表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/30

バンパイアの家族

3日程だらだらと昼寝したり、クロちゃんと転がったり、ロー兄にババ抜きでボロ負けしたりしていたら、お客さんが来た。

「あの、こちらにローザリオンがお世話になっていませんか?」

??ローザリオンって誰?・・・ちょっと、何?はたかないでよ、ロー兄!

「何か用か。」

あれ?・・・そういえばそんな名前だった気もする。一度しか聞かなかったから忘れてた。

「弟のケルビンだ。」

ああ。医学生の弟さんか。

「兄がバンパイアとか言って、脅かしたりしてませんか?昔からの口癖で、血ィ吸うぞ。とか。様になるから困ったもので。」

ホントに知らないの?と、目でロー兄に聞くと、「バラすなよ。」と射殺されそうな目で見られた。

『あんまり似合うから、ホントかと思ってたー♪』

「ごめんねーお嬢さん、兄さんが脅かして。」

あんまり堂々と事実を話すとバレないもんなんだな。まあ、血も吸わないから普通の人と変わらないけど。


今夜は泊ってってもらう事にした。近くを通ったので、様子を見に来たらしい。

3年ぶりくらいだとか。積もる話もあるだろう。


せっかく同じ部屋にしたのに、ロー兄はいつも通り私の部屋に入ろうとする。

ケルビンさんが「兄さん、まさかそんな・・・」とか言ってるけど?

何がまさか?別に弟を嫌ってるわけじゃないと思う。

『今日は弟さんと一緒の部屋にしたら?』

「俺は男を抱いて寝る趣味はない。」

「・・・そんな小さな子に・・・」

「こいつはこの時期、体調を崩しやすい。直接の家族も失った上、おば夫婦にいびられていたんだ。精神的にも不安定だから、様子を見ていてやらないとな。」

「それは・・・そうですけど・・・」

「じゃあな。」バタン。


『弟さん、青い顔してたけどいいの?久しぶりに会うんでしょ?』

「このベッドが一番寝心地がいいんだよ。」

そっち?まあ、うでまくらしてくれるから私はいいけど。


弟さんが魂が抜けたような顔をしながら帰った後、


2日後にお兄さんの方が来た。

名前はガウストさん。顔色が悪い。

私の顔を見て、「リオン・・・お前こんな小さな子に・・・」とか言ってる。

どうやら弟さんに聞いてきたようだ。

もしかして、ロリコンとか思われてる?


でも後ろからお父さん(ラグドーラさん)もやって来た。

「お嬢さん、元気かな?リオンはちゃんと治療しているか?」

『はい。とても頼りにしてます。ちょっとスパルタですけど。』

と言ったら、「お前は運動が足りてねえ。」と怒られた。

ちゃんと今日の懸垂やったもーん。ぶー!だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ