ネクロマンシー
「マダイキテイル?」
言葉を話すその幽霊みたいの・・・
あれは・・・
「ネクロマンシー・・・」
死霊や魔法なんかを使うモンスター
しかも人間の言葉を話すということは
知能もそれなりにある
「~~~~~」
ネクロマンシーは何かをつぶやく
するとその足元から
ゾッゾッゾ
と音を立ててスケルトンやゾンビが出てくる
「マジか!?」
一人負傷にそれの手当てをしてる状態
数で押されるのは正直つらい
湧き出るモンスターを目の前に
この前線を下げるわけにはいけない
そう思った瞬間
「おらぁぁーーー!!」
声を上げ群れの中に突っ込む
スケルトンはもうすでに対策がある
「しゃ!!」
頭をバックブローで叩き壊す
なるべく数を減らすために慣れた相手をつぶす
しかし
「うぉぉぉぉ」
この生々しいゾンビが問題・・・
「さっ!!!」
声を上げて蹴りでゾンビを突き飛ばす
しかし、致命打にはならず
そのまままた起き上がってくる
動きが鈍いのが助けだが
「くそ!なにか手はないか!?」
スケルトンは数を減らすが
ゾンビだけが残る
「フフフ・・・」
ネクロマンシーが笑っている
リゼのように炎を魔法でも使えれば・・・
そう思いすこし振り返る
そこには慌てて治療薬を使うリゼと
ロッドが横たわったまま動かない
「くそ!!」
二人を頼ることは出来ない・・・
頭の中がたくさんの物事が巡っていく
まず、ネクロマンシーって・・・
この辺りのモンスターレベルと合わないだろ・・・
あのとき・・・そうあのインファイトベアーと同じ
イレギュラーな状態?
だとしたら、やはり一時退くべきか!?
でも、まだロッドが・・・
ネガティブな考えしか浮かばない・・・
その中でもモンスターは迫ってくる
「まずはこのモンスターをなんとかしないと!!」
自分に喝を入れるように言葉にしてゾンビを飛ばす
しかし、物理攻撃が効かない・・・
慌ててしまう・・・
「ロッド!!ロッド!!!」
リゼが叫んでロッドを介抱している
「・・・ふー・・・」
彼女の声
そしてロッドの姿
それを見て少し自分を落ち着かせる
よくよく考えるとネクロマンシ―は最初の二発の魔法以外
モンスターの群れの奥に隠れて攻撃してこない
そして一度モンスターを召喚してから
随分と経つが追撃が来ない・・・
もしかして・・・
何となく頭に勝機が見えた
しかし、目の前のゾンビはまだ対処できてない
某ゾンビゲームなら銃で撃つか頭を吹き飛ばせばいいのだが・・・
「せっ!!!」
声を出して思い切り頭部に打撃を加えるが
クキ
っと音はなるが顔の方向が変わったゾンビがそのままいる
しかたないのでやはり蹴り飛ばして距離をとる
このゾンビは首が折れても動く
頭部を完全に破壊しないと・・・
この事態になってもネクロマンシーは動かない
読みが正しければ
あいつは自分で攻撃する手段が尽きたようだ
だがら後方に下がって戦況を見るしかできない・・・
なのに!
「せっ!!」
起き上がっては迫りくるゾンビ
距離をとる方法しかできず
あと一歩を決めれない
「く・・・そ!!!」
声に詰まりながら方法を考える
何か・・・・
何か・・・・・・
「!!」
今すごく端
頭の中の記憶の端の方
そこにかするものがあった!
(そういえば、昔のRPG・・・この手のモンスターは聖なる物が苦手・・・)
その記憶を封切に一気に頭が回る
(そうだ!!確か回復の呪文を死霊系の敵にあってて戦う。そんな手があった!!)
とあるRPGの攻略法・・・
最近のオープンワールドRPGでも何気に採用されていた!
ためす価値はある!
「よし!!」
神の吐息
回数はあれから幾分か上がったがそこまではない
これでだめならロッドを抱えて撤退・・・
移動速度は遅い・・・
なら撤退もかのだろう・・・
しかしネクロマンシーが思い通りとはかぎらない
できるならここで決着をつけたい
「ふぅぅ・・・」
呼吸を整えて右手に意識を集める
そして
「りゃ!!!」
フック気味にゾンビの頭部を目掛けて拳を振る
ゴッ!!
骨の鈍い音そして・・・
シュー――
音を立てて煙が上がる
「!ナ二!?」
後方のネクロマンシーが明らかに動揺している
ゾンビの方はそのまま崩れ落ち
形をなくしていった
「やった!!」
声をあげてネクロマンシーに目を向ける
そしてその前方に群がるゾンビに突っ込む
「ふっ!!」
息を強めに吐き
体幹に力を入れる
目の前のゾンビは蹴り飛ばし
起き上がる前に次のゾンビに神の吐息の拳
一直線にネクロマンシーへ
「ナ!!!」
戸惑うネクロマンシー
先ほどの余裕が嘘のように戸惑ってる
その間も距離を詰める
数が少なくなるだけで簡単になる前進
打つ数は少なく
できるだけ蹴り飛ばし
前方だけを広げるように
後方はもう気にしいない
「ア・・・ア・・・」
ネクロマンシーは後ずさるが
「はぁはぁはぁ・・・」
目の前に捕らえた
「ナゼ!?オマエノヨウナモノガココニイル!?イママデノモノデハココニハ!!」
どうやら格下の相手しかしてなかったらしい・・・
後方に動き出すゾンビしかし
そちらは見ずにネクロマンシーに拳を上げた
「くらえ!!ゴットフィ○ガー!!!」
よくわからないが某ウンダムのG的な声を上げて
ネクロマンシ―の頭部をつかむ
すると
「ギャー――――――!!!」
声を上げてじたばたする
そして手がブランと下がると
手の感触は無くなり
ネクロマンシ―は姿を消した・・・
そして後方のゾンビも崩れた
「終わった・・・」
安心感が心に広がりかける
が
「ロッド!!リゼ!!!」
すぐに後ろで治療している
二人に駆けていった




