表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/30

大人達の思惑(冗談)

う~ん。ぐっすり寝たー。

目を開けたら・・・黒髪黒眼の中年の男の人が顔を覗いてた。

『ぎゃあー!』

「うるせえ!」

ひどい、ロー兄!

「なんだよ、おやじ、着いたのか。」

え?お父さん?そういえばなんか似てる気もする。


リリーナさんは私を着替えさせながら、「もうじきお昼ですよ。お昼はサンドイッチですからね。」と言っている。

そんなに寝てたの?ロー兄を見ると、二度寝の真っ最中。

そんなに疲れるんだ・・・申し訳ない。


でも、お父さんに叩き起こされ、ほぼ寝ながらフォークでお皿をかき混ぜてる。

せっかくのローストビーフサンドならぬ、ロースト鹿サンドなのに。見る影もない。

「リオンは低血圧だからなあ。」

えっ?そっち?疲れてるんじゃないの?

しかも、略ってリオン?早く言ってよ。


お昼を食べたら今度はお庭へ。庭園とは同じ場所だけど、植物で区切ってあって、簡単にこっちに入ってこれないようになっているし、見えない。ブランコもここにある。

大きな木の下にあるベンチで、ロー兄はお勉強。図書室にあった古い医学書を読んでいる。

私は、へばりついて無理やり獲得した膝枕でお昼寝。

ロー兄に、「よく食ってよく寝ろ。そして肥えろ」と言われてるし。


すぴすぴと気持ちよく昼寝をする二人(あれっ?)に喜んだのは、保護者達だった。

「あのリオンの本性に怯えないなんて珍しい娘さんだ。リオンもいつもは警戒心が強いんだが。」

「もう、このままお婿に貰いたいわー。とりあえずこの夏は置いてってください。」

「まあ、10歳離れてはいるが、気も合ってるみたいだし。ちょうどいいかもしれない。修行にもなるし、置いていきます。」

そんな会話が飛び交ってるなんて、熟睡中で気付きませんでした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ