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パーティーで洞窟

街に戻りギルドに報告

そして、武器のやアイテムの調達をした

ギルドは

「見つけた冒険者に探索の権利はあるとギルドでは判断しました。有益な情報をお待ちしています」

とのことだった

そしてそのまま武器を見に行く

「あのタケシさん」

ロッドが話しかけてくる

「ん?」

「あの武器は今のままでいいのではないかと・・・」

歯切れ悪く聞いてくる

「たしかに」

リゼも同意していた

「うん・・・今のままでも確かに戦えるけど・・・」

俺の話に聞き入る二人

「たぶん、洞窟内だと戦いづらいと思うんだ」

「なぜですか?」

ロッドは尋ねる

「見た感じあの洞窟は横に広がっていてあまり空間的に広いわけではないと思うんだ」

「あ!!」

リゼは声をあげて

そして理解したようだ

「洞窟内ではあまり武器を振れない?」

「そうなんだ」

彼女の言葉に答えた

「なるほど!」

ロッドも気づき声をあげる

「ロッドの剣は洞窟内だと振れないかもしれないだから、今回はナイフみたいんな小型の武器にしよう」

「はい!」

快活に答えるロッド

「あと魔法も制限があるかもだからリゼもね」

「はい!」

リゼも快く返事をしてくれた

そして心の中でアニメ知識に感謝した

異世界に来る前にみたアニメで得た知識で

なかなか的を得ていたので覚えていた

「ふー・・・」

なんとなく息を吐く

なんというかこれも年の功というか・・・

長年ゲームそしてアニメなどに興味をもっていて

近年のアニメの急成長もあいまって

ゲームでは何も思わなかったところをアニメが深ぼってくれる

なんてことも経験できてしまった

多分、これが若いころなら何も思わずアニメを見ていただけだろうが

古い時代からゲームをやっていたことで

洞窟というニッチなところの現実を知れる場面はとても興味深かった

そしてそれを自身で経験するとは・・・

「何が助けになるか・・・わからんな」

「え?」

「いや、なんでもないよ」

リゼが反応したが自分からでた言葉を静かに飲み込んだ

「よし!準備しようか!」

二人に声をかけて準備を始めた

・・・

準備をして再び洞窟に戻る

「ふ~さすがに疲れたな~」

「大丈夫ですか?」

「ああ、ちょっと休もうか」

リゼの言葉に答える

洞窟の近くの茂みで休憩する

「タケシさんは今回洞窟は初めてですか?」

ロッドがたずねてきた

「いや、前に小さい洞窟をちらっとね」

「そうなんですね!それは心強いです!」

ロッドは熱い眼差しでみてくる

「ははは、そんなたいしたものじゃないから、しかも魔物もたいしたことない土地だったからね」

そのまなざしに少しくすぐったい気持ちを覚えて軽く否定する

「それでも経験者がいると頼もしいわ」

リゼが答えた

「まぁ、今回も知識が生きるように俺も頑張るよ」

そんな話をしながら休憩をした

それから数分洞窟の入り口に立つ

「そしたら・・・今回は・・・俺が先頭にたつかな?」

「え?」

リゼが驚いたように言う

「どうした?」

「いえ、てっきり私たちに先陣をまかすかと」

リゼが言う

確かにここ数日は彼らに先頭を任せていた

だが、今回は洞窟に初めて向かう

そこはやはり俺が先を行った方がいいと判断した

「洞窟の中も不明だからここは一度俺に任せてほしい」

そういって二人に伝える

「わかりました!では後ろは僕たちが!」

ロッドは勢いよく答えた

それにリゼも同意したようだ

「じゃ、いこうか!」

二人に力強く言って探索を開始した

洞窟内は思った通り横に長く

天井はそこまで高くなく幅も広くない

空間はそのまま続く感じで当分広いところはない感じだ

それにしても・・・

「すごい匂い・・・」

リゼが言う

洞窟には腐臭が漂っていて

なんとも言えない気分の悪さを感じる

「二人とも大丈夫?」

「はい、なんとか」

ロッドは顔を歪めながら答えた

リゼも同様の仕草ではあるが同意した

そのまま立ち止まっていても何もできないので進むことにした

進むほどに濃くなる匂い

それに耐えながら進むとその元凶が姿を現した

「こいつは・・・」

見て声がこぼれる

「うっ」

ロッドがえずく

前から歩いてきたのは腐った体を引きずる人間・・・

生々しいゾンビ・・・

ってやつだろう

生々しい姿にさすがにひるむ数は多くないが数体が迫る

「二人とも!後ろに!」

「「はい」」

盾を構えて前に出る

動きは遅いそのまま盾で殴る

すると

生々しい感触が伝わる

「くっ!!」

あまりの感覚に個人的にひるみそうになるが

そのまま倒した

後ろの二人はその様子を見ていることしかできないようで

呆然としていた

その間に洞窟の奥からスケルトンが迫ってきて数が膨れる

さすがにゾンビを勢いよく飛ばすことは出来ず

スケルトンが倒したゾンビを超えてこちらに向いてくる

「くそ!!」

そう言ってスケルトンは勢いよく飛ばすが

その横から暗い影が通り抜ける

そして、後ろの二人に襲い掛かる

「二人とも!!」

声をかける

それと同時にロッドに襲い掛かる

「わぁ!!」

ロッドは引き倒された

リゼはロッドをかばい態勢を整える

ブラックシャドーが二人を襲う

二人を助けたいがなかなかの数でスケルトンが湧く

そしてところところ居るゾンビが

行動を制限してくる

あれがいることで足場が安定しない

二人を気に掛けるがやはり慣れてない地形

そして道具のせいか苦戦している

その間二体目のブラックシャドーが抜ける

「!!」

マズイ

対処できてない二人には二体のブラックシャドーは危険だ!

「二人とも!!出口に!!」

その言葉に

「でも!?」

リゼがいうが

「いいから!!!」

すこし語彙を強めていう

すると二人は転身して下がる

それをブラックシャドーが追いかけようとするが

俺も転身して目の前になったブラックシャドーを叩く

後方にスケルトンとゾンビの群れがいるが狭い道

あの二体は勢いよくは通れない

とりあえず目の前のブラックシャドー二体それも一度置いておき

二人を追う

その間何度かブラックシャドーの追撃を受けるがなんとかかわし

外に出た

二人は心配そうに洞窟を覗いていたが

戻る姿に安堵した表情を浮かべた

「大丈夫ですか!?」

ロッドが言う

「ああ、なんとかね」

そう言って後ろを確認すると

ブラックシャドーやスケルトンそしてゾンビは見えなかった

「ふぅ~」

とりあえずのため息

そして

「二人とも大丈夫?」

そういってロッドとリゼに話しかける

「はい、ロッドはすこしケガを・・・」

そのロッドは額から血を流していた

「!大丈夫か!?」

駆け寄って確認する

「はい、ちょっと頭を打ってしまって・・・」

そういってこちらを見る

「とりあえず治療だな、リゼ?」

そういって道具を出して治療を始める

まぁ治療と言っても万能薬を塗るだけだが・・・

「どうだ?」

「はい、痛みは引きました」

ロッドは言う

さすがの万能薬!

だが・・・

「二人とも・・・ごめん・・・」

そういって二人に頭を下げた

俺自身予想してなかった結果・・・

しかも二人を危険にさらした

「タケシさん・・・」

「そんな謝らないでください!僕たちが力になれなくて・・・」

二人とも申し訳ないような声を出す

「いや、ここは俺の考えが甘かった・・・今日は一度戻り考え直そう・・・」

「「はい」」

二人とも暗い面持ちで答える

今回初めての失敗・・・

そしてパーティーのデメリットを知った気がした

一人の時は考えなかった後衛・・・

それは心強いのと同じく

責任が後ろにあるということだと感じたのだった


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