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おわわわわわわわわわ!!

気づいたら木曜日になってました!!


え?なに?私だけ月から木にテレポートしたの?!


(めっちゃ遅れました。すみません…)

さて、文化祭も期末テストも終わり、待つのは夏期休みのみですが…


え?文化祭の様子全然聞いてないし、期末テストに至ってはあった事すら知らない…ですか?

確かに言ってませんでしたからねぇ…


やっぱり、説明入りましたか?


分かりましたよ…でも去年と大して違いは無いですよ?


まず、文化祭ですが…あの後、普通に文化祭を開きました。

補佐の子達…ヴィネットちゃん、リーフィーちゃん、ルーニャちゃんっていうらしいです…が協力して下さったおかげで、去年よりも余裕がありました。

それに、今年は先輩方だけでなく後輩ちゃん達とも回りました。要するに生徒会でって事です。勿論、カイリも一緒ですよ。

…え?王太子様ですか?

知りませんよ。というか、存在忘れてました。

酷くないですよ?最近話してないですし。


それから、テストですが…こちらあまり去年と変わりませんでした。

ソフィーが1位、私が3位、カイリは21位でした。

え?男子陣ですか?よく覚えないです。

王太子殿下はまた圏外で、ナレオン君は2位…だった気がします。


まあ、何がともあれ夏休みです。

夏休みといえば…そうです!里帰りです。

学園の生徒のほとんどが、やはり帰宅するようです。

勿論、私もしますよ?


「リッリィ!」


「お、ソフィー!どうしたの?」


「この休み中に会う約束、忘れないでねー?」


「忘れないよ〜。今月の20日でしょ?カイリ達が行商に来る。」


「そうそう!私は、生徒会の仕事もう少し片してから帰るし、なんかあったら学園にねー!」


「りょーかい!馬車来てるし、もう行くね!」


「んーバイバイ!」


「まったねー!」


生徒会の仕事は大量にあるんですよ。

やってもやっても終わりません。

で、ソフィーはそれを終わらせない限り、帰郷しないらしいです。

私は、仕事は家で片す事にしました。

ちびっこの面倒を見てくれと、ヘルプ飛んできましたしね。


私からすると、癒しの時間でしかないけれど、お母様たちからすると、中々の重労働みたいです。

癒されに行きましょー!!


「…リリー様…」


「…!え?カナ?!」


「…お久しぶりです。」


「え?!え?ほんとに本物?!」


「はい。」


「え?嘘!!会いたかったーー!」


「私もですよ。」


「修行終わったの?!いつ帰ってきたの?!」


「修行…まぁ、研修は終わりました。まだ正式なリリー様付きではありませんが…」


「ええ?!そんなぁ…」


「ですが、恐らくリリー様が高等部にご入学される頃には、リリー様付きに戻れると思います。」


「本当?!でも…会いにくくなっちゃうね…」


「そうですね…ですが、リリー様が戻ってこられたら、快適に過ごせますように、尽力します!」


「よろしくね!」


カナが戻ってきてくれたんですね…めっちゃ嬉しいです!

でも…ちょっと距離が遠くなった感じがして…寂しい気持ちもあります。


あ、カナというのは、昔の私の側仕え的な存在です。

カナリアという名前で、カナというのは愛称です。

小さい頃から…それこそ私が記憶を思い出す前から…遊び相手としてずっと近くにいてくれました。

私が学校に入学する1年前に、優秀な侍女さんになるべく、王宮に研修に行っていました。

それが、戻ってきてくれていたみたいです。


すっごく仲良くて、すっごく好きだったので、嬉しくて仕方ないです!!

ラナンに仕えて貰っているので、今は私専用の側仕えにはなれませんが、アンにラナンが仕えるようになれば、私付きになる予定です。


…とはいっても…高校に入学したら、たった1年で国外追放される予定なので、カナに仕えてもらえる時間は短いですけど…

そう思うと、ちょっと名残惜しいですね。

転生したばかりの頃は、こんなに大事にしたい相手ができるとは思わなかったですね…


あ、深い意味はないですよ?

百合の花は断じて咲きませんから!!


「ー様?リリー様?どうかされましたか?」


「あ、ごめん。なんにもないよ?ちょっとぼーっとしてた。なに?」


「っふふ…ふふふ…」


「え?ちょっ!カナ?!」


「ふふ…失礼…しました。ラナンさんに伺っていましたが、本当になんにも変わっておられないのですね。」


「え?そうかなぁ…」


まあ、小さい頃から、ラナン達の前ではすぐボケーッとしてましたし、そう思えるのかもしれないですね。

でも…なんにも変わらないっていうのは…ちょっと語弊があります。

…まるで…成長してないみたいですね…


「あ、そういう事ではないですよ?リリー様は成長されてます!そういう事ではなくて…なんか…性格が変わらないんだなと…使用人に対する反応とか…そういうのが…お変わりなくて安心致しました。」


あ、そういう意味なんですね。


というか、考えてることサラッと読みました?

エスパーですか?


「ふふ…リリー様は顔に出やすいようですし…」


あ、出てます?

隠してるつもりなんですけど…


アホとか、感情だだ漏れとか言わないでくださいね。

長所ですから。素直っていう長所ですから!


「リリー様をきちんと知っている方なら分かりますよ。あまりご存知でない方なら…分からないでしょう。」


そ…そうですか。

それならいいんですよ。はい。

社交で、考えが読まれたら致命傷ですからね。


「でも…カナは少し変わっちゃったね…なんか遠くなっちゃった。」


「そっそうでしょうか。」


「うん…昔みたいに接してくれてほしい…けど…」


「…完全に元通りとは行かないですが…善処します。」


「…なんか、ごめんなさい。」


「構いませんよ!!大丈夫です!」


なんか、無理言ってる気がします。

ごめんなさい、カナ…


「あ、到着したようです。」


本当ですね。

さ、降りましょう!


「お荷物、お持ちいたします。」


「あ、ああ。ごめんね。」


「いえ。」


カナの笑顔、可愛くて癒されるんですよね…

荷物、結構重いので少し申し訳ないですね。


って、さっきから謝りまくってる気がします。


「あ、おねーさま!」


お、この声は…あれ?体当たりしてきませんね…


という事は…


「アン!久しぶりね!」


「はい!お久しぶりです!」


アンもだいぶしっかり喋れるようになりましたね…

感動です。


「お帰りなさいませ、お姉様。お帰りを心よりお待ちしておりました。」


「お迎えありがとう、タグラス。私も会える事を心待ちにしていました。」


お、ぱああっとタグの表情が明るくなりましたね。

やっぱり、しっかり挨拶して欲しかったみたいですね。

当てられて良かったです。


飛びついてこなくなったあたり、タグも大人になりましたね…感動です。


お姉様は涙が出てきましたよ。


「おお!おかえりリリー!!」


「おかえりなさい。」


「お父様!お母様!お出迎え頂きありがとうございます。ただいま帰りました。」


「ああ、待ってたぞ。」


「毎年毎年ごめんなさいね。」


「お母様…大丈夫です。っと…お母様、その腕の男の子は…」


「ええ。カトよ。カト、リリーお姉様よ。」


おお!やっぱり、カトですよね!!

会えて嬉しいです!!


「カト、久しぶり!お姉様ですよ!」


「…ふぇっ!うわあああん!!」


え…泣かれました…

なんでですか…


は!まさかですけど…


「おおおおお母様?」


「おーよしよし…ん?なあに?」


「もももももしかして…これは人見知りというやつでしょうか…」


「ええ…たぶんね。」


おーまいがーです!!


まさかまさかの忘れ去られてましたよ。

何となく、そんな気はしてましたけど…ショックです。

お姉様、泣きそうですよ…


「…お姉様。大丈夫ですか?」


タグ、気遣わせてごめんなさいね。


でも…お姉様、しばらく立ち直れないです。

読んでくださりありがとうございます。

毎度毎度…すみません。

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