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お泊まりし隊の襲来

さて、デザイナーが泊まりに来た。

スタッフをいっぱい連れて。

地元のおばあちゃん達が、大変だろうと手伝いに来てくれたので、食事の支度に困らなかった。

助かった。

美味しいご飯が食べられたと言って大喜びしてるし。

夜中の謎の物音も、「刺激的!」とか言っていた。

そして、お礼にお金とは別にドレス一着送ってくれるそうだ。ラッキー!

スタッフは顔色悪かったけど、ゴブリンのいたずらでも見たんだろう。



「何日か合宿させて欲しい」と熱心な文章(をドクロ柄封筒)で送って来た、ロック歌手。

・・・まあ、いいけどさ。夜はほぼお化け屋敷ですが。それを期待してるのかな?

夜中に悲鳴が聞こえたような。いや、雄たけびかな?ロックは良く分からない。

3日泊まって、目の下に隈を作りながら、満足そうに帰って行った。

マネージャーさん?は、ふらふらだったけど。


「悪魔の歴史を研究しているので、ぜひ泊まりがけで調査させて欲しい」という大学の教授。

・・・悪魔は出ませんけど、まあ、どうぞ。

塔や地下を這いつくばって虫眼鏡で見てましたが。

シャーロックホームズか!ちょっとカッコいいじゃん!

でも、学生さん達は目の下が隈だらけだった。

寝られなかったんだね。ごめんね。ご飯がおいしいと泣かれた。


「悪魔が出るかと思うと、スリリングなので、ツアーを組ませてほしい」という旅行社。

・・・泊まりたいと言うなら、断る手もないけどね。

20人程のツアーだとか。寝袋で寝るのがまた良いそうだ。

それじゃあ、ということで、空き部屋を提供。

夜中の探検で、(脅かしはなしなのに)悲鳴あげっぱなしだった。いいのか?それで。


そして出た!悪魔払いの集団。誰が払うのか、火花が散っている・・・

ちょっとドキドキする。

見えてないようだけど、あなた方の足元で小人達もドキドキしてますよ。

ゴブリンがドアとか叩いて脅かしてるし。ちょっと大丈夫?

なんか水撒いてる。聖水とか?でも小人達は平気そう。”悪魔じゃないしなあ”

とか言ってる。

悪魔払いの集団は、疲れ果てて帰って行った。お疲れ様でした・・・


そして、人気俳優まで・・・なぜうちに?ドラキュラでもやるの?と思ったら、

今度は没落貴族の役で、ちょっと気分を味あわせてもらえないか、との事。

なるほどね。もちろんいいですとも。お化け屋敷でよろしければ。

執事のセバスチャンはちょっとご機嫌斜め。顔に変化はないけど、後ろのティーセットが震えてる。

そしてカメリアさんも。2人ともなんだか目が怖い。

リリーナさんは、姿を見せる練習にちょうどいいと今から気合い十分。

フェイサー先生は高みの見物だそうだ。楽しそう。

動く鎧と小人も興味津々。ゴブリン達は張り切っている。やめて。


そして、ピリピリした空気の中、イケメン人気俳優は世間を知って帰って行った。

・・・没落貴族の生活って結構大変だったんだね。

ここではいろいろ書かないけど・・・

お芝居のチケットを貰った。見に行ってあげよう。頑張れ。


そして、地域住民との触れ合い(?)も進み、一ヶ月。

一旦、日本へ帰らなければ。手続きとか、引越しとかあるし。


すぐに戻ってくるんでしょう?

早く帰って来るように。

知らない人には付いていかない事。

と念を押されまくり、無理やりうなずかされながら、空港へ向かった。


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