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0478勇者の行先
「僧侶、次はお前の番だ」
「ひっ!?」
勇者候補一行は、僧侶の流れ着いた道を頼りに旅を続ける。
(最近、勇者様は変わられたな、隠れたところでウンコするようになったし)
「まああの領主でさえもあたし達に従わざるを得ないってわけ! 国王陛下万歳ね!」
「……」
「どうしたの? 僧侶、暗いわよ! 馬車で旅できるんだからもう少し気楽にしなさいよね!」
「そろそろお前の住んでいた修道院だな、お前を売った奴らだ、俺には関係ないがな」
「……そうですね」
馬車に揺られて、やがて馭者が修道院についたことを知らせた。
「――――――わたしは罰を受けなければいけませんから」




