。もうすぐ君のもとに、君のそばに行ける
俺は優子ちゃんのことを考えてずっとこの計画や法改正を頑張ってきたんだ。もう報われてもいいよね。
愛しているよ。もうすぐ君と幸せな生活がぁぁぁ」
比嘉の中にある悪夢が吉野の心を蝕んでいくのはそう遠くない話であった
そう夢日記を盗んだのは比嘉だったのだ。
そのノートを見ながら比嘉は計画の第二段階へと動いていた
「僕も優子ちゃんと同じ、あの時見た大阪で降った雪は赤くて黒くて素敵だったよね。又見れるといいなぁ」
あははははははははははははははははははと声高く笑う比嘉はもう誰にも止められないのである
最近、暑いのか涼しいのかわからない天気になっていますがみなさん体調は大丈夫ですか
私はなんとも病気なく過ごしています
もっと面白く小説家きてぇが本心です
さぁ次回からはこの小説の第二ラウンドです(前もこんなこと言ってたような)
比嘉さん大暴れします
そして吉野は自分の過去を見直すため旅に出るようなそうでもないような
では次回もサービスサービスゥ!!!!!!!




